ダライアス外伝

タイトー STG
アーケード/PS/SS/Win


☆あの光景が、再び・・・

 今でも、目を閉じればあの光景が蘇ってくる。
 鬼のように強いクジラ、ある意味サギなシャコ、動きが好きなイソギンチャクとカレイ、芸術的な戦闘が楽しめるタツノオトシゴ・・・。あの戦いは、今でも鮮烈な感動を覚える。
 ラスタースクロールが意図的に使われているおかげで、その世界もキャラも演出もすべてがトリップする要素となり、一度スタートすればそこはもう完全に「ダライアス」の世界にどっぷりハマっている・・・。
 今でもカルトな人気を持つSTG「ダライアス外伝」は、私に何を見せてくれたのだろうか。

☆数年ぶりの「ダライアス」

 「ダライアス」の1作目と2作目は、ある意味では憧れであった。というのも、1では3画面、2は2画面(後に3画面バージョンも出た)という大きさのため、置いてある店もあまりなかったから、見る機会があまりなかったのだ。
 そして長年の沈黙を破って現れた「ダライアス外伝」は、「ダライアス」でありながらも新しい世界を作り出していた。違いを挙げればきりがないが、個人的にはこの違いが最大の物だと思う。「ダライアス外伝」は連射命のゲームである−これが「ダライアス外伝」の「ダライアス外伝」であるゆえんだろう。
 初代「ダライアス」では、連射すると弾切れを起こしてしまう(画面上に出せる弾の数に制限があるため)し、「ダライアス2」ではオート連射(だったはず・・・よく覚えてない)だけど、反面「地形が敵!」なバランス(複雑な地形が多い)ので、どっちかと言えば地形を覚える方が重要だった感もある。しかし、「ダライアス外伝」では秒間24発の連射装置にも耐えるし、地形もそれほど複雑ではないものが多い。

 その為、連射装置がないと確かにキツいゲームではあるし、ハイスコアにも大きく影響しやすい(念のために断っておくが−手動連射でハイスコア更新やノーミスノーボムを果たしている人は実際にいる)。しかし、その代わりにテンポもかなりよくなっているし、パターンを覚えてしまえば一気にクリアする事だって可能だ。

☆1画面に凝縮された「演出」

 しかし、「ダライアス外伝」の最大の魅力は「演出」だと思う。背景で効果的に使われているラスタースクロールを始め、半透明機能なども所々で演出に使われている。例えば私が気に入っているものに、宇宙ステーションで、ステーション内に入ろうとしている時にステーションの外見が半透明になって消えていくシーンがある。
 また、「ダライアス外伝」でのボスなどではかなり芸の細かい演出が多く、ギャラリーしていると「おお、ここがこう動いてる!」などと楽しめる(プレイしている間は見ていられないけど・・・(苦笑))。

 だが、確実に言える事は、ただ一つ。この素晴らしい「ダライアス外伝」の世界は一度見た方がいい。どんなに言葉を重ねたところであの世界を表現しきれるとは思えないし。

☆ところで移植状況は?

 家庭で遊べる「ダライアス外伝」となると、一番はやはり「基盤」。本物だから当然ですね(って、それ以前にまだ一般的じゃないってば)。
 というのは冗談で。現実的な話をするなら、SS版にとどめを刺しますね。細かい違いはあるものの、「ダライアス外伝」のテンポなどはほぼ完全に移植されているし。「これで文句を言うなら基盤を買え」のいい例でしょう。ただしシャコだけはは完全な移植ではないので、シャコマニアにはつらいかな?(私はSS版で十分過ぎるほど満足してるんだけどね。アーケードでやりこんだ人に言わせれば「ダメ」らしいです、シャコだけは)
 それ以外はPS版、Win版がありますが・・・
 結論から言えばどちらも「却下」。
 特にPS版は基本的な部分からして満足な移植が出来ていないので(手動連打を少ししただけで簡単に処理落ちがかかるし、全体的に処理落ちが出まくる)。なんだかなぁ。要するに、SS版か基盤がベスト。
 あとは連射付きのジョイスティック。出来れば24発/秒のがいい(ホリ製のファイテングスティックSSがおすすめ)。裏技でオート連射に出来るけど、やっぱり少々つらいので・・・(ほんの少し足りないかな?ってところですが・・・)一応念のため、これでもきっちりクリアは可能です。

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 今でもたまにSS版を引っぱり出して遊ぶ事があります。そのたびにトリップ・・・
 現実逃避のお供にどうぞ(をい)