ネクタリス・・・PCEの初期の作品にして、既に完成されていたゲーム。
そのシステムは「大戦略」みたいに大規模ではないが、その分一手一手が極めて重要でかつ、かなり戦略的な物となっている。しかもバランスの取り方が絶妙で、初心者から上級者でも楽しめる・・・これを名作と言わずして何と言う。
しかし、なんといっても楽しいのはユニットの経験が溜まるのもそうだけど、一番なのはやっぱり「袋叩き」でしょう!!
特にハンター(最高レベル航空ユニット)3機で相手の低レベル航空ユニットを袋叩きにしたり、戦車ユニットで戦車又は歩兵を袋叩きにしたり・・・計算しているときの表示で圧倒的な戦力差が見えるので余計快感です。こちらが攻撃・防御共に900を超え、相手が共に8になった時の気持ちといったら・・・
それはともかく、弱いユニットでも成長させると下手な戦車より強く(というか、死ににくく)なるなどの要素もあるし、何よりユニット一つ一つに愛着が出来るんですよね。こういうのも「ネクタリス」のいい所でしょう。元々ユニットの数が限定されているというのもあるけど。
ちなみに、「大戦略」と比べる事はしないように。元々規模からして違いがありすぎるのだから。あっちはいわゆる「ボートゲーム」タイプのSLGで、大量のユニットを指揮するのが特徴(そのかわり一つの戦争をシミュレートする)。それに対し、「ネクタリス」は狭い地域を舞台にして数個のユニットを指揮したりする「局地戦」がメインなので、全部を見て始めて一つの戦争になるんですね。だから戦略の意味もかなり違うんです。
(注:もっとも、「大戦略」の名がついている「アドバンスト大戦略」シリーズは) (局地戦がメインだけど、アレはほとんどセガのオリジナルなのであくまで例外だ) (と思って欲しい。 )
PCE
Huカード版:最初の物。一応持っているがプレイしていない。
SCD版:「ネオ・ネクタリス」の事。「ネクタリス」と「ネオ・〜」の2種が入っている。ただし、「ネクタリス」のエンディングに音声がないらしい。また、「ネオ〜」は別物と割り切って遊ぶのが吉。「ク○ゲー」ともいうか。
SFC
「アースライト」「ルナ・ストライク」など。直接の関係はないが、システム的にはちゃんと「ネクタリス」である。「ルナ〜」はまだやった事はないが。「アースライト」もおもしろいよ。少し難しいけど。グラフィックは我慢しましょう。
PC−98
あのシステムソフトによる移植。私が最初にプレイしたのもコレ。操作性がかなり良く、マウスで遊べるのが快適。ただし、最近のマシンなどP5マシンでプレイするとワケがわからないぞ(早すぎるのね・・・)。現在は絶版なので、中古を探しましょう(でも滅多に出てこないけどね・・・)。PC−98版Win95のDOSプロンプトでも動きます。プロテクトをはずしてキーディスクを使わないようにするとかなり快適に遊べます。(というか、キーディスクって邪魔だよ・・・)
Win95
これは商品じゃないです。実は「ログイン1997年8/15、9/5合併号」の付録CDに収録されていた物。裏面もきっちり収録。
ハドソンによる完全移植だが、Win95のマウスオペレーションを基本とする為、PC−98版に比べると操作性が格段に落ちる。せめてマウスの自動移動ぐらいやって欲しい。(PC−98版ではやっている)
それ以外は特に不満は・・・あるぞ。セーブ/ロードがちょっとやりにくかったりするとかは特に。
(後にハドソンのHPからダウンロードできるフリーソフトになりました。)
PS・GB
まだ遊んでいません。