うしとらのたわごと 2000年11月


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2000年11月


遂に!!

 ついに揃いました。「真ク・リトル・リトル神話大系」全10(11冊)。
 ううむ、並べると結構壮観であるのことよ。
 これで当分はクトゥルー関係は探さなくて良さそう。実はまだまだ持ってない本は多いけど、もう12月も近いし、12月はゲーム関係が多いしコミケもあるからしばらくは本探しは控えようかと。それに何と言っても、「読まない」とまずいし(苦笑)
 しかしまー、よく揃ったもんだ。使った金額は・・・全部定価で買うよりは安いってとこか。ま、その辺は「集める楽しみを買った」と思えばいいんだし、いいか。

 ということで、当分は古本屋巡りなどはお休み。あとはダンセイニの「影の谷物語」ぐらいだしね、今の時点で買いたいものっていったら。
 ・・・本当にこれ全部読めるのかなぁ・・・(苦笑)

 それと、他の古本屋で通販した「異次元を覗く家」も届きました。これは直接的にはクトゥルー神話とは関係ないけど、「宇宙的恐怖」つまり「コズミックホラー」の原型、ということで読みたかった小説です。当然のように絶版(まぁハヤカワSF文庫だし・・・)。ちなみに団精二(荒俣 宏の昔のペンネーム)の訳。しかしこれ、俺が生まれる前の本なのか・・・(汗)

復活!・・・あれ?

 SFCで復活した「メタルスレイダーグローリー・ディレクターズカット」。
 で、早速遊んでみたら・・・「これ、ファミコン?(汗)」
 うーん、持っている「メタルスレイダーグローリーファンブック」に載っている画像と比べてもどこが違うのかわかりにくい(苦笑)ほとんど間違い探しというか・・・そりゃ細かくなったトコとかはあるけど、オリジナルやってない私にはわからん(苦笑)
 誰か、実機/エミュとSFC版を同時に動かして画面の比較してみた人いない?(苦笑)

 ま、ゲーム内容はクリアしてから評価するって事でおいとくとしても・・・箱といいカセットといい、おもいっきり力が入っていないのがわかりすぎ(苦笑)普通の「SFメモリカセット」の箱の一部に「メタグロ」のロゴのシールを貼っただけ、って時点で「いくらなんでもこれは(苦笑)」だったし。
 まー、メリットっていったら、クソ高いプレミア払ってFC版買わなくていいって事・・・だけだろうな、どう考えても(汗)あとはボツになっていたセリフなどが復活してるぐらいか。
 とりあえず買ったからにはクリアしますけどね。


作業は楽し?

 「ペガーナの神々」を気に入ってる最中なので、せっかくだからとPCでテキスト打ち。
 しかし案外、これが楽しいです。普段の読み方だとつい脳内変換で見逃してしまっている記述があったりするけど、テキスト打ちするにはどうしたって1字1字追っていかないといけない。だからじっくり読むのと同じ効果があって、前には気付かなかった事もわかるようになったりとか。
 まぁ、私がこういう事が出来るのは「ペガーナの神々」と「時と神々」ぐらいでしょうね。というのは、これらは短い話(小話)を積み重ねた上で物語にする、という形式で、1篇1篇が短いからなんですが。それに少しずつ世界が見えてくるのが楽しいんだこれが。
 とりあえずしばらくは「ペガーナの神々」を中心に、図書館で借りた本などを読んでいく事になりそうです。

 ちなみに図書館で借りた本では「お父さんは時代劇(チャンバラ)が大好き」「お母さんは『赤毛のアン』が大好き」という、「本の雑誌社」から出ているのがおもしろかったり。この2冊はシリーズで、「本の雑誌」(そういう題名の雑誌があるんです)に載っているエッセイ風マンガで、本に関する話がいろいろ載ってます。
 で、その中に載っていた「わたしはこれを"読みきった"」という話。どういうのかというと、「読み辛い本だけど最後まで読んだぞ」という自慢の話なのですね(苦笑)当然出てくるタイトルはいかにも「読み辛そう」な本ばっか。わかりやすいトコで「薔薇の名前」とか(私はパスね、これは・・・)。
 私の場合・・・あんまり記憶にないなぁ←楽しくない事は忘れるひと
 あ、「量」を挙げるなら、アガザ・クリスティ全巻読破(戯曲・エッセイなどは除外、あくまで小説限定ね)。あれはえらく時間かかるけど楽しかった。全巻って何巻だっけ?少なくとも100巻辺りだったような気はするんだが。


男の子と女の子

 やべ、出ていたの忘れていた。という事で遅ればせながら「サウス」を購入。
 そして真っ先に「革命の日2」。

 ・・・恵・・・気持ちはわかるが、「女の子の買い物」でなくて「男の子の買い物」でいいと言われてうっとりするのはどうかと(笑)天使までいるし(笑)というか、普通の女の子はバイクショップには行かないと思う(あ、一般的にの話ね。バイク好きの女性も結構いるけど)。
 っつか恵、お前「女の子」になるんだろ・・・?いいのか、それで(苦笑)
 そして真琴。ジャイアニズムですか(苦笑)まぁ兄(姉)の特(得)権はともかく弟の義務はなー(苦笑)家にもよると思うぞ。
 ともかく次回が楽しみである。今度はどんな風に「オモチャ」にされるかなぁ〜(何を期待しとる >俺)

 それと今度の「サウス」では「ふたりめの事情3 上手なカゼの治し方」もいい感じ。
 しかし「もう一度カゼひいてやるー!!!」やめとけ(苦笑)というか可愛いなこいつ。


同じ歳です

 ついに、「ペガーナの神々」創土社版を入手。
 「ここにありましたよ」と情報提供してくださった「知恵の輪」様ありがとうございます。
 という事で、入手した本は1975年、初版。ということは・・・そう、同じ歳です(笑)・・・そこ、歳を数えないっ(汗)

 しかしあるところにはあるんだね・・・(驚)
 今回買った本はパラフィンがボロボロな以外は結構綺麗な品。函付き帯はなし。
 印刷も結構読みやすい感じだし、いい買い物をしたと思います。そりゃ値段は当時の定価より高いけど、ネットで前に見つけた店はもっと高かったからまだいい方。

 とりあえず、パラフィンは交換したい(ボロボロすぎて、取り出したり読むたびに崩れていくので・・・)という事で、東急ハンズで購入。ちなみにケーキを焼くのに使われる物と、「パラフィン紙に似た物です」という事で「ジング紙」とやらを購入。どっちも1枚当たりの価格はほぼ一緒です。
 どっかで見た話では「パラフィン紙は、最初からかかっている物の方が価値がある」ってのもあるらしいけど、この場合パラフィン紙自体がボロボロになっちゃってるから交換した方がマシでしょうね。

 その他には荒俣 宏の「稀書自慢 紙の道楽」も購入。結構面白かったからね。
 そして家に帰ったら、メールが届きました。その内容は「『ペガーナの神々』の在庫が当店にございます」、函・帯付き美品とのこと。
 ・・・注文してしまいました・・・(汗)
 だって、覚醒夜3でお目当ての本を全然買えなかったんだもん。悔しいからヤケ買いという事で(汗)

関連URL:
 古書店「知恵の輪」
http://www1.neweb.ne.jp/wb/chienowa/
 今回情報を提供してくださった古書店。
 SF・ミステリーなどの店だそうです。幻想文学もあり。

呆れた話

 まずは下記のURL先を参照してください。
http://www.page.sannet.ne.jp/hirasho/diary/diary0011.html#26
 うーん・・・京極夏彦の時にも似たことがあったけど・・・確か某ファンサイトの内容の一部を勝手に転載されて、それで出版社などに訴えて出版停止にしてもらった、という話だっけ?。
 あとクソゲーの記事を勝手に転載した本とか。これは結局どうなったんだろう?ちなみに読んだ事あるけどものすごくつまらない本だった。まぁ、パクリで本を作って、それがおもしろい訳がないと思うんだけどね。それが「あちこちの記事の寄せ集め」ならなおさら。
 しかし本当「物書き」とも「ライター」とも呼びたくない人っているものだなぁ。これで金を取るかね?


ついにペガーナへ

 やっと注文していた本の数々が届きました。
 中でも一番待ち遠しかったのは「ペガーナの神々」。ただしハヤカワ文庫FT版。でもパラフィン紙がかけられていて、読むのがもの凄く勿体なく感じられるので、読書用にもう1冊欲しいところです。って贅沢を言うな >俺
 ともかく、これで

『 まだこの世がはじまらない前の、ふかいふかい霧のなかで<宿命(フェイト)>と<偶然(チャンス)>とが賽をふって勝負をきめたことがあった。そうして勝負に勝ったものは、霧を越えて、マアナ=ユウド=スウシャイのそばに近づき、こう話しかけた。
「さあ、わしのために神々を作ってもらおう、わしは賽にふり勝ち、勝ちびとに渡されるものを手にいれたのだから」
 その賭けに勝ったのはだれで、また、この世がはじまらないより前の、ふかいふかい霧を超えて、マアナ=ユウド=スウシャイに話しかけたものが<宿命(フェイト)>だったのか<偶然(チャンス)>だったのか−それを知っている者は、ひとりもいない−』

 に抽象される「マアナ=ユウド=スウシャイ」の夢の世界をやっと見られる訳ですね。わーい。
 心配だった挿絵も、どうやら大抵載っているようで安心。もっとも、昔の本だからか陰影がはっきりしないのは仕方ないかな。でも目的の1つであった絵の内容がわかるようになったからいいか。

 他には、同じくダンセイニの「魔法の国の旅人」(ハヤカワ文庫FT版)に「牧神の祝福」(妖精文庫)、ボルヘスの「伝奇集」も届きました。一部はオークションで安く入手(古本にはない物もあったので)。
 とりあえずダンセイニ関係は、後は「影の谷物語(または「影の谷年代記」)と創土社版の「ペガーナの神々」ぐらいかなぁ。あと読書用にハヤカワ文庫FT版をもう1冊(バキ)
 とりあえずこれからマアナ=ユウド=スウシャイの夢の中の世界を見に行くとしますか。

本のこと

 しかし本当、絶版品切れ多すぎるよ・・・せっかくあちこちで「おもしろいよ」と書かれていても、それが入手困難という現状はどうにかならんのか。ダンセイニに限らないんだけどね、この事は。
 特に現在ではWWWのおかげで、少し前の作品の紹介などがあったりするのに、せっかく探しに行ったら絶版品切れ、入手も絶望的という本がなんか多すぎ。特に翻訳物は版権の関係もあるのだろうけど、「どうせもう買う人いないから」と放っているようにしか見えないタイトルもいくらか見受けられるし。
 本の事を書いた本で、「日本の出版社は単に売れればいいという視点でしか物を見ていない。出版して、『後の世代に残す』という事をほとんど考えていない」と書いてあるのもわかるなぁ。今の不景気な状況では仕方ないんだろうけど・・・実際爆発的に売れるという性質のジャンルでもないしなぁ。
 でも、実際キングやクリスティーといった作家の本はどこにでもあるのに、お目当ての作家の本がどこにもないという状況は結構いらつきます。売れ線だから置くのはわかるけど、それにしたって「どこの店も同じような品揃え」ってのはなぁ・・・
 出版社も、せっかくWWWに自社サイトを持っているなら自社通販とか、注文が出来るようになって欲しいんだけど(一部のところはやってるようですね)。
 ま、難しい注文だってのはわかってるけど・・・だから古本屋などの存在がありがたかったりするんだが、それでも見つからない本などはなぁ・・・出版社が倒産して、さらに他の出版社から出る気配が全然ない本とかも特に厳しいし(案外多いんですよ、これが)。ううむ。

なるほど、こういうことか

 AKATTAさんから先月号の「キャンディータイム」を送ってもらいました。
 よし、これで「出たとこファンタジー」のナマコの意味がわかるぞ(笑)

 ・・・なるほど・・・って召還獣を景品にするなや(苦笑)しかもナマコ(苦笑)


むぅ・・・

 むぅ・・・書けるネタがありません。
 いや、一応ある事はあるんだけど、最近どうしても書く内容が偏ってるんで、どうせ偏るならまとめて書いた方がいいかなーと。そういう訳で、残りが届くまでのお預けなのです。
 しかしまぁ、結構あちこち足で探したりネットで検索したりしてるんだけど・・・「ペガーナの神々」の創土社版、なかなかみつからないなぁ。目録にあったと思ったら無情にも「売り切れ」の表示が、という事も少なくないし(涙)
 こういう時って、「ああっ女神さまっ」のよーな女神の力にでも頼りたくなるなぁ(苦笑)「この本を売っているところを教えてくれーっ」って感じで。いやマジで思うんだけどね(汗)

 それにしても、WWWのおかげで随分助かるなぁ。
 地元や神田などを歩くだけじゃ入手不可能に近い本を手に入れる事が出来たり、ほとんど知られていない作家の目録が個人の手で作られていたり、とWWW以外ではまず見つかりにくい情報があるし。もっとも、そこに辿り着くまでが大変なんだけどね。
 それにクトゥルー関係だって、WWWがなかったらコレクションも青心社の文庫「クトゥルー」と創元推理文庫の「ラヴクラフト全集」程度の物だったかもしれないし。他にもダンセイニの本を集めはじめたのだって、元は「クトゥルー神話辞典」に載っていたダンセイニに関する記事と挿絵がきっかけではあるけど、実際に集めてみる気になったのはWWWで詳しい情報を見てからだもんなぁ。特に挿絵を書いたシーム(サイム)の情報。
 まぁ、おかげでサイフの中身が厳しくもあるんだが・・・(汗)


む、難しい・・・(汗)

 「最近ゲームの事があまり出ないな」と思った人、正解です。
 最近は「わざと」ゲームの情報を集めないようにしてるのです。特に18禁ゲーム。
 だもんで、実際に遊ぶゲームも数を減らしています。そうでないと、どんどん増える本の数に読書が追い付かないし・・・(汗)ほぼ2日ごとに1、2冊は増えている気がする。

 影の声:「気のせいじゃねぇよ、どう考えても・・・」

 (無視して)そんな訳で、積みゲー消化も少しずつになっているのですが・・・「バイオハザード・コード:ベロニカ」はバトルモードをクレアとスティーブでクリアしたので投げて「REVIVE 〜蘇生〜」を開始。
 ・・・同じデコの「慟哭そして・・・」より難しいんですけど・・・(汗)
 うーん、CGが細かくなったのはいいけど、細かすぎて見逃しやすい個所が多いし。攻略本も買っておいてよかった(小さすぎてわかりにくいトコ結構あるし)。でも歯ごたえがありそうなのも確かだな。
 とりあえずしばらくは「REVIVE」1本でいこうっと。

ビブリオマニア

 今日は古本屋はパスして、図書館で興味のある本を探しに行こうと思いたって、図書館で探してみました。ちなみに今回は「お約束」と化しつつあるいつものやつではなく、荒俣 宏さんの本など本に関する事柄をまとめた本を探しに来ていたのです。
 そして借りたのは荒俣 宏の「稀書自慢 紙の極楽」「空想文学千一夜」、唐沢俊一の「古本マニア2冊目雑学ノート」、横田順彌(注1)の「古書狩り」の4冊。

 そして「稀書自慢」を読みますと・・・これがもうおもしろい。
 例えば、戦後からしばらくまでの洋書というと、パルプマガジンを思い浮かべる人もいると思います。そして、この方法で作られている本は極めて保存が難しい(元々耐久性がない)。
 そのパルプマガジンを荒俣さんはコレクションしていたと書いているのですが、ここでおもしろい事に「読むほどに壊れていく」と書かれています。どういう事かと思いながら読んでいくと、「読みはじめるそばから紙が欠けていく」「ページをめくるだけでページが折れていく」「紙が粉になって落ちていく」・・・しかも『そう、パルプマガジンは「壊れていく」書物なのだった。「腐っていく」書物だったのだ』と結論づけられています。ううむ、凄い本もあったもんだ・・・(苦笑)
 他にも、洋書を中心に「鮮やかな色彩の印刷」など非常に細かく解説している上に、ちょっとした出版の歴史の事も書かれていたりと非常に楽しめます。他にも荒俣さんのダンセイニの本との出合いから自作のダンセイニ本(コピーと手写しを合わせて、挿絵は模写、表紙と裏表紙は自作)などの話もあれば、昔活躍した翻訳家との事も書かれていたりと単なる本の紹介に終わらないので結構楽しめました。

 「古書狩り」はその名の通り古書に関する様々な話をまとめた本。これまた結構おもしろい内容。内容はどっちかというとエッセイに似た感じ。
 「古本マニア2冊目」も、基本的には古本や古本屋での事を書いたエッセイですね。

 そして一番興味があったのは「空想文学千一夜」。
 これは題名通り、幻想文学に関するエッセイをまとめた本です。それだけに厚さも辞書並み。内容も本当に様々で「コナン」をはじめとするヒロイックファンタジーや「クトゥルー」などの怪奇小説、イエイツに代表されるケルト・妖精物語、日本や中国の物語・・・と非常に豊富です。
 実際には雑誌などに書いた記事などをまとめた本なんだけど、それでもこれだけの量になるという事が、荒俣さんの仕事の多さ、ジャンルの豊富さを物語っていますね。しかも最後にはダンセイニ城訪問記(注2)−これがまた最近ダンセイニを知った者としては感動物でした。
 それにしても、本当に厚いなぁ・・・(汗)資料としてはかなりの物だし、欲しいけど・・・来年まで我慢しよう(汗)今は買っても(以下略)

 しかしこういう本とかを読むと、「ビブリオマニア(愛書家)」の深さというのが・・・(汗)
 ううむ、俺は決して「ビブリオマニア」の世界に足を踏み入れたりはしないぞ、と固く決めたのでありました。

 影の声:「(ぼそっ)真ク・リトル・リトル神話大系等を足で探しまくって揃えたりしてる人が何を言うか」

 余談。その夜、先日に注文した「影の谷物語」(ちくま文庫)が品切れ、店頭在庫も再販予定もなしという報告を受けて愕然としている私の姿がありましたとさ・・・えぐえぐ。

 注1:横田順やさんの「や」の字は、本当は「弓へん」に「爾」の字なのですが、この字がFEPで出ないので平仮名で書いています。ご了承願います。
 追加:後で漢字が見つかりましたので修正しました。
 注2:ダンセイニ家はれっきとした貴族(というか、旧家)の家系なのでお城があるのですね。観光名所の1つでもあるそうです。


挿絵に魅せられて

 先日に入手した「妖精族のむすめ」の挿絵がとても美しいので、シームの絵を見る方法が他にないか?とロード・ダンセイニ専門サイト「バブルクンドの神々」にあるシームの情報を眺めると・・・とりあえず入手が可能だと思われるのはちくま文庫の「妖精族のむすめ」、そして「ブックス・ビューティフル2」辺りのようです(他は美術展のカタログに雑誌なので・・・)。
 そして、「ブックス・ビューティフル2」の情報を探してみると、1995年発行(Windows95が出た年だ(笑))。となると、今ならぎりぎりで入手が可能かも。その翌日、新宿に向かっている私の姿がありました。

 ・・・見つからない(汗)店頭に置いてあったちくま文庫目録からもタイトルが消えてます(ガーン)。
 むぅ・・・と神田だったらあるかな?と今度は神田へ。
 ・・・ねぇんでやんの。文庫に強い事で有名な東京書店にもない。とりあえず幻想文学に強い古本屋を少し探してみたけれどもこちらも掘り出し物は特になし。強いて言えば雑誌「幻想文学34 特集:ケルト幻想文学誌」のバックナンバーがあったのでこれを買った事かな。ダンセイニの短編と、シームの挿絵が1つ(2つ?片方ははっきりと記名がない)があるので。

 うーん、それじゃ町田に行きますか。疲れたんだけど・・・と町田の本屋に行ったら、ありましたよ(涙)という事でようやく入手。ちなみに新品(というか、この本は古本に流れるような性質の物じゃないと思う)。

 で、この本はタイトルからも伺えると思いますが、挿絵の美しい本を集めたもので、挿絵がふんだんに美しく収められている文庫です。そして荒俣 宏の解説付き。目的のシームの他にも、本当に様々な挿絵があり、それも白黒の物からカラーまでふんだんに入っているという贅沢さ。
 その分値段も高いですけど・・・(苦笑)ちなみに1200円。でも満足。元々文庫にしては贅沢なぐらい紙の質もいいし(カラー・白黒どちらも綺麗に印刷出来るようになっている)、これで「高い」って言ったらバチが当たる。
 ただ、先述のように目録からは消えています。一応、ちくま文庫の場合目録から消えた場合でも、最低3年は保存するとのことなので、欲しい場合はすぐに書店に注文した方がいいでしょう。現に一部の店では在庫がありましたし(全2の片方だけって事が多いけど)、少なくとも入手はまだ簡単なはずです。
 ついでに、「妖精族のむすめ」「影の谷物語」は前にも書いたように目録から消えていますが、注文すればまだ入手が可能かもしれません。ただ・・・目録から消えたのがいつ頃か不明なので微妙なところですが。「魔法使いの弟子」はまだ目録にあるけど、これもいつ消えるかわからないので興味のある人は今のうちに購入しておくのがいいでしょう。
 という事で、「影の谷物語」を注文。しかしちくま文庫版、印刷が綺麗なのに買いにくくなるなんて惜しいんだけどねぇ・・・特に「妖精族のむすめ」。出来ればもう1冊欲しいんですが。あの挿絵だけの為に。

 そして、恐ろしいというか、身の程知らずな事も考えたり・・・
 「原本(つまり英語の・・・)を買えば、シームの挿絵がもっと見られるのでは?」
 ・・・いえ、今はやりませんけど(滝汗)、実は「ある本」をもう注文していたり(ちなみに2冊、それぞれ別の本)。とりあえずこっちはまだ完了していない(在庫があるかどうかもまだわからない)ので今は詳しくは書きません。届いてのお楽しみって事で。


成龍厨房

 BOOK-OFFを出ると、目の前にいつのまにか開店してました。
 その名も「成龍厨房(ジャッキー・キッチン)」・・・って、ジャッキー・チェンの店ですか(正確には渋谷にある店のチェーン店?)。まぁ、メニューには興味があったし、寒い時には温かい食事に限りますって事で入店。
 そして開店記念だと思うけど、「プロモーションメニュー」とやらを注文。内容はお粥「具たくさんの粥」と揚げワンタン。
 で、運ばれてきたのを食べてみると・・・おお、結構うまい。いわゆる中華料理とは違うんだけど、なんというか「おいしい」。バカうまって訳じゃないけど、身体に優しい味なのですね。日本のお粥とは違い、具の味の組み合わせが絶妙だし。
 ま、ちょくちょく行くにはちょっと辛い(値段が少し高い。今回のメニューはセットなので安くなっているけど)けど、ボリュームもそれなりにあるからトントンかなぁ。ま、金に余裕があったらまた行ってみますか。

妖精と怪異譚と怪談

 うう・・・寒い。しかも雨。くぅぅぅぅぅ。
 とりあえず、今回はWWWで知った古本屋に行ってみる事にしました。
 むぅ・・・これは・・・神田の古本屋と雰囲気が一緒!!しかも結構在庫が多い。今まで知らなかった・・・不覚(っても、ビルの中だから知らなくても仕方ないんだけど)。
 とりあえず、例によってクトゥルー関係とダンセイニ関係を捜索する事に。

 ・・・あるじゃのん・ぶらっくうっどのほんがなんでありますか(汗)
 影の声:「何故にひらがなになる」
 うしとら:「わっ、びっくりした・・・」
 影の声:「いいから答えろい」
 うしとら:「あー、思いっ切り昔に出ていたアルジャノン・ブラックウッド作品集。ネットで見た事はあるけど、現物を見たのは初めて。・・・いや、買わないけど。第一ショーケース入りで値段書いてないから多分非売品か、もしくは数万円って感じだと思うし、それ以前にブラックウッドは文庫落ちしてるからそっちの方が・・・(汗)」
#それにブラックウッドには思い入れないし。

 ちなみにこの本はかなり古い「函入り」の物です。これでわかる人はわかると思います。当然ながらかなり入手困難・・・ではあるが、ブラックウッドの作品は文庫にも結構出ているはずなのでマニアでもない限りは無理に購入する必要はないでしょう。
 しかしこういう本もあるとは・・・もしかすると−

 と淡い期待を抱きながら捜索。で、結局「ペガーナの神々」は見つからなかったものの、それでも結構貴重な本を見つける事が出来ました。
 私が結構好きなA・ビアスの「カルコサの民」他が収録されている、「ビアス怪異譚」。出版は創土社(汗)・・・という事で値段が少し高かったものの買ってしまいました。ちなみに装丁は「ダンセイニ幻想小説集」と同じでした。どうも、当時の創土社の本はみんなこの構成(函入り、物によっては帯付き)のようですね。
 何にせよ、創土社の本自体が入手しにくい(なくなっていたんだっけ・・・?知らない)ので、正に掘り出し物と言えましょう。
 他には「ラブクラフト全集」の1、「クトゥルー」の7を購入(図書館で見たので持っていない巻だったのです)。

 そしてBOOK-OFF。前はちくま文庫の棚を探していなかったので、見てみたら・・・ありましたよ「妖精族のむすめ」が。って、俺、高い店で注文した後なんですけど・・・(涙)他には「魔法使いの弟子」も。
 まぁ、あっちは連絡が来るのにまだ時間かかるようだし、って事で購入。やっとS.H.シーム(サイム)の絵を綺麗な状態で拝めた・・・(感涙)そして、あとがきで「いずれ創作神話の方も、新訳を加えた完全版を出したいと考えている」・・・むぅ・・・期待・・・はしないでおこう(汗)というか、この文庫版の初版が1987年発行だから(「魔法使いの弟子」は1994年。「影の谷物語」はその間に出ているようです)。

 さらにちくま文庫の棚から「乱歩の選んだベスト・ホラー」も入手。
 これは題名からもわかると思いますが江戸川乱歩が昔に雑誌「宝石」に書いて、その後評論集「幻影城」に収められた一編「怪談入門」という記事と、その記事に名が挙げられている一部の作家の短編をまとめたアンソロジー集になっています。
 そして、この手のアンソロジーのお約束「猿の手」はもちろん、コナン・ドイル(意外に思われるかもしれないけど、後年では妖精の研究などもしているからおかしくはない)、A・ビアス(先述の「ビアス怪異譚」には収められていない話です)、ダンセイニなどと−もちろん目的はダンセイニの小説と乱歩の「怪談入門」なんですが。
 この文庫は店にない事もあるけど(ちくま文庫自体あまり扱いが多いとは言えないし)、注文すればまだ購入する事は可能なはずです。ちなみに地元ではまだ新品が置いてあります。

 ふぅむ・・・結構充実。特に「妖精族のむすめ」を入手出来たのはシームの挿絵が見られるし、初心者(私のことだよ)には入りやすい内容なので嬉しかったなぁ。
 そんな訳で「妖精」と「怪異譚」と「怪談」の3種を買った話でしたとさ。


YOU DIED

 「バイオハザード コード:ベロニカ」をクリア。
 ・・・ちなみに「ベリーイージー」だ(苦笑)というか、タイムアタックやロケットランチャーには興味ないので1回クリアしたら投げるつもりだったし。
 で、感想は特になし。というか、「次はいい加減決着付けろ」としか。
#3も例によって「必ず・・・」って終わりらしいし

 ま、そゆ訳でバトルモードで遊べるのですが・・・今度は弾数無制限か。気持ちいい(笑)
 でも、クリスでのラスボスはどーやったら倒せるんだ?もしかして「頭に当てないとダメ」か?きついんですけど。あ、また「YOU DIED」・・・(涙)ちなみにクレアはあっさりクリア。
 とりあえず今度は「RIVIVE」かな?ってPCゲームの積みゲーの方が数多いんだからさっさとクリアしなさい >俺

 とりあえず「バイオ」の2よりはマシな出来ではあったけどね。多分もうやんない。

ダンセイニ蒐集な日々

 うーん、やっぱりWWWで古本を探せるというのは便利だなぁ。ほとんどのところがちゃんと対応してくれるし、在庫がある時はすぐ連絡が来る事が多いし。料金は店によって様々(手数料・送料が高いところもあるけど安いところも結構ある)。
 という事で、今回はダンセイニの本を数冊入手しました。購入したのは・・・

 「エルフランドの王女」沖積社
 これは恐らく復刻版かな?(復刻版は現在でも注文すれば購入可能とのこと)。
 名作長編だと聞いていたことと、値段が安かったので買ってみました。
 でもこれ、サイムの挿絵はないのか・・・

 「魔法使いの弟子」ちくま文庫
 今度はちくま文庫版。内容自体はハヤカワ文庫FTのと同じ。読むのはこっちにします(ハヤカワFT版は紙の「焼け(経年変化によるもの)」と、印刷が少々薄い関係で少し読みにくいのです。)
 ちなみにこれも出版社の目録にはまだ残っているので、注文すれば購入出来るはずです。ただ、同社の「妖精族のむすめ」「影の谷物語」は目録から消えているので古本屋を丹念に探すしかなさそう。
 サイムの挿絵は元々ないそうです(原本にも付いてない)。

 「ヤン川の舟唄」国書刊行会
 ボルヘスが編纂した「バベルの図書館」シリーズの第26巻。
 これは新刊で購入。出版社に在庫があるようです。あちこちで新刊を結構見かけたし。

 「不死の人」白水社(白水ブックス)
 これはボルヘスの本なので念のため。
 なんか最近、やけにボルヘス関係の本が出てきているようで・・・今回買ったのは復刊されたもの。しかしなんで今ボルヘス?と思わないでもないのですが(情報求む)。
 古本で「1600円」とか出てるから諦めかけていたので、今回の復刊はありがたい。
(もしかすると、単に店頭在庫があっただけの可能性もなくはないけど・・・ま、気にしない)

 ま、そんなこんなで今日もまた財布から金が飛んでいきましたとさ・・・とほほ(自業自得)。
 それにしても、「ペガーナの神々」さえ手に入れられたらなぁ。これに比べたら他の本はまだ入手しやすい方なんだもん。冗談抜きで・・・というか、「ペガーナの神々」に次いで入手困難なのが「ダンセイニ幻想小説集」だからねぇ。後は妖精文庫の本か。でも、妖精文庫の本は後でちくま文庫などに移ってるし(妖精文庫の方はわざわざ高い金出して買う気はない)。
 それに、最初に出版された年が私の誕生年と一緒と聞いたので、余計入手したくなってます(苦笑)ちなみに年が一緒なのは創土社版の方ね。
#ああ、年がバレるなぁ

 という事で、「ペガーナの神々」を見つけた方は是非とも御一報ください。出来れば掲示板ではなくメールで(こらこら)。

 追記:後で「ペガーナの神々」を入手出来ました。皆さんの協力に感謝します。


神々、人間、都市、そしてペガーナ

 うーむ・・・手に入れてしまった・・・「ダンセイニ幻想小説集」。創土社刊。
 「ペガーナの神々」同様、今から入手するのは無理かな?と思っていたところなので嬉しいなぁ。しかも(当時の)定価そのまんま(感謝!!)。

 そして、この本に収録されている「序/ペガーナの神々」を見てみると・・・ううむ、好みの始まり方だ。
 でもこの本には「ペガーナの神々」の全部は入ってないようですね。同社の本に「ペガーナの神々」があるから、当然といえば当然ではあるけど。そして挿絵は・・・古い本(=昔の印刷技術)という事を考えると仕方のない事ではあるけど、ややかすれてるというか、白い点みたいなのが多い上に印刷が薄いみたい(昔の本にはよくある事)で、ちょっと見えません(汗)雰囲気はかろうじて感じられますけどね。
 とりあえず先日に入手した「魔法使いの弟子」と一緒に少しずつ読んでみるか。

 にしても・・・「ペガーナの神々」、本当に出てこないなぁ。欲しいんだけどね。
 それと、挿絵を描いたサイム(シーム)の画集が洋書で出ていたそうなんだけど、これは品切れで洋書の古本以外ではちょっと無理らしいのでどうしたものか・・・といったところか。

 ついでに、少しダンセイニの事を調べてみましたが、短編ならばアンソロジー集でいくつかが読めるようですね。「書物の王国」というアンソロジー集にもいくつか収められているし(余談ですが、ラブクラフトの短編もいくつか入っています)、文庫で出ているアンソロジーもいくつかはまだ買えるようです。
 うーん・・・まぁ、探してみますか・・・一番読みたいのは先述のとおり「ペガーナの神々」なんだけどね。


風呂に入っていたら

 風呂に入っていたら、一連のやりとりを思い付いた。
 ・・・のはいいけど、あまりにも小話すぎて他の話に組み込むのはちと無理。

 でもなんか印象に残るんで、一応形にしてみました。
 読みたい人はどうぞ →[この世
#ただしODNの方のみ。ジオの方には置いてありません。

 しかしタイトルこれでいいのかねぇ・・・(汗)とか、語句の感じがちょっと変でないかな?とかはあるんだけど、まぁその辺は御容赦を。

何じゃこら・・・

 「アド街ック天国」という番組で秋葉原が紹介されていたそうで。
 もしかして、前にTV東京が録っていたのが出てるのかな?と思って、オヤジに「録ってない?」と聞いたらやっぱり録っていた(けど、まだ見てない)そうなので一緒に見てみました。
 ・・・終わった後、苦笑のしどおし。というか、オヤジも俺もつっこみまくってましたし。

 いやね、「オタクの街」とかはいいんですよ。そこら辺は人によって違うから。
 例えば私にとって「アキバ」って言うと、「マイコン(これで年代がバレますね)の街」って感じだし、オヤジは「電子工作のパーツショップ」「ラジオ」だし。人によっては「市場」(昔あった市場ね。今は公園になってるけど)って言うし、また人によっては「オーディオ」だし(一昔は確かにオーディオも盛り上がっていたっけ)。こんな感じなんで、どれが「アキバ」だなんて決められないからね。
 良くも悪くも、アキバって街は変化が激しい所だから、みんなが同じイメージを持つってのは無理な話なんだよねぇ。
 私の場合は昔はマイコンショップでやっているゲームのデモ目当てで行っていたのが、今ではPCパーツ、PCゲーム/コンシューマゲーム、アーケード(シントク・トライタワー)、マンガ目当てで行ってるしねぇ。しかも最近はガレージキットなどの完成品目当て(ショーケースに展示されているのを見る)とかチョコエッグってのもあるし同人誌もあるし。
 だからそういうとこにつっこむ気はない。

 ・・・けど。けども。けれども!!
 最後の「アキバ」CMは何ですかありゃ????
 思わず突っ伏して腹を押さえてましたよ、笑い死にそうで(苦笑)

 まぁ、正直な話、食い足りない感じはしますけどね。時間が限られてる以上仕方ない事ではあるんだけど・・・


・・・見忘れた

 「出たとこファンタジー」・・・前回見忘れた(汗)というか、掲載紙が変わっているのをすっかり忘れていた。
 って事で、前回参照って書いてあってもわからないっす(涙)
 なんでナマコ・・・?

暗黒神話蒐集譚再び

 影の声:「なんか最近クトゥルー関係の記事ばかりじゃないですか?」
 うしとら:「仕方ないでしょ、最近の行動のベクトルがクトゥルー中心なんだから」

 まぁ、そんな訳でまたクトゥルー関係です(苦笑)
 今回は数日のうちにあちこちで買ったり通販したりしたので、それらをまとめて・・・

 「ミステリ・マガジン」1973年9月号
 「魔神ツアソググアの神殿」が収録されている物。
 ちなみに広告で「最新刊」に「世界の中心で愛を叫んだけもの」があったのには時代を感じた(苦笑)

 「真ク・リトル・リトル神話大系」7、8
 これで残りは第9巻だけになりました。見つかるといいんだけど・・・

 「クトゥルー神話大全」
 学研のムック。一部の記事は後に出た「クトゥルー神話辞典」と重複するものの、まだ見てなかった記事もあったのでそれなりに満足。

 とりあえず、これからしばらくは「真〜」の9巻以外は探さないつもり。体力も財布も持たないし(苦笑)、積んである本とゲームも消化しないといけないし。

終わった・・・

 終わった・・・「プリンセスクラウン」。
 で、同人ショップで買った「プリンセスカーニバル2」という、プリクラ同人CD-ROMを買っていたので、その中にプリクラ辞典が入ってるので見てみました。
 ・・・ツンドラの魔宝石、みんな「見つから〜んっ!!」と思ってるのね(苦笑)
 ま、とりあえず楽しめたのことですよ。たぶん二度とやらないけど(長いってば・・・)。


人智の思い及ばぬこと

 「人智の思い及ばぬこと」って、ハムレットにある言葉だそうで、そのルビには「ゼアラー・モア・シングズ」と。これって「There more things」って書くのかなぁ?
 何って図書館でボルヘスの「砂の本」を借りたんですよ。その中にラブクラフトの死をきっかけに書いたという短編「人智の思い及ばぬこと」が入ってるってんで。探したいのは山々ではあるんだけど、どうも見つからないので図書館で現物を確認してみたら・・・こりゃ、見つかる訳ないわ。
 どういう事かというと、私は「文庫」と思っていて探していたんだけど、こっちはちょっと大きいけど、あまり一般的ではないサイズ(一昔前では結構当たり前だったサイズだけど)。ま、現物を見たからには探しやすくなりそうですが。

 余談ですが、似た例としてはボルヘスの「バベルの図書館」シリーズがあります。
 これは本当に変なサイズの本で、実物を見るまでは「どこだ?」と・・・どう変かというと、海外旅行などの時に使うようなマップを思い浮かべればいいかと。縦長に細い物ね。実物を見ると「・・・なるほど」とうなずいてもらえるかもしれません(苦笑)
#もっとも、現在は休版らしいですが、あるところには結構あるので
#探しにくいという事はないそうです。出版社にもいくらかは在庫があるそうですし。

 しかし・・・本当、現物を見られるってのはありがたいね。
 買ってから「ああっ、俺には合わないっ」とかがあっては遅いし。参考にしている資料には書かれていない事もあったりするし(例えば、とある短編が収録されている本を探したのですが、図書館で借りてみたところ分冊されている物でした)、結構現物を見ないとわからない情報って多いからなぁ。
 逆に言えば絶版の本などを探す時にはこういった情報が「ない」というのがネックになっていてなかなか探し出せない本も結構あるんだけどね。今回のような「サイズの違い」も、現物以外にその情報がなかったので・・・

 そうそう、「砂の本」自体は結構気に入りましたよ。ただ・・・古本でも見つかるかどうか・・・(苦笑)ま、気長に探してみますよ。

散策、そして敗北

 今日は神田で古本探し。新しい店があるのを知ったので(ちなみに「新しい」とは言っても、最近出来た訳ではないです)行ってみる事にしたのです。そこならジャンル的にも探している本がありそうだし。
 で、辿り着いて、リストと睨めっこしながら探すと・・・

 うう、探していた本がある・・・って、これは昨日ネット通販で注文したアレじゃん・・・しくしく。ちなみに値段的に差はそんなにないけど、通販は代金引換の手数料に送料もあるので1000円高くなってるので(涙)まぁいいんだけど、読みたい本だし。
 という事で、今回はミステリ・マガジンの思いっ切り古い巻の、ラブクラフトの短編が載っているのを購入(これは「定本ラヴクラフト全集」に入ってるけど、あっちは揃える気はないので・・・)。
 特に欲しい本は残念ながらなかったけど、気になる本は結構あったのでまた行ってみるかな。

 それと、最近はアーサー・マッケンの本も気になっていたり。
 それで激安のトコが数件あるのですが、問題は今までマッケンの作品で読んだのは「パンの大神」「怪奇クラブ」だけだし、これから読みたいのは「白魔」「輝く金字塔」ぐらいで、これは「アーサー・マッケン作品集成 1」に入っているんだけど・・・元々が7000円(汗)なので、古本でもそんなに安くはならないのですね。当然ですが。
 そしてバラで1冊辺りが定価よりは少し安いのと、全巻揃いで、でも1冊辺りの価格は激安(最初に見た時は「正気か?これ・・・(汗)」と思ったほど)とあったんだけど・・・どうしたものか。
 ま、今すぐに買う訳ではないのだが・・・むぅ。ちなみにブ厚い本なので出来れば後回しにしたい(汗)←ラブクラフト全集の2冊ぐらいに相当する本なんで・・・

 ちなみに現在はマッケンよりもダンセイニが読みたいです。っつかマッケンはどこでも置いてあるような感じだけど、ダンセイニは本当に本当に「昔は売っていたって本当かーッ!?」って叫びたくなるほど情報が少ないんだよなぁ。
 一応「ダンセイニ戯曲集」なら図書館にはあったけど・・・他の作品に関してはもうどこを探せばいいのやらってぐらいに全然見つからない。WWWではダンセイニの情報が詰まったサイトを見つけたけどねぇ。ブックガイドは参考になったけど、入手に関してはやはり厳しいですし。

関連URL:
「バブルクンドの神々」ロード・ダンセイニ専門サイト。
http://village.infoweb.ne.jp/~pegana/index.html


また本が増えるのか・・・

 WWWで古本検索サービスをやっているところがあるのね。
 で、ちょっと探してみたら・・・とりあえず最優先で欲しいのがあったので、速攻で見に行ってみました。むぅ・・・値段もそれなりだし、これでいいかなー。
 という事で注文しちゃいました。在庫確認してもらったら「ありますよ」と言われたし、読みたい作品が入っている本だし。

 何を注文したのかは実際に届いてから書きます。・・・「たわごと」を見ている人には「・・・またアレか」ってバレバレなんだろうけど(苦笑)
#ええ、そーですよアレですよ

 で、これ以上まだ読んだことのない本で在庫と金の消費を増やしたくないので、「どういう本かな?」と思った本を図書館で探して借りてきました。こうでもしないと本当に際限なく増えていくんで・・・もっとも注文したりしてる本はみんな図書館にない本なんだけどね。
 しかし自分で言うのも何だけど・・・「真ク・リトル・リトル神話大系」、本当に全部読めるのか・・・?(汗)今の時点で既に8冊で、うち3冊は既読だけど・・・むぅ。他にも「思い出エマノン」とかがまだ積んであるし(汗)ブギーポップはのこり2冊だけど。
 はー、さて・・・寝るか(こら)

 あと、ちょっと調べ事。
 ダンセイニ卿の本、特に「ペガーナの神々」に挿絵がある本に興味があるんです。というか、挿絵の1枚が「クトゥルー神話辞典」などに載っているんだけど、縮小されて印刷されているからよくわからないのね。
 だけど、ざっと見た感じでは、恐らく古本でも結構な値段になっていると思われるし、何より挿絵が入っている本がどれだかわからないのね。うーむ。
 どういう絵かと言うと、風景画みたいな感じ。山と地平線と惑星。そして空には鳥(鶴?)が飛んでいて、神様(?)が巨大な本を広げて坐っている−という絵なんだけど。
 「ペガーナの神々」自体はハヤカワ文庫(絶版だけど・・・)にもあるんだけど、絶対にこの挿絵は入ってないだろうしなぁ・・・困ったもんだ。

天の神々たち

 「ソーサリアン・オリジナル」、ドラゴンモード撃破。ってもHEAL連発のサギくさい攻略法ですが(苦笑)、エンディングもほぼオリジナルまんまで感動。
 クリアしてないシナリオもまだ結構あるけど・・・うーん。「不老長寿の水」なんか、ドラゴンモードよりサギくさい内容(即死が当然のよーに山盛り)だからなぁ。まぁ、気長にやるか。自分の好きなように進められるのが「ソーサリアン」のいいトコだし。
 それにショート・ショートを遊んでる感じなんで、エンディング見てもまだ遊ぶ気になるんだよねぇ。

 ちなみに、私の好きなシナリオは「天の神々」「氷の洞窟」「ルシフェルの水門」の3つ。


魔術師、詐欺師

 クトゥルー関係と一緒に併読していた「ブギーポップ」もようやく「ペパーミントの魔術師」まで読了。
 んー、確かに人気があるのもわかるっつか・・・毎回毎回趣向がガラリと変わるというのは大変だろうなというか。でもって文体が読みやすいから馴染みやすい、と。そりゃ人気も出るわな。・・・アニメをやってる頃に読んでおけばよかった(苦笑)
 とりあえず「ペパーミントの魔術師」の後味の悪さは好きかも。いや、「後味の悪さ」って表現は本当は違うんだけど−ま、いいか。構成では「プギーポップ・イン・ザ・ミラー『パンドラ』」と「夜明けのプギーポップ」が好み。
 ま、本当にお薦めとは言わないけどね。味が薄いって感じがするのも確かなので(だから読みやすいんではあるが)。

廃都、もしくは"無名都市"

 で、今日はアキバではなく神田の古本屋街めぐり。ゲーム買う気にならんもん、ここんとこ(最近こんなんばっかだな)。
 前は雨だったからあまりよく確認出来なかったんで、今回は前回の補足も兼ねてます。

 ふーむ・・・今度はリストを持っていったから結構確認出来たのですが、やっぱりお目当ての本にはなかなかお目にかかれませんねぇ。いいんだけど。

 とりあえず今回は「定本ラヴクラフト全集 7-II(詩篇)」を購入。これには詩篇の1つである「Fungi From Yuggoth」、つまり 「ヨゴス星より」(訳によっては「ヨゴスの黴(かび)」とも)が入っていて、その中の「ツァーマンの丘」「ナイアーラソテップ」などの詩、それに挿絵が気に入ってるんですね(前に図書館で見たんです)。
 だけど、「真ク・リトル・リトル神話大系 2」に入っている「ヨゴス星より」は訳がかなり違うし、挿絵もないので是非とも「定本〜」の方も欲しかった訳です。早い話が「真〜」の訳が気に入らない、と(苦笑)
#それになんか読みにくいんだわ・・・ >真〜の方
 ちなみに「ツァーマンの丘」の内容は、簡単に言うと・・・

古い街に覆いかぶさるように丘があった。
その丘の近辺で様々な怪異、異変が起こり、ついには男が
「私は見た。あの丘に巨大な目と大きく開かれた顎があるのを!」
しかし他の街から来た者たちは「そんな丘はない、男は気が狂ったのだ」と。

 上記は「定本〜」の方で、これが「真〜」の方だと、どういう意味なのかちょっとわかりにくい表現なんですよね。「(他の街から来た人たちが丘を見て)男の言葉も然りと言えり」ってなってる。どっちが正しいかは知らない(原本を入手するにしても、その原本自体間違いがあったりする物があるそうだし・・・それ以前に英語で読む気にはなりません(苦笑))けど、うーむ。個人的には「定本〜」の方の訳が好き。

 それと一緒に見つけた文庫「ブラックウッド傑作選」「コナンシリーズ1 コナンと髑髏の都」を購入。前者は前にも書いた「ウェンディゴ」を収録、後者は映画で有名な「コナン」(あ、シュワルツェネッガーの方ね、「未来少年」じゃなしに)の原作。「黒の碑」で蛮人の活躍する記述がおもしろかったので、「コナン」もおもしろいかなー?と思って。

 そして探し回って・・・ようやく「真ク・リトル・リトル神話大系」の1を見つけました。しかもえらく安い(わーい)。本当は収録されている作品の大半(10作品のうち8作品)は既に見ているんで、あまり安くないなら買う気はなかったのです。
 これで「真ク・リトル・リトル神話大系」は残りあと・・・3冊(7〜9)かぁ。結構集めたな。というか自分でもこんなに集まるとは思わなかった・・・残りも無事に入手出来るといいんだけど、さて・・・?
#書いてなかったけど真〜の3はオークションで安く入手したんです
 結構まずまずの結果といったところでしょうか?しかし久しぶりに古本探しを楽しんだなぁ。
 とりあえず「The Nameless City」を読んどこ。

 しかし前にもTVや雑誌「アミューズ」で特集されていたけど、本当古本屋が減ってきてるね。新しい店も出てはいるんだけど。表通りにある古本屋ばかりで、裏通りにあった店がいくつか消えてるし。でも新しい店も結構「濃い」し、WWWで検索や注文が出来るようになってきてるそうだから使ってみるか。


復刻版

 「オール・アバウト・ソーサリアン 復刻版」の発売日。なので本屋に。
 ・・・みつからん(汗)まぁ、復刻するってニュースから日数経ってないし、本屋に入らないのは仕方ないのかねぇ。とりあえず地元の、本当はあっても買いたくない本屋(本の扱いが乱暴だったりするから)を最後に覗いてみると・・・1冊だけあるんでやんの。他は全滅だし、わざわざアキバに行くには時間が過ぎちゃってるから仕方なく購入。
 ・・・やっぱ本の一部が折れ曲がってるよ(怒)今度こそ二度とあの店では買わん。
#ちなみに返金・返品不可の店。

 で、本自体はカバーが付いている事(いわゆるソフトカバーみたいな感じ)、表紙と裏表紙のイラスト、ロゴが違う以外は全部昔のまんま。
 だもんで、ハーブのリストも「FLY」があります(笑)・・・旧機種版では存在するけど、その後の機種(MD版など)では消えた魔法ね。
 ま、これでオークションなどのバカらしい値段で買わなくても済むようになったのはいいですね。
 って旧版持ってるんだけどね・・・(苦笑)ま、いちいち本棚から出すにはちょっとつらい本だからいいか。とりあえず旧版は保存用って事で。

消えた王様の杖

 ファルコム通販で予約したので、発売日の前日に「ソーサリアン・オリジナル」が届きました。
 開けてみると・・・うーん、特典の方は少し期待外れかなぁ。CDはともかく、LDサイズのイラストの方はちょっと中途半端(カットされている部分が多い)。オリジナル(昔出ていた絵ね)を知っているとちょっとなぁ・・・
 という事で、特典は見なかった事にして(苦笑)マニュアルは・・・おお、昔と同じ感じで厚い。でも個人的には旧機種版の方が好きだけどね。ま、これは好みですが。とりあえずインストールしてスタート。
 ・・・おお、あの流れ星だよ(ちなみに設定で「オープニングを飛ばす」にすると最初に出るのがムービーではなく、旧機種版と同じ展開になります)。そうだよ、こんな感じで・・・おお、ロゴが出るのに合わせて流れ星も色が変わる(これは旧機種版と同じ)。贅沢を言わせてもらえば、やっぱこの時のロゴは「original」の字はない方が嬉しかったけど(って無理か・・・)。ま、とにかく「ソーサリアン」です。
 ・・・思えば、ソーサリアンフォーエバーから数年。これでまた多くのシナリオを堪能出来るようになったんだな・・・(涙)個人的には、追加シナリオは全部パックして出して欲しいけど、これはまぁまだ気が早いってもんでしょう。
 とりあえず「消えた王様の杖」「天の神々」「失われたタリスマン」「ルシフェルの水門」「黒き沼の魔法使い」「氷の洞窟」をクリア。攻略本「オール・アバウト・ソーサリアン」は持ってるけど、今は封印してプレイしてます。
 でも結構遊びやすくなってるね。というか全体的にヌルくなってるよーな。昔だったら1日でこんだけクリアなんか出来ないもん。

 ・・・で、プリクラいつになったら終わるんでしょ?まだ「ツンドラの魔宝石」の原材料になる宝石、敵が全然落とさないんだもん。頼むから落として、さっさと終わらさせてくれ(涙)


カラスと言えば・・・

 「AIR」で思い出したのだけど、カラスと言えば・・・「アリスちゃんと諭吉」を思い浮かべる人も多いと思います。で、他に「ウッド・ノート」を思い浮かべたり(笑)これ、誰か覚えてません?(をい)
 それと、カラスって神話などでは結構重要な生き物だったりするんだよねぇ。ギリシア神話では元々は神の鳥だし(後で神の怒りを買って黒くされたって話とかがありますね)。日本神話でも重要な役割を持っている話があったような。
 いや、何となく思い出しただけなので気にしないで(苦笑)

高いカフェ・オ・レ

 友人の家にレヴォの収穫を持って行って見せっこをする事になったので、東京に行ったのですが・・・「やばい、時間遅れてるー・・・走っていたら喉が乾いたなー、あ、自販機がある」と1010円を入れて110円のカフェ・オ・レを購入。
 そして、お釣りがチャリ、チャリ・・・5枚落ちました。500円玉1枚に100円玉が4枚かな?
 ・・・よく見ると、全部100円玉。というか全ッ然足りませんがな。釣銭切れか?と思ったけど、そのランプも点灯してない。完全に自販機の不具合ですな。
 自販機には連絡先は書いてないし、店は閉まってるみたい(居酒屋だから)、友人とうち合わせした時間は既に遅れてる、という事で仕方なくそのまま友人の家に向かいました・・・
 っつかカフェ・オ・レに500円かい・・・どーゆー自販機だ?
 とりあえずこうしてネタにしてやることで勘弁しとくか(苦笑)


やっと・・・

 本当に、「やっと」という言葉がぴったりですね。
 やっと「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」がWindowsでも遊べるようになるようで。
 それもPC-98版でのスペシャルディスクの内容も一緒になってるみたいですね。

 で、これでお薦めしやすくなるかな?と思ったら「完全限定生産」ですか?
 というか、「YU-NO」単体での販売じゃなくて「シャングリラ」の1、2と一緒にPC-98版を再現して、他のオマケなどと一緒に同梱した限定版「大人の缶詰」なのか・・・まぁ、変にいじられるよりはいいんだけど、これからYU-NOやりたい人もいるだろうにこれでは酷じゃなかろかと・・・。
 第一「YU-NO」って、結構知名度はある(「EVE be」とかで有名だからね、作者が)のに今までPC-98、SSでしか出てない上にSS版は割と入手困難(あるところにはあるけどないところには徹底的にない)、PC-98版はPC-98自体持ってる人が少なくなってきてる、という事で「やりたいんだけど遊べないよー」って人を結構知ってるんですけど・・・

 出来れば後で通常版出してくれないかなぁ。いやマジで。
 とりあえず私は買いますけどね。またセーレスに会いたくなった・・・
 しかし12月、厳しすぎるんですが・・・予定がたっぷり(ひぃぃぃぃ)。

 だって、12月の購入予定は「朱紅い雫」「大人の缶詰」「とらいあんぐるハート3」「探偵紳士DASH!」、あと「ソーサリアンオリジナル」の攻略本(ソフトバンク版)、えーと・・・他にもあったような。それにコミケが待ち構えているし(滝汗)マンガも「ヘルシング」などが出る予定だし。
 ・・・たぁすけてぇぇぇぇ(号泣)

 と、それはさておき。「YU-NO」って、私にとってはただ好きなだけじゃないんですよね。
 実は「白き魔女」と並んで、ゲームレポートを書くきっかけになったタイトルだったりします。
 というか、友人・知人をハメる為に(苦笑)レポートを書いて、それを見せて・・・って事をやっていたんですね。その延長上で今こうしてゲームレポートを出してるのね。だから「白き魔女」「YU-NO」の感動がなかったら、今こうしてレポートはおろか「たわごと」も書いてなかっただろうし・・・
 まぁ、何だ。ゲームレポートを書く動機って、多少の差はあれ基本的に「これおもしろかったよー」を伝えたいから書いてる訳で。その楽しみを一番最初に味わったのが「白き魔女」と「YU-NO」なんだよなぁ。


暗黒神話蒐集譚

 本当に僥倖であった。
 WWWで「真ク・リトル・リトル神話大系」の全巻揃いを見つけたのはいいけど、値段が35000円。定価とほとんど変わらないじゃん(汗)それに、2冊がタブってしまうしなぁ・・・とりあえずバラで探してみて、それで無理だったら予定に入れておこう、と。
 そして探しに神田で古本屋めぐり。でも見つかりませんなぁ・・・無理もないけど。一応「ラブクラフト全集」(創元推理文庫ではなく国書刊行会の方)は見つけたけど、これは創元推理文庫の「ラブクラフト全集」の方がお手軽なのでパス(書簡集は興味ないしね)。うーん。そういえば今日は雑誌が出る日じゃなかったかな、と本屋に行ってみました。
 そして雑誌を少し見て、ふと「・・・そういや、ここ久しぶりだけど結構マニアックな本があるんだよな」と全集、文学などのコーナーに行って、ラブクラフト全集があるのを確認。その時頭の中で
 「これがあるんだったらさ、隣に、こう、『真ク・リトル・リトル神話大系』がこう・・・こう・・・え?(汗)」

 ええ、置いてありましたよ。さすがに全巻ではないけど、それでも2、4、5、10巻はありました。
 さらにその近くには同じく国書刊行会の「アーカムハウス・シリーズ」が・・・(汗)知らない人も多いと思うので書いておくけど、その名の通りアメリカの「アーカムハウス」という出版社から出ていた本を翻訳した物です。ただしクトゥルー物に限らず、ダーレスなどのパルプホラーなどもあります。
 もちろん買いましたとさ。ええ、35000円出すよりは安いから(汗)しかしよく置いてあったなぁ。値段表示なんか、消費税が3%だった頃の物だし(正確には消費税導入の前の本・・・(汗))
 という事で、「黒の召還者」と「真ク・リトル・リトル神話大系」と手に入れにくい本を買ったはいいが、あまりの重さに帰ってきてから筋肉痛になりましたとさ・・・
 案外、35000円で通販というのは割に合ってるのかも、と思ったり・・・(苦笑)4冊でもこんだけ重いんだもんねぇ。

 その後文庫で「ラブクラフトの遺産」を買っていたり。こっちはいわゆるクトゥルー神話集ではなく、「ラブクラフト的」な作品集って事らしいですね。結構おもしろい。特に「ヘムルート・ヘッケルの日記と書簡」には大笑い。何故かは読めばわかります。

 しかしまぁ、本当きりがないよね、クトゥルー神話って。
 それだけに現在では入手しやすいのが創元推理文庫と青心社「クトゥルー」文庫版で出ている物だけ、ってのがきついわ。特に国書刊行会、ソノラマ海外文庫でしか翻訳されてない物がまだまだ結構あるし。
 あと数自体は少ないけど、雑誌に載った「だけ」の作品もあったりするし(「魔神ツアソググアの神殿」など)、しかも「クトゥルー神話辞典」に載っているあらすじを見るとおもしろそうなのが余計悔しい。
 ・・・みなさんは、ぐれぐれもこんなハマり方はせぬよう(苦笑)

はにゃーんのコト

 あ、この前バイリンガル版で「はにゃーん」が「blush」と表記されてると書いたら、おもしろい記事が。
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-11.htm#1
 ああ、「バイリンガル版」は、いわゆる海外版ではなく日本で印刷して日本で売られている方です。それでこっちの「CCさくら」は「註」みたいな感じで日本語も併記されてるです。だからもしかすると「日本人が日本語を英訳」してる英語なのかも。
 余談ですが、このバイリンガル版では李くんの「かぁぁぁぁ(赤面ね)」も「blush」だったり。

 いわゆる「海外版」(アメコミと同じように薄くて高い・・・(汗))での「はにゃーん」がどうかはまだ確認出来てません。っつか買う気にならんけどね、あの薄さと値段では・・・(汗)
 第一「はにゃーん」自体少し後になってから出てくるからなぁ。
 ・・・誰か「海外版」で「はにゃーん」がどう表記されてるか教えてくれませんか?(他力本願)


最近のマンガネタ

 レヴォ終わったので、ある程度マンガを買っても安心です、という訳で。買ったのは・・・あ、レヴォ前に買っていたのもまとめて載っけとこ。

 「アワーズガールズ」
 犬上すくねのマンガ目当て。
 でも言っちゃなんだが・・・すぐ消えそうだよ、この雑誌構成だと。はっきり言ってターゲットがもの凄く不明だし。創刊号とはいえ、少し不安。少女マンガ誌・・・ねぇ?次回は立ち読みで済ませとくか(で、犬上すくねのマンガが良いなら買う、と)

 「アワーズライト」
 ・・・「アワーズ番外編」でいいんでしょーか?と思ってしまうんですが。特にこの新連載。
 まぁいいんだけど。犬上すくね・・・いじめっこ?(違います)

 「少年ジャンプ」
 やっぱHxHがないと物足りん。まぁ「ナルト」「シャーマンキング」があるからマシか。
 「ジョジョ」は最近は惰性で読んでるし。というか、単行本になってからでないとちょっと読めない・・・第5部の異様なテンションを期待しちゃダメってのはわかってるけど。
 新連載・・・今度は何周で消えると思う?(をい)

 「少年マガジン」
 コタローの決着が着いたら買うの止めよーかと思案中。他の読んでないもん(汗)

 「いい電子」みずしな孝之
 レヴォに行く途中の電車での時間つぶしの為に購入。

 「藍より青し」文月晃
 ・・・最近パッとしないんすが。

 うーん、あんまりいいのがないなぁ。当分「バキ」しか楽しみがなさそう(涙)

棚を置きましょう

 オヤジが棚を作ったんで、PC、SS、DC、LDプレイヤーなどを片づけて隣の部屋に移動。
 で、棚を設置してPCを・・・

 入りません(爆)

 お約束すぎんぞ、おい(苦笑)
#サイズを少し間違えていたのね
 とりあえず直せる範囲なんだけど、夜なので次の日にならないと直せないそうです。
 ・・・とりあえずSSとPC(ネットにつながっている物だけ)を設置してプリクラ。しかし疲れるんですけど。結構物を置いていたからなぁ・・・

 そして翌日。やっと修正終わって、棚を設置。
 その時オヤジが「後ろからじゃなくて正面から棚を置く」と言いだして、止める前にさっさと部屋に入ってしまう。そして、予想通り「山」を崩してくれました(号泣)
 ・・・おかげで、「プリンセスクラウン」のケースにヒビが入るしPSの「To Heart」のデータ入りメモリーカードは行方不明になるし・・・ここを探すの?やだよ(号泣)
 他の被害は調べてません。というかこれ以上何が壊れたかなんで知りたくない(滝汗)
 あ、隣の部屋とはふすまを隔てているんです。隣の部屋は本来は弟の部屋なので、私の好き勝手に出来ないんですよね。それに部屋の出入り自体は物理的にドアを通してでないとちょっと無理(机とかが襖の前だから)なんで。早い話が「出入り自体がめんどくさい」。
#「本来は」というのは、弟本人は九州に行ったから。

 とまぁ、それはさておき。棚のおかげで結構配置を変更しなくちゃならなくなったんで、当分は買い物続きになりそうです。主にケーブル関連だけど、切換機も欲しい(特にSCSI切換機・・・いちいち隣の部屋に移らないと変更出来なくなったので)
 ・・・しかし椅子とかも買い替えないとダメかなぁ。椅子の高さが低いし(中学校辺りまではちょうど良かったんだけどね)。贅沢を言えば、机も変えたいけど、それはさすがに無茶だし(部屋全部を片づけないとまず不可能)。むー。
 他にもカレンダーの位置を変えないと見えなくなったし(せっかくのラブひなカレンダーが・・・)、あれこれ考えなきゃいけない事がいっぱい。
 しかし・・・腰が痛いってのが一番きついかも(汗)←重い物が多かったから・・・


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