STGが好きな人や、シューターならまず知っていることと思いますが、前作に当たる「イメージファイト」はアーケードゲームとして出て、当時はその難易度の高さゆえに有名になりました。なにしろ、「クリアした人の数は片手で足りる」とまで言われたぐらいですから・・・
今でも、「イメージファイト」を余裕でクリア出来る人は少ないでしょう。
その続編は、PCエンジンオリジナルのSTGとして出ましたが、こちらも結構厳しいSTGになっています。ですが、そこはアイレム。「やりこめばちゃんとクリア出来る」難易度になっています。
さて、前作をやった事のある人なら知っていると思いますが、「イメージファイト」は他のSTGと違い最初の数面で撃墜率が低いと、「補習ステージ」に飛ばされるという構成になっています。もちろんこの「2」でもそれは変わらず、5面までの撃墜率の平均が90%を割ると容赦なく補習ステージに飛ばされます。
この補習ステージは・・・はっきり言って「鬼」です。割と始めの方から「出来るかー!!」という複合攻撃が出てくるし、その難しさは本編を遙かに凌駕しています。いや本当。
それから、面のつながりもいろいろで、「コロニー面」「生物の体内っぽいステージ」「洞窟の中みたいなステージ」など、バラエティに富んでいます。さらに攻略法もそれぞれの面でまったく異なる為、クリアする為には何回も死ぬ事になるでしょう。ただし前作に比べれば「理不尽な死に方」は減っているので納得がいくハズです。
また、前作と同様に「ポッド」による全方位射撃も出来るし、特殊攻撃パーツの種類も様々なので、その「使い分け」も要求されます。さらに自機のスピード切り替えの時の噴射にも攻撃判定があったりするし、それが必要になる場面も少々あります。このようにちょっとしたパズル性もあり、「攻略」の楽しみを味わえる内容です。
とにかくやりこめば絶対クリア出来る内容になっているし、諦めなければいつかはクリア出来る・・・ハズ(苦笑)
後述しますが、8面道中と9面ボス以外は誰でもやりこめば絶対クリア出来ます。
1面・・・誰でもクリア出来ると思います。
2面・・・最初がちょっと意地悪。ボスには安全地帯あり。
3面・・・割と易しい。ボスはバリアを取れば、後は・・・
4面・・・基本的に易しい。ボスは自力で。
5面・・・少し難しくなってくる。ボスは努力と根性+ほんの少しの運。
補習ステージ・・・出来るかこんなモン!!(クリア出来ず)
6面・・・大抵の人は1発でクリア出来るハズ。そんなに意地悪じゃないし。
7面・・・あんまり言う事ないんだよなぁ・・・ボスも普通。
8面・・・大抵の人はここで投げ出すんじゃなかろか。道中が鬼。「見えない空中機雷」は実はヒントがしっかりあります。
9面・・・道中は易しい。ボスは鬼。8面と逆ですね。ボスは努力と根性とひらめきと運。
10面・・・書くことなし。
とにかく8面道中と9面ボスが全てでしょう。逆に言えば、この2つ以外は割とパターンが組みやすいハズです。
8面道中は・・・普通2、30回は死ぬと思いますが、少しずつパターンを組んでいけば少しずつ進めるハズです。ここだけ異様に厳しいんだよなぁ。
9面ボスは・・・戦闘の途中で、レーザーの動きにひっかけがあるので、それに気を付ける以外攻略法はありません。安全地帯なんてのもありません。二度とやりたくないです。
本気で「8面道中と9面ボスが全て」でしょう。
ここに比べたら前作もまだ易しいと思います(涙)