「バトルマニア」は、MDユーザー、特に「メガドライバー」と呼ばれる「濃い」ユーザーでは有名なソフト・・・だそうです。その理由は「べんとーばこ」を踏みつける絵があるから(苦笑)
実は裏技で、「SEGA」のロゴの演出の後に「べんとーばこ」、つまり任天堂のSFCをマニア(あ、主人公の名前です)が踏みつける演出があるんです。そして、それは当時のMDユーザーの心理を見事に代弁したと伝えられています(どこまで本当かは知りませんが)。
と、そういう事は置いといて。
とりあえず、よく言われているのは「バカゲー」って事なんですが、実はSTGとしても結構いい出来になってます。EASYモードならある程度プレイすればクリア出来るレベルになっているし。
他にも多重スクロールをうまく使っていたり(特に2面の地下へ降りていく時の多重スクロールは綺麗です)と技術的にも評価は高いんですが、そういった所は自分で見た方がいいでしょうね。ゲームの面白さに直接関係しないのは確かですが。
他にもエンディングのとんでんがえしがあったりと、結構楽しませてくれます。
しかしまぁ・・・ラスボスだけでなく、結構あちこちで無限稼ぎでカンストに出来るSTGってこれぐらいのもんなんじゃないか?(苦笑)特にラスボスの弾が5000点って・・・
ちなみに「バトルマニア」はライフゲージ制で、しかも得点を上げれば上げるほど増えていくというかわったシステムになっています。だから出来る限りライフを温存しておけば後半がラクになります。もちろんカンストがあるからライフは無限になりませんが、それでも平気で20以上(EASYだと30以上)のライフを稼ぐ事はたやすいハズです。って、ラスボスで稼いでもあんまり意味ないんですけど(苦笑)
しかしこのゲームにもネックはあります。
1つは、やっぱり「バカゲー」に近い物がある(というかほとんどバカゲー)んで、人によってはおもしろくないかも。特にギャグ(ちなみに私、ほとんどのギャグがわかりませんでした)。
もう1つは結構厳しい問題で、「中古での値段が高め」。特にプレミア的な値段を付けるのが好きな店では十八十九高めの値段に設定されてます。「高い」とはいっても4000円〜5000円ぐらいですが、一時は6000円いっていた事もあります。なんで高い値がつくのか理解出来ないんですけどね(それでも続編の「バトルマニア大吟醸」の1万overよりはマシですが・・・)。個人的には高くても3000円程度の内容だと思いますけどね。
なんにしても、安い値段で見つける、又は濃いMDユーザーに見せてもらう/買う方がずっとオトクだと思いますね。
しかしある意味、確かに貴重なゲームです。「べんとーばこ」が特に(苦笑)
ちなみに「べんとーばこ」のやり方は2Pパッドのスタートを押しながらMDのスイッチを入れるだけ。