うしとらのたわごと 2000年12月


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2000年12月


鳩を眺めていると

 駅で電車待ちの間、屋根の上にいる鳩を眺めていると・・・
 何やら一匹の鳩がやたらと一匹の鳩を追いまわしています。「もしかしてアレがオスで、片方がメスかな?」と思ったら、どうやらそのようで、メスに逃げられていました。とりあえずこのメスをAとしますね。
 しかしくじけないオスは、その時近くにいたもう一匹のメス(これはBね)にもアタック。またしても逃げられますが、今度はしつこく追いまわします(苦笑)
 Bがさらに一匹のメス(これはC)の近くに逃げて行ったので、オスは近くに行き、どうやら品定めをしている模様(苦笑)うーん、なんて節操のない・・・(苦笑)
 すると、Bがものすごい勢いで思いっ切り向こうの方へ猛スピードで逃げていきました
 ・・・まるでマンガみたいな光景を見るとは思わなかったなぁ(笑)

寒かったデス・・・

 やっとコミケレポートも書き上がりました。こちらへどうぞ→[コミケ59のレポート
 後は・・・2000年度不完全索引・・・か・・・(汗)


・・・(声にならない怒り)

 ことの始まりは、BBSにかざみさんが「エルフの缶詰のゲームが単体販売されるそーです。でも、FC会員のみの通販だって」と書いた事でした。
 とりあえず、URLをこっちにも。ただ、リンクは張りません。情報自体が期間限定だし(1月のいつまで残るかわからない)。
http://www.sofurin.org/syohin/s_shou.html#0011407
 早速確認してみる。
 ・・・いい加減、そのふさげた売り方止めてくんない? >エルフ
 「YU-NO」(人によっては「シャングリラ」)の為に「缶詰」をわざわざ買って、出てきた「大人のオモチャ」にげんなりさせられた人の神経逆なでしてるってわかってます?
 さらに、「限定販売」のせいで、純粋に「YU-NO」「シャングリラ」がやりたいのに買えなくて泣いた人も多いのに、それを「会員にだけ売ります」ですか。
 いい度胸だな、エルフ(怒)
 ・・・とりあえず、知人友人関係でゲーム単体「だけ」が欲しいけど会員じゃないから買えない、って人は私に連絡してください。代理購入しときます。(あ、私が全然知らない人から連絡が来ても却下です。あくまで知人・友人にだけね。申し訳ないけど、お金のやり取りも関係するんで・・・)

 ・・・とりあえず、今度の単体販売分を購入したら、エルフのゲームはもう買わない。
 いい加減「売りたくないけど、みんながうるさいから仕方なく」って感じのこそこそした売り方やめろっつーに。そんなんで売られるゲーム(特に「YU-NO」)がすごく可哀相。
 はぁ・・・YU-NO、名作なのに、なぁ・・・こうも最悪な事になるとなぁ・・・ものすごくやり切れない。

年越しの準備を・・・

 おお、LUNAR 2EB(US版)が届きました。Rickaさんありがとー。
 で、早速開封・・・何故か攻略本がないけど、まぁamazonなどで扱ってるかもしれないし、後で見てみるか。中身は・・・どれどれ。おお、今回も本当に豪華だなぁ。
 特に感動するのがルーシアのメダリオン。袋の中に入っていて、出してみると・・・「ずしっ」とかなり重い。こんなに重いと、身に着けるってのはちょっと無理(アクセサリとしては重すぎるのね)だけど、まぁいいや。日本で出たルーシアのメダリオンは小さくて、軽くて、「安っぽかった」から、それに比べると感動モン。
 他のオマケも本当に豪華で、豪華で・・・今度もう1個買おうかなぁ(をい)

 ま、とりあえず。これでUS版も「SSSC」「2EB」が揃ったなぁ。
 今度はすぐに生産終了って事にならなきゃいいけど・・・大丈夫かなぁ?SSSCの半年もしないうちに生産終了ってのには本当まいったからなぁ(早く2個目買っておけばよかった・・・いや、プレミア目当てじゃなくてね)。

 浮かれつつアキバに行って、「バトルマニア大吟醸」を購入。
 いや、年越しに使おうと思って・・・(苦笑)
 その時、店を出る時にふと思い出した事があります。それは・・・

 「去年の年越しは、確かバトルマニアだったなぁ(爆)」

 ・・・いや、それを狙っていた訳じゃないんだよ、本当(苦笑)
 ま、とりあえず年越しは「バトルマニア大吟醸」と「LUNAR 2EB(US版)」になりそーです。
 どうせなら「真ク・リトル・リトル神話大系」全巻読破に挑戦・・・はしませんが(年越しにこんな事をするのは不吉な気がする・・・)

年末進行in「たわごと」

 あー、コミケ終わりました。レポートは・・・まだ書いてません(汗)
 という事で、1月のはじめの「たわごと」は12月と1月一緒に進行します。だからしばらくは特殊な形になると思いますが、御容赦ください。(ただし月ごとの「たわごと」は当然別々です。最新版(tawagoto.htm)だけ同時に載る事になるって事です)
 コミケのレポートは12月の部分に載せないと探しにくいしねぇ(後で探す時にも困る)。
 しっかし今回のコミケは収穫多かったなぁ。いい本も多いし。


駐輪場のコト

 今年もあと少しかぁ。で、今まで書き忘れていたネタを。

 地元のお店には駐輪場があります。
 で、駐輪場の周辺に自転車を停めるのはともかく。
 ・・・
 ・・・・・・
 なぜ駐輪場の入口をふさぐ形で駐輪しますかッ!?

 当然のよーに「駐輪場はスカスカ」、「入口周辺は自転車がいっぱい」というある意味シュールな光景が展開されます。
 ・・・って、駐輪場の意味がわかってんだろーか(汗)
 ま、主な原因は「開店前に仕事・登校の者が周囲に自転車を停めていく」事なんだけどね。ちなみにちゃんとした公共駐輪場もあるにはあるけど、こっちはもう利用者の増加に容量が追い付かない状態。
 気持ちはわかるが・・・せめて、駐輪場の入口はどけてくれ。お店を利用しに来た人が使えないのは本末転倒なんだし。


寒い・・・

 いきなりまた寒くなって、しかも風が強いときたもんだ・・・
 とりあえず「春よ、来い」と「モバイルプレス」が出ているのを忘れていたので購入。
 しっかし「男の青田買いは女の仕事でしょ!!」って・・・(苦笑)まぁ確かにソレは女の特権ですな。もっとも・・・「いい女」が付けば、の話ですが(って言ったら殴られそうだな)
 あとは何が・・・・・・また買い忘れた。そもそも、買い出しに出掛けたのはコミケに向けてカイロなどを準備する為だったろうが・・・(苦笑)
 なんか抜けてるな、最近の俺。
 そういう訳でまた外出。さーむーいーよー(涙)

高い明細 Part2

 前回、本当なら安くなるはずの明細が高くなっている事を書きました。
 で、今回NTTの方が説明に来ました。発信記録全部と、より細かい明細を持って。
 その明細を見ると・・・ひくひくっ(顔がひきつる音)
 以下・・・あ、多少の脚色と構成を変更している事を先に書いておきます(説明を受けたのはオヤジで、私はオヤジから聞いた程度なので)

 「これは何かなぁ〜(ひくひくっ)」
 「ええ、ですから、先程送りました明細の内容はこの通りになっていて、指摘の通りタイムプラスの扱いはなされておりません
 「(発信記録を見て)で、本来ならiプラス3000はどこまでの扱いになる訳?」
 「わかりません」
 「(ひくひくっ)・・・で、こっちがちゃんと両方を計算した明細、ですね?」
 「はい、そうなります」

:話を簡潔にする為に「わかりません」とだけにしているが、実際には表に「ここまでがiプラス」と記されています。ただ、「最初はどこまでが区切かはわかりませんでした。後で調査を行って、出たのがこの記録です」と説明されました)

 ・・・やっぱ高く請求されてました・・・(汗)しかも、再計算した明細の金額と、今までの(「タイムプラス」の契約のみの)請求額はほとんど変わりません。って両方契約する意味ないじゃん・・・
 説明を聞いた分には、本来なら「iプラス」の契約に従って最初は7500円分までを処理して、それ以降の分を「タイムプラス」で処理しなければならないところを、「計算がめんどくさい」(・・・とは言ってないけど、それに近い事は言っていた)と、全部「iプラス」での処理、つまり最初の7500円分を除いて後は全部通常料金、「タイムプラス」の処理はゼロとゆー。
 ・・・そーかそーか。言われなきゃ(つっこまれなきゃ)このまま手抜きして高く取る気だった訳ね?

 一応、取りすぎた金額は返却という事と、「iプラス」の契約取消ということに落ちつきましたが。
 片方の契約解消は当然です。このまま両方契約し続けて、また「計算がめんどくさいから全部iプラスにしちゃえ〜」ってやられちゃかなわんので。
 ・・・もうこういうふさげた真似はしないでね。信用なくすのがどういう事かわかってる? >NTT


間違えついでに

 見出しのアンカー、間違えた。最新の「たわごと」の方のアンカーもその月のバックナンバーと同じように「taw200012.htm#〜」って書いてしまった・・・
 ま、いいや。間違えついでにこのままで書いちゃえ。実害はないだろうし。むしろリンクを利用する人の手間が省ける。私もコピー・ペーストするだけですむ。問題なし!(そうか?)

ネタなし。

 ネタがありません(苦笑)
 一応洋書を1冊買ったんだけどね。「The Sword of Welleran and other Tales of Enchantment」という物。訳すると「ヴェレランの剣と魔法の物語」というところか。
 これは表題作の他、いろいろな短編をまとめた本。挿絵はシーム(サイム)ではないです。
 日本の店だから少々高いけど、海外に注文した上で送料を合わせたのとあまり変わらないので購入したんです。洋書古書の目録でかなり頻繁に出てくる本だし。
 まぁ、とりあえず気休めにはなった。あとは頼んだダンセイニ本などが届くのを待つだけか・・・

 で、少し読んでみたんだけど、ダンセイニの文って意外と読みやすいです。難しい言葉があまり出てこないんですよね。
 ・・・もっとも、生原稿は「ネイテイブ」でないと読めないほど「達筆」らしいけど(苦笑)

 あと他の店でラヴクラフトの「At the Mountain Madness」(邦題:狂気山脈にて)のペーパーバックも見つけたけど、こっちはパス。というかラヴクラフトの小説は英語で読む気がせん(汗)何でも「近年まれに見る悪文」だそーだし(翻訳本を見ても「わかりにくそう」と思う辺り・・・)。
 しかし海外ってよく本を出すなぁ。日本だと出ないような内容の本も多いし。

18禁。

 確かに18禁ソフトに法規制はないねぇ。指摘どうもです。
 ・・・というか書き忘れていた私が悪いんですが・・・(苦笑)本当は下記の「18禁」は酒とかタバコとかも(でもこれらって20歳から・・・だっけ?私は飲まないし吸わないので知らない)含めていたんですよ。推敲の段階で入れ忘れていた(書いてる最中に「付記するとして文脈どうしよう」と最初は入れてなかったのです)。これからは気を付けなきゃ。
 ま、それはともかく。

 ソフ倫の扱いってそういう話もあるのかぁ。ふむふむ。確かにそういう扱いをする自治体があるトコでは微妙・・・なのかな?
 ・・・そういえば「エロ本」(エロマンガ含む)の規制ってあったっけ?一応都条例などの対象ではあるけど、法的にはどうなってるって話は聞かないんだけど(元々あんまり話が出ないけど)。
#写真集があまりにも過激だから発禁、って話は
#思いっ切り昔の話だしなぁ・・・去年に1件あった気がしますけど。

 そういえば少し前(確かソフ倫発足以降ですが)に、18禁ゲーム誌の記事で「学生服でも買えるかどうか実験!」って主旨の記事があったけど、「両方とも買えた」ってあったっけ(苦笑)今だとどうなってんだろう。
 あとコメントアウトの部分はほぼ同感。

 そういえばこの前メッセの近くを通り掛かったら、小学生の女の子がメッセ(もちろん「・・・」な方ね)の中を覗き込んでました(苦笑)多分、店頭デモを見ていたんだろうけど。今思えば、「ここは大人の店だからあっちにいこーね(汗)」って言えばよかったんかいな。その時はちょっと急いでいたんで声をかけておくのを忘れたのですが。
#ランドセル背負っていたので、下校中だと思う
 あー、でもあのメッセ、一般ゲームも確かに扱ってはいるんだよな(苦笑)だから別に入ったりしてもいいんだっけ。
#それはそれで、せめて店の外に出すPCのデモだけは一般ゲームにすれ(汗)
 ってこれまた「大きなお世話」かいのう。

 まぁ個人的には、18禁ゲームとかエロ本とかは高校生ぐらいなら読んでもいいとは思うけど(昔の私もそうだったし)、それだったらちゃんとした性知識や女の子の事も知って欲しいなぁとも思いますな。
 特に「避妊しないと赤ちゃんが出来ちゃう」というのと、「正しい避妊の知識」はかなり重要だと思うけど、何だかんだで結構軽視されてるよーな話も聞きますので。
 ・・・その辺は「コイズミ学習ブック」に期待・・・なのか!?(苦笑)←これがオチかい


・・・着替えろよな(苦笑)

 何と言いますか・・・いくら何でも学生服はないだろ(汗)と思ってしまうんですが。当然買えなかった、というオチであって欲しい。まぁ普通そうなると思うけど(いくらなんでも、学生服のままではねぇ・・・しかも学校の名が付いたバッグも付属ですと?)
 そういえば22日って、多くの学校では終業式なんですよね。その関係で学生服のままで来たのかなぁ。

 学生服・・・と言えば、少し前に地元の本屋で、学生服のまま成年コミック誌を立ち読みする学生がいたっけ。
 こそこそと読んで、隣に人が立つと少しずつ向こうに行って、人が離れるとまた元の場所に戻って・・・ってのをやたら繰り返しているんで、かえって目立ってるという(苦笑)というか、俺がすぐ後ろにいたんだけど(をい)
 それを見て「若いなぁ(苦笑)」と思ったり。まぁ、それ以前にコンビニに行った方がいいとも思いましたが(苦笑)普通の本屋で、しかも少し大きめの本屋だからなぁ。
 っつうか、一度家に帰って着替えてから店に来ればいいのになぁ。私服だったら誰も気にしないって。
 あ、一応念のため。未成年に18禁の品を買ったり読んだりする事を推奨してる訳じゃないよ。
 問題は制服のままでそんな事してたら、誰だって注意したり「あの子は・・・」とか言いますって事。それが学生だって話もあるけど(そうか?)。それ以前に制服を着てるってのは「私は未成年ですー」って主張してるも当然だからな(苦笑)
 ま、何にしても、もう少し物を考えた方がいいと思うぞ、お前ら(汗)

 ・・・あ、もう一度書いておくぞ。
 未成年に18禁の品を買ったり読んだりする事を推奨してる訳ではありません。
 むしろちゃんと18歳になってから堂々と買いに来いと思ってる。っつか法律で決まってるんだからさ・・・(汗)他にもこの手の話で問題が起こると、その代償は成人の他の人にかなり影響するからたまったもんじゃないんだよ(昔もそういう事件があったし)。

 まぁ、性交渉の経験の最低年齢がどーこーって話もあるけど、それはそれこれはこれ。高校生でもちゃんと責任が取れるなら問題はないけど、その責任を放棄した上でやりたい放題のバカの方が多いんで、多目に見る気にはならんのよ。
 特に、以前に未成年の男女が「子供を育てる事は出来ないから」と赤ちゃんを殺して埋めた事件があった事を考えると、ね。もちろん未成年でちゃんとした行動をしてる人もいるのは知ってますよ。でも、こういうバカの方が目立つもんでね。
 他にも大人の都合で子供と大人の境界を曖昧にしたりしてるとか、その辺にも言いたい事は多いけど・・・ま、これらはまた別の機会に。今書くような話じゃないし。
 ま、とりあえず、話を戻して、と。せめて学生服のままってのは止めてくれ。かなり気まずい。

 あ、あと・・・アンカーはtawagoto.htm#〜ではなくtaw200012.htm#〜(今月の固定されてる方)の方でお願いします(^_^;) >血熊屋さん
 この辺少し考慮の余地がありそうだな・・・来年からどうするか考えておくか >「たわごと」のアンカー
#それに考えてみれば、手抜き・・・もとい、無駄を減らせるなぁ >アンカーの指定
#最新版の「たわごと」とその月のアンカーを一致させれば作成の時もラクになるし。
#来年からこの方法にしてみるかな?


The Bird of Doom and the End

 今、震える手である本のあるページをめくり、それを読みはじめようとしている。
 そのページの冒頭にはこう書かれている−「運命の鳥と終末の日」

 ・・・という事で、少しずつ読んでいた「ペガーナの神々」の中の「ペガーナの神々」を読了。
 あ、知らない人の為に説明すると、ハヤカワ文庫FT版「ペガーナの神々」は、表題作「ペガーナの神々」と、続編にあたる創作神話集「時と神々」を一緒にした本なんです。で、「ペガーナの神々」「時と神々」はそれぞれ区分けされてる、と。
 創土社の本の場合は、「時と神々」は「ダンセイニ幻想小説集」に収録されてます。ま、詳しい事はいずれブックガイドを書きますのでそっちで(ってまたやる事増やすか >俺)。

 ま、ともかく。これだけおもしろいのに絶版なのが本当に悔しいなぁ。
 テキスト打ちは・・・とりあえず「リンパン=タンのことば」まで来ました。あと・・・21篇か(汗)まぁ少しずつ打ち込みますよ。いつ終わるかは知らないけど。しばらくは少し長い話が続くしなぁ(短い話ならすぐに入力し終わるんだけど)。
 著作権の事は調べてみたけど、うーん。原本からの翻訳に関しては自由(著作権の保護期間が既に切れている)、ってのは教えて貰っているけど、「翻訳した本」に関する扱いって著作権の本をいくら探してもなかなか出てこないんだよねぇ。
 単純に考えれば、翻訳した荒俣宏氏が権利を持っていることになるけど、その権利が何年までのものかわからないのね。だから著作権の本で調べてるんだけど、その扱い方が出てこない。著作権法の全文を読めば出てくるのだろうけど、図書館にはどうも置いてない(あるのかもしれないけど・・・)。
 ま、趣味で打ち込んでる分には問題ないんだけどね。限定的に配布(翻訳本がどうしても手に入らないって人とか、「ペガーナの神々」に興味があるけど古本でも見つからないって人とかが対象って事)したいと思ってるので調べてるんですね。
 こういうケースってレアなんだろーか?


アキバはすごいことになってました

 いやー、疲れた疲れた・・・今回のアキバに関しては、それはもうあちこちで・・・例えば
http://www.fastwave.gr.jp/diarysrv/yoshi_ah/200012c.html#20001222-4
とか
http://tsurime.maid.ne.jp/diary/d200012c.html#22_02
とか
http://db.ascii24.com/buyer/akiba/news/2000/12/22/621337-000.html
とか
http://www.ipc-tokai.or.jp/~ace/Gdiary.shtml#1222.Akiba
 ・・・とかでも阿鼻叫喚が書かれてますな(苦笑)
 ちなみに私がアキバに着いたのは7時半頃ですが、その時点でメッセの行列は既に死んでました(苦笑)長さはまだかろうじて住友銀行のそばまでではなかったですが。後でさらに延びてすごいことになった模様。っつか交番まで延びたんかい(汗)
 私もメッセに並んだけど・・・ちなみに買えたのは10時を過ぎた辺り。
 ・・・と書けばメッセの行列がどれだけ「終わって」たか伺えるでしょうか?
 でも、「ナチュラル2」(だっけ?)の時の悪夢のよーな地獄絵図よりはマシでしたが。あの時は公園が「お店の行列」と「特典の為の行列」で凄いことになっていたからなぁ。

 ついでにエルフ缶はメッセの場合、行列を見た時点で既に完売(そんなに早いうちからもう完売かい・・・)してました。通販頼んでよかった(汗)他の店でも12時頃には完売していたらしいですが。
 で、ナチュラル2の原画集の発売日でもあるので、お店に買いに行って、購入・・・なんですかこの厚い本は・・・(汗)今までのエンターブレインの本でもここまでボリュームあるのは見たことないぞ。これで2500円ならまぁ納得。コミケ前にはきついけど(汗)
 その後「デモCD-ROM」を受け取りにラジオ会館。今回は結構残っていたようです。まぁ、ナチュラル2のようなインパクトのあるキャラじゃないしねぇ(苦笑)キャラデザ的に。

 で、家に帰って、エルフ缶を開封。
 ・・・・・・エルフには言いたいことは山盛りなんだが、とりあえず。
 二度とこーゆーふさげた構成にしないでください・・・(汗)
 特に、大人のオモチャはいらないから二度と入れるな。ゲームと全然関係ないし!
 こういう事をするために「缶詰」にしたんですか?おかげで、保存する事自体難しくなってるんですけど。保存する間にホコリが入り込むし、取り出す時ゲームCDが傷付きそうな感じだし、缶のフチで手を切りそうで恐いし。せめて「ペインター」などのように、フタを「差し込む」タイプにして欲しかった。差し込むタイプなら、フタの再利用が出来るんで保存にも有利なのに・・・
 あとゲームは「基本的にベタ移植」だけど「でも倫理規定に触れる部分は変更しました」だそーで。
 ・・・まぁいいけどさぁ。「YU-NO」はPC-98版もSS版も持ってるから。
 で、YU-NOのオマケ画像はSS版の「トレーディングパッケージ」全種のイラストか。PC-98のCD-ROM版に入っていたオマケ画像も入れてくれればいいのに。SS版も嫌いではない(むしろ好き)けど、PC-98版の絵もカッコいいのが多いんだもん。
 ・・・ともかく。

 ゲームだけ単体で普通に売ってくれ、こーゆーのは。あまりにもユーザーなめすぎ。当然のよーにオークションにいきなり山積みだし。気持ちはわかるよ。本当に特典の意味が全然ないし、保存も大変な内容だし。これだったら私でもゲームだけ抜きだしてあとは処分したいと思うほどだし。
 本当、「YU-NO」がやりたいだけの人はどーすんの?いくら「みんなに『追い出した』とか言われるのが嫌」っても、それはエルフの自業自得だし。でもゲーム自体に罪はないんだから普通に売ればいいんだよ。それを「本当は出したくないけどみんながうるさいから仕方ないから出してやるけど、限定だからな。いいか、出したんだからもううるさく言うなよ」なんて感じで出すから余計心証が悪くなってるんだけど(無論俺もすげぇ嫌です、こういう売り方は)。
 せっかく「YU-NO」自体は当時から評判いいのにねぇ・・・エルフは何を考えてるんだか。


高い明細

 事の起こりは、NTTから届いた電話代の明細であった。それを見たオヤジが
 「・・・おい、前の電話代って確か2万超える事はほとんどなかったよな?」
 「そうだったと思うけど・・・何かあった?」
 「3、4000円高くなってる」
 「え〜〜〜!?」
 で、オヤジに事情を聞いてみる(契約内容などはオヤジに任せてるのです。というか電話で契約するのがほとんどだしね)と、今までは「タイムプラス」だけだったのを、今度「iプラス3000」も契約したんだそーで。

 少し説明すると、「タイムプラス」は10円で接続出来る時間が通常より少し長くなる(5分10円)、「iプラス3000」は3000円で7500円分まで接続出来る(それを超える分は通常料金)、という内容(詳細はNTTに問い合わせるなりしてください)。

 そして、契約する前にNTTに問い合わせた時は、まず「iプラス」で3000円分電話を使用し、それを超える分は「タイムプラス」に移した計算になる・・・といった内容にする事は可能です、と言われたそうです。それで契約した、と。
 でも実際には「iプラス」は確かに適用されているけど、それ以降は通常料金のまま、「タイムプラス」による減額は微々たるもの。
 NTTに問い合わせると・・・「はい、確かに『タイムプラス』と『iプラン』を一緒に契約する事は出来ますが、それぞれの処理は別項となっております」とのこと。つまり前に問い合わせたような計算は不可能だということ。
 その内訳は当然NTTの匙加減次第、というか契約者には選べないのですね(そらそーだが)。だから契約者は「ここまでは『iプラン』、ここからは『タイムプラス』で・・・」という計算が出来ない(処理自体がNTTの中にあって、ブラックボックスだから)。いくら時間を区切ろうが最終的な判断はNTT次第って事ね。

 ・・・まてコラ

 その後いろいろ話を聞いて、結局「・・・では、契約を破棄しますか?」
 当然じゃ!!。最初に嘘ついてる(不可能な計算を「可能です」と言った)とわかったからには、これ以上「iプラン」の契約を継続してかえって高くなるというバカな話は終わらせてしまう方がまだマシ
 ちなみに「ただし契約を破棄しても、(高くなった)代金は返しません」とも言われました。
 はいはい、いいからとっとと首にしてね、嘘の説明したNTT職員は。謝らなくていいけど、これ以上嘘をつくのやめてくんない?その方がもっとむかつく。
 皆さんも、電話の明細とその変化には注意しましょうね。一番いいのは、「安くなりますよ」と嘘ついてむしろ高くなる契約を奨める職員を首にする事ですが、NTTがそういう事するとは思えないからね(皮肉)
 ・・・そういや、前にも似た話結構聞いたなぁ。まぁNTTだし。

 ちなみに今回の件の場合、「タイムプラス」のみの場合は請求金額に0.6を掛けた程度の金額になったそーです。この場合の金額がいくらかは想像にお任せします。
 ・・・本当、これで「両方契約するともっと安くなりますよ」もないもんだ。
#まぁ、確かに月2、3000円程度の電話代しかかからない家なら意味はあるだろうけど。

洋書古書の苦悩

 うーん・・・本当、クレジットカードがないってのは厳しいよなぁ。
 ま、それはともかく、国内にも洋書古書専門の代理店があるけど、これが問題なのね。
 手数料が高めなのはともかく送料が1冊1冊ごとにかかって、しかもそれがえらく高いというのが・・・それに料金計算が大変になるし、どの口座にいくら振り込めばいいのかがわかりにくいので出来ればあまり使いたくないってのも本音。
 どういう事かというと、今の時点では1冊ごとに見積もりと(銀行の)口座番号が送られる仕組みだけど、この代理店はいくつかの口座番号を持っている為複数の本を見積もった場合は複数送られる、と。でもって説明には「注文した書籍全額まとめて」なのかどうかがわかりにくい。だからいまいち不安なのです(要するに説明が少し下手だと・・・)。
 今度「バスケットシステム(お買物かごシステムって事ですね)」を設置するらしいんで、そのシステムが「複数の代金をまとめて表示、口座番号も1つ」って感じで出てくれるようなら手数料が高い・送料が高い点には目をつぶって利用するかも。
 ・・・いつになったらこのシステムが出るかわからない点が不安要素ではありますが(苦笑)少なくとも来年以降にはなるだろーし。

 もう1つの理由は、一部のデータが変な事。
 実はこの代理店に置かれているデータは、元になっている洋書古書検索エンジンがあって、そこのデータを利用している・・・のだけど、お目当ての本の価格がなぜか違うのね。例えば、海外の方では$25の本が、代理店のデータだとなぜか$40。ちなみに書籍の説明と店名は一致しているので紛れもなく同じ本のデータなんですが・・・それが日本円にして約1500円の差があるってのはおかしいと思う。
#手数料なども加えると差はさらに広がる
 そういう訳で、若干不審な部分もあったりするんで・・・他の本のデータは合っているから余計悩むんですな。
 そうこうしてるうちに新年までの日数はどんどん減っていくし、うーむ。
 まぁ今は「年内に入手」は諦めてるけど。・・・年末年始って銀行行きにくいんだよなぁ(汗)だからなるだけ年内のうちに入手出来るようにしたかったんだけどね(年内ならまだ振り込みに行きやすいから)。


うーん?

 12/20日付の朝日新聞朝刊に、「ハリー・ポッター」の批評(っぽい)記事が載ってました。
 あ、先に書いておくけど、私は「ハリー・ポッター」は読んでません。
 その内容を読んでいくうちに、「うーん・・・?」と頭をかしげたくなってしまいました。
 というのも、この記事は結局「ハリー・ポッター」が気に入らないとかそういう事を言いたいんだろーか?と思ってしまうような内容だったんですよね。

 特に気になったのが、「ファンタジー」はこういうものだ、とでもいうかのように「指輪物語」と「ゲド戦記」を挙げていて、他にも「魔法使いはうんぬん」とか「背景の深さがうんぬん」など・・・まぁ、この辺は実際に自分で読んでください(朝日新聞をとっていない人は図書館を利用するといいでしょう)。
 えーと・・・(汗)「ファンタジー」って、思想性がなければいけない物なんですかね?(汗)背景が深くなければいけないんですかね?魅力的な悪が出てこなければいけないんですかね?そもそも「悪」は強力な敵でなければならないって誰が決めたの?
 何と言いますか、要するにこの記事を書いた人が「ファンタジー」の定義に縛られすぎているような、そういう印象を受けたんですね。元々「ファンタジー」って重い物でなければいけないとか、そういう訳でもないでしょうに。
#念のため書いておくが、「子供向け」という意味ではない。
#大人向けでも軽く読める、というぐらいの意味あいです。

 個人的には、「指輪物語」に関しては・・・「ファンタジーの歴史において重要な作品ではある」が、しかし「最高の物語ではない」とも思っているんです。というのも、確かに背景の深さなどはかなりのものです・・・が、逆に言えば「読みにくい」んですよ。その欠点は確実にあると思うのだけど、今まで同じ意見を聞いた事がないのを不思議に思っています。
#まぁ、他には翻訳の問題もあるんだけど。
#訳者によって名称の訳が違うのもあるし(「つらぬき丸」とかね)
 私だって、確かに好きな場面も結構あるものの、それ以外の場面は全部忘れてしまってるし。だから最終的な印象はそんなに残ってない、と。登場人物なんか、ほんの数人しか覚えてないし・・・(しかしこの部分、「指輪」ファンが見たら怒りそうだなぁ)
 「ゲド戦記」は読んでないのでここでは割愛。
 でも、確かに「指輪」などの影響で、「ファンタジー」は「重く」なければいけない、といった風潮が一時あったとは思います。それはとんでもない誤解だと思うのだけどね。

 あと、「ファンタジー」というジャンルはよく誤解されるようだけど、決して「子供向けの為のジャンル」ではないし、かといって「大人でも読める重厚な物語」のジャンルでもない、と思うのですが。
 例えば、最近読みはじめたロード・ダンセイニの作品は、いずれも「ファンタジー」のジャンルに当てはまる物ですが、特に「物語が重厚」といったような感じではないんだけどね。どっちかというと結構気軽に読める物が多いようだし。
 ただ、ダンセイニの初期作品に関してはいずれも底に「死」と「滅び」があり、世界はいずれ滅んでしまう。神々でさえも「時」の前には無力である−という前提がある関係で、雰囲気にもそれが現れている。その点がダンセイニ初期作品の特徴でしょうか。

 まぁそれはおいといて、と。実際のところ「ファンタジー」の定義なんて一通りで出来るもんじゃないと思う。それ以前に「ファンタジー」そのものがもやもやとした「物」だと思うけれど。
 この原因の1つには、いわゆる「和製ファンタジー」が一時流行した事も無関係ではないだろうねぇ。「ロードス島戦記」とか「スレイヤーズ」とか「フォーチュン・クエスト」とか、他にもいろいろ。で、これらは、人によっては「れっきとしたファンタジー」だと言うし、人によっては「あんなのファンタジーじゃねぇ、ただのゲーム小説じゃないか」とも言うし。
 ちなみに私はどれもちゃんとしたファンタジーだと思う。ただし「軽めの」、を付けたいとも思うけどね。こういう言い方はどうか?
 他にも、昔のNHKアニメで出ていた「ニルスのふしぎな旅」も形態としてはちゃんとしたファンタジーだと思う(同じ事を言っていた人を見た事ないけどね)。
 まぁ、各種出ている「ファンタジー」関係の資料などを見ても思うんだけどね。きちんとした定義を作ってる人ってあまりいないと思うよ。別に作る必要もないと思いますが(結構異端な作品ってある物だし)。

 うーん、結局朝日新聞のあの記事の何が問題かって、うーん。
 うまく書けないと思うけど、要するに「あんたの言うファンタジーって結局何だよ」ってとこかなぁ。
 実際何回読んでも何が言いたいのかわかりにくい(焦点がぼやけた感じ)。それに「なんだ、結局『なんでこんな小説が売れるんだかわからん』って言いたいだけなんじゃないのか?」としか思えないのですが。

 あと、「思想性がない」ことを批判の種にするのは間違いだと思いますよ。そんな事言ったら、「思想性のないファンタジー作品」ってのは山盛りで出てきますけど(もちろん海外作品で、です)。
 もちろん「裏読みが出来るぐらい背景が深い」とかそーゆーのを好むのは勝手だけど、それが必ずしも正しいと思わないで欲しい(ちなみに私はこういうの、嫌いです)。作者が知らない事を他の人が知れるとも思えないし・・・例外はあるけど、それはあくまで例外。


「最後の魔法」と戯曲

 わーい、注文した本が届いた。やはりネットで古本を注文出来るのは便利だなぁ。
 という事で、「ヱルフランドの王女」と「ダンセイニ戯曲集」の2冊を購入。
 前者は「エルフランドの王女」の妖精文庫版。だから表記が古い「ヱルフ」になってます。しかし挿絵はこっちよりも沖積社の同名の本の方が好みかも(本当はサイムの挿絵が入っていて欲しいんだけど・・・)。
 で、「ダンセイニ戯曲集」は元々あまり買う気はなかったけど、「山の神々」「女王の敵」はじっくり見てみたかったので、買ってみました。ふーむ、なるほど・・・図書館で少し読んでみたときにはわからなかったけど、じっくり読むと「恐怖」がこっそり忍び込んでくる話なんだなぁ。

 とりあえずこれで、ちくま文庫の「影の谷物語」以外の、創土社「ペガーナの神々」より後に出たダンセイニの本は全部・・・かな。これでブックガイドも書けるかな?その前に読まなきゃいけないんだけどね(苦笑)
 しかしちくま文庫の「影の谷物語」、本当どこにあるんだかねぇ。ものすごく欲しいんですけど。もし見つけたら確保するなり連絡するなりお願いしますー(汗)いやマジで。

 あ、そうそう・・・ダンセイニ関連の本で、国内で発行された本には、大きく分けて大正時代付近〜昭和初期に発行された物と創土社「ペガーナの神々」以降順次に出た物の2つに分けられます。
 で、私が集めている(集める)のは創土社「ペガーナの神々」以降に出た本のみです。それより前のは第一古本でもほとんど見つからないような物ばかりだし、内容的には創土社「ペガーナ〜」より後の本に収録されているのがほとんどなんで、それより前の本を探す気にはならないのですね。第一、一番重要なのは中身だし。

 影の声:「・・・そう言いながら、なんで洋書の目録を探してるかねぇ」
 うしとら:「やー、やっぱ原本も欲しいかなーと・・・(汗)」
 影の声:「もう数本頼んであるんだからそっちの連絡が来るまで我慢せい」
 うしとら:「(気の抜けた声で)ふわ〜〜〜い」
 影の声:「それ以前に、とっとと読めっ
 うしとら:「はーーーーーいっ(滝汗)」

 あ、先に書いておくけど、さすがに「原本」とはいっても、「ペガーナの神々」の初版を買うとかそういう意味じゃないですからね(汗)ここで言う「原本」は、単に英語で書かれている本って意味(そういえばアイルランドって英語なんだっけ?)。

なぜ私はここにいるのでしょう。

 なぜ私はここにいるのでしょう。
 ・・・なぜに俺は町田まで行くだけだったはずなのに新宿にいて、さらに元々行く気はなかったのに秋葉原にいるでしょう?
 その訳は、ある人の本を買いに行ったことから始まります。

 「光善寺恵」と言う人なんですが・・・ちなみに800円本です(苦笑)
 で、この人の「スクラッチ・パーティ」という連載が「あった」んですね。「あった」と過去形になっているのは−雑誌が消えたから(苦笑)で、この前までその連載が単行本になってるなんて知らなかったんですよね。(ちなみに雑誌が消えたのは少し前)
 それでこの単行本を探しに町田に行ったら、「まんがの森」で門井亜矢の「ヘブンズゲイト」の原画展をやっていました。おお、綺麗な原画。でも何か普通のマンガの原稿と違うなーと思ったら、周囲の枠線がないんですよね(普通のマンガにはある程度決まった範囲の中で描かれてるので、なんとなく枠線みたいな部分がある事が多いと思う)。ほー、あそこはホワイトで効果を出していたのかーとか本当、「いいもの」見せてもらったなぁ。
 ・・・サイン本売っていたけど買い逃した・・・(涙)さすがに残ってる訳ないか。
 というか発売日自体何日だったんだろーか?当日だったら買えただろーに(涙)

 で、気を取りなおして・・・あ、川本貴裕の新刊「アイディアル」が出てる。即買い。でも発売予定があるなんて知らなかった。というか、この人の場合絵柄で探してるから予定表で見つかる訳ないんだが(よく買えるな、それで)。
#名前でなく絵柄で探してる人は他にもいます・・・すいません(汗)

 で、お目当ての人の本はないので新宿ならあるだろーと。虎の穴ですね。ついでに同人誌もこっちでなら買い逃した本があるかも、と思いつつ新宿に。
 で、虎の穴。お目当ての本は・・・あったけど・・・なんで、裏表紙が折れてますか(怒)というか立ち読みするのはともかく、戻す時は丁寧に戻せよなぁ・・・他の本も結構ひどい目に合わされているし(綺麗な本も多いけど)。同人誌は買い逃した本があったので購入して、そのまま秋葉原に。

 そうして秋葉原でやっとお目当ての「スクラッチ・パーティ」を購入。
 ・・・疲れた・・・(そりゃそーだろ)最初から秋葉原に行ってりゃよかったんだよ(汗) >俺

買ってるし。

 例によってアキバ散策。
 で、とらハ3と購入。・・・だって安かったんだもん(汗)
 というか、とらハ3ってどこもオマケ付きだと高いんだもん(定価のトコもある)。オマケはいらないのでオマケなしの店で購入したので安い、と。
 ・・・この先の予定がきつくなった気もするがまぁそれはそれこれはこれ(汗)

 その後海洋堂に行って、「百鬼夜行」の第2弾の「鉄鼠」「狐」を購入。(ちなみに「狐」は前のアイテム発表時には伏せられていた妖怪。だから今回も正式名称は伏せておきます・・・まぁわかる人にはわかるだろうけど)
 ついでにチョコエッグの「ペット」(まだ地元に入らないんでやんの)を1個。これは「ネザーランドドワーフ(ウサギ)」でした。犬か猫かフェレットが欲しいんですけど(苦笑)
 それ以外は特に何もなし。

 にしても、とらハ3・・・この前「ナチュラル2」入れたばかりだからとらハ3始める訳にもいかないだろうしなぁ。むぅ。今度はYU-NOに探偵紳士も出るしねぇ(汗)どうしてくれよう。


「デモ・・・あったねぇそういえば」

 さて、いつものよーにネットをぐるぐるしますか・・・
 いきなり「読みふけったりしてしまってたヨ」なんて言われてるし。びっくりしたなぁもう(「あ〜る」風に読みましょう)。
 てな事でイメージファイト2ネタなんですが。

「スピード最速にして機雷の上を駆け抜けて誘爆させると言うパターンを、もちろん20〜30回は平気で死につつ編み出した記憶が」(先述のページより引用)

 ・・・その手もあったんかい・・・(遠い目)
 無論、やりませんけど(滝汗)あんな難しいゲームは1万円くれてやるって言われてももうやりたくない。
 しかしデモ・・・そういえばあったんだねぇ(をい)。私は一応デモも見たけど、1回見たら後はデモを無視してましたが。STGとデモって相性が悪い訳ではないんだろうけど、うーん。実際タイトー系の場合はゲーム展開自体がデモみたいなもんだし(ステージとステージごとのつなぎのシーンとか)。

 それにしても、イメージファイト2のデモの内容ってどんなんだっけ?(苦笑)
 本当にどーでもいい話(ありきたりのSF話)が出ていたよーな事だけは覚えてますが、確認する気はないです(をい)

廉価版買ってません

 mk2さんの日記より。
 そーいえばデアボリカのレビュー書いたきっかけって、しのぶさんと話した事だったような気がする。「デアボリカやったんですよね?よかったら感想を」とか言われたんだっけ? >しのぶさん

 しかしデアボリカ、といえばBBSで話が出たけど、廉価版では前にファンクラブ限定らしきシングルCD-ROMの内容も追加されてるそうで。くぅぅ・・・コミケ終わった時に金に余裕があったら買ってみるかな?
 というか俺の持ってるのは某Kさんに貸しっぱなしだし(苦笑)

 ちなみにデアボリカ、俺が好きなのはやっぱ終盤目前での、凶アリアとのシーンの後の展開辺りだなぁ。あの辺の「落とし方」が鳥肌モンで好きなんすよ。それ以外は・・・デアボリカ版「ヘンゼルとグレーデル」(違うっつーに)かなぁ。

やなゴーレムだなぁ

 WWWの古本検索エンジン(あるんですよ、あちこちに)で探している本を検索。
 で、そのうち1冊を置いてある店が小田急沿線の近くにあるみたいなので、地図で場所を確認。やっぱり小田急沿線の近くにあって、行きやすそう。
 で、今回買ったのは「イルーニュの巨人」「異時間の色彩」「別世界通信」の3冊。ちなみに今日行った店は絶版文庫中心の店なんで、今回挙げてる本も絶版の物ばかりです。探してみようと思う人はその辺に注意してください。

イルーニュの巨人」C・A・スミス
 少し前に図書館で読んで、結構気に入ったので欲しかったのですね。
 これは青心社の「クトゥルー 5」にも収録されている「アタマウスの遺言」、ちょっとしたエロ・ロマンス風の「聖人アゼダラク」、表題作の「イルーニュの巨人」などを収めた短篇集。
 C・A・スミスはクトゥルー神話関連作品も書いているけど、独自の世界観を持った作品もいくつか書いているそうで。この本にはその関連作品はあまり入ってないようですが。
 ともかく、「氷の魔物」のカッコよさにはシビれたなぁ。これはいわゆる「魔物が守っている宝物に手を出した愚か者に下される非情な運命」ってヤツなんだけど、舞台が氷原なんだよね。今の季節にはものすごくぴったりという事もあってかなり楽しめました。

 C・A・スミスはクトゥルー神話関連作品だと青心社「クトゥルー」、国書刊行会「ク・リトル・リトル神話集」などにほとんどが収録されているようで比較的読みやすいです。
 私が好きなのは「妖術師の帰還」(「クトゥルー 3」に収録)と「魔導士エイボン」(「クトゥルー 4」に収録)の2本かな。後者の方はバカバカしさが好き(やじきた道中記のノリと言えばわかるかな)。こういうコメディータッチのも書ける人なんだねぇ。
 それ以外の、いわゆる幻想大陸物の作品も読んでみたいとは思うんだけど、「呪われし地(ロキ)」以外は入手が厳しそう(なんせ片方はソノラマ海外文庫、片方は創土社らしいし・・・)。

異時間の色彩」マイクル・シェイ
 タイトルでバレバレだけど、ラヴクラフトの「異次元の色彩」の現代版という内容らしい(今はまだ読んでない)。
 ハヤカワFT文庫なんで入手しにくかったので嬉しい。というかハヤカワFT文庫、絶版多すぎ(汗)
#「ザンス」シリーズ以外はボロボロじゃねぇか・・・ >ハヤカワFT文庫目録

別世界通信」荒俣 宏
 ファンタジーを含む幻想文学に関する本。例によって結構濃い内容。
 巻末のブックリストがおもしろそうだったんで購入。

 うーん、他に興味のある本はなかったけど、「イルーニュの巨人」が買えたからいいや。
 そしてBOOK-OFF。これまた図書館で読んで、おもしろかった「恐怖の黄金時代 −英国怪奇小説の巨匠たち」を見つけたので購入。
 これはラヴクラフトの評論を元に、アルジャノン・ブラックウッド(「ウェンディゴ」「柳」など)、アーサー・マッケン(「パンの大神」「三人の詐欺師(怪奇クラブ)」など)、ロード・ダンセイニ(「ペガーナの神々」「魔法使いの弟子」など)、M・R・ジェイムズ(ごめん、この人はあまり読んだ事ない)といった面々のエピソードなどを中心に、傍目から見るととても愉快な王位継続騒動(「第6章 レドンダ島の王たち」)などおもしろい話もふんだんに入っている内容。

 ただ、エピソード中心という事もあって、怪奇小説や幻想文学の事をある程度知っていないとあまりおもしろくないかも。
 例えば、ロード・ダンセイニの章の冒頭ではダンセイニがボストンで講演会を行った後、帰る為にタクシーに乗ろうとした時に、被っていたシルクハットがタクシーのドアにつかえて落ちてしまったことがあった。その様子を近くで見て、記憶に焼きつけていた青年がいた。その青年こそがラヴクラフト本人であった−といった具合。
 この事はラヴクラフトの事について書かれた本でたまに書かれているし、書簡集で「ダンセイニを間近に見た」興奮を書き綴っているのを見た人なら知っている事なんですが、知らない人には、このエピソードが何を意味するのかがちょっとわかりにくいですよね。
 元々がラヴクラフトの評論「文学に於ける超自然の恐怖」をテーマにしていることもあって、ラヴクラフト風味が結構多いのです(後半はラヴクラフト風味がすっかり抜けますが・・・)。
 ただ、怪奇小説や幻想文学に関してはいい資料になる部分が多いのも事実なんで、興味があったら読んでみるのもいいかもしれません。ちなみに2000年夏に出た本なので、手に入れやすいはずです。注意としては、いわゆる新書サイズの本(集英社新書)なんで、新書コーナーでないとダメかも。

 そして家で「イルーニュの巨人」を読む。
 うーん、前に読んだ時にも思ったけど・・・これっていわゆる「フレッシュ・ゴーレム」(死体で作るゴーレム)の類だよなぁ・・・だから当然のように「オチ」もいやーんな感じのオチ(苦笑)
 具体的な説明は、食事前/中/後の方もいるかもしれませんので止めておきますが。

 まぁ、そんなこんなで結構嬉しい日でした。
 ・・・また積んである本が増えた、という事実からは必死で目を逸らしたい気持ちですが(苦笑)


そろそろ止め時か・・・?

 何って、「ラブひな」。
 ・・・メッチャつまらんのですが(汗)
 おもしろくなるにしても、来年以降にならないとおもしろくなってこないだろうしなぁ・・・

テキスト入力ちう。

 「朱紅い雫」を遊ぶ関係で、他の事がどんどん後回しになっていたのですが、ようやく他のことにも手をつけられるようになりました。
 そこで「ペガーナの神々」のテキスト打ちを再開。
 とりあえず「スリッドのことば」までは打ち込めたけど、まだまだ先は長いんだよなぁ・・・(汗)
 他にも「プリンセスクラウン」のレポートとか(やっと書き終わった・・・)、いろいろ。

 ・・・で、何故「ナチュラル2 DUO」をインストールして遊んでいるかね? >俺
 来週、YU-NOとか来るのに・・・(汗)


ガガーブ歴937年、エル・フィルディンにて

 はー、何だかんだといってやっぱり最後まで楽しめました、「朱紅い雫」。
 まぁシナリオの上ではPC-98版の方が好きな部分もあるけど、まぁその辺は今度書くレポートで話すとして。
 システムが遊びやすくなったのが一番嬉しかったなぁ。セーブが自由に出来るのが特に。

 にしても、Win版って、「海の檻歌(英雄伝説V)」にそのままつながるように追加してる会話が結構あるなぁ。少し複雑な気分ではあるけど、このあとヴェルトルーナでのあの物語につながって、さらにティラスイールで結末を迎えるんだって思うと、思わず涙が・・・。
 まぁ、とりあえずこれで神々の時代が終わり、人の時代が始まる−と。
 そして物語はヴェルトルーナを巡り、ティラスイールに向かっていくのな。
 それは大地にガガーブが刻まれた時から続く、3つの大陸での物語。ガガーブが刻まれるより始まる、この物語が終わるのは・・・
 といった感じで、ガガーブ年表を見ると思わず涙腺が緩くなっちまいますな。
 PC-98版も全部やっているから感動もひとしおだったり(PS版とSS版はこのさい抜きね)。

 まぁ、先にも書いたようにシナリオに関しては不満もない訳じゃないけど、これはレポートで書きますんで。・・・って、一般版とネタバレ版をまたやるつもりかい >俺
 あ、でもこれだけは今のうちに書いておこう。

 「エスペランサー」の話はPC-98版の方が好きなんですが・・・なんで変更する(涙)

 うーん、久しぶりにヴェルトルーナとティラスイールを旅したくなってしまったよ。
 とりあえずOPだけで我慢しておこう・・・(汗)

 「大地にガガーブが刻まれる以前−」
 「この物語は、ガガーブの先に世界はなく、大蛇の背骨の果てにも世界はないと信じられていた時代の最後の物語である」
 「大地に残ったのは罪の傷痕」
 「20年前にティラスイールを巡礼したと伝えられる白き魔女の伝承も、そうした伝承の1つだった。」
 「しかし、その真相は誰にも確かめられることなく−やがて、忘れられていった。」
 「娘は未来を知る力を持っていた。
 彼女は生まれついての魔女だった。」

 ・・・・・・・OPが脳内再生しまくってて他の事が出来ないんですけど・・・・・・(汗)


数年たって入手

 ほー、感動っ。
 何を手に入れたかというと・・・「グラディウスII ゴーファーの野望」のビデオ、ポニーキャニオンの物。もちろんMSX版じゃなくてアーケード版ね。
 実は昔欲しかったんですよ。なかなか全面を見る事が出来なかったから。でもこのビデオの存在を知った時には既に廃盤だったんですよ・・・(涙)この時期のゲーム関係のビデオはすぐに消えたし。
 それをふと立ち寄った店で見つけてしまったもんで、衝動買いしてしまいました。うーむ、この時期に3000円の出費はきついけど、まぁそれだけの価値はあるかな。実際今入手するのはもはや「運」しかないような品だし。ちなみに3000円は定価より少し安いです(定価は3500円)。
 しかし最近、運を変なトコで使ってるような気がするなぁ・・・(苦笑)あ、それとついでに安く売っていた「ヘラクレスの栄光3 神々の沈黙」も入手(カセットのみの品)。

 そしてビデオを見てみました。うーむ・・・いきなり2週以上回ってからかい(苦笑)まぁ、昔は「○周している事を前提」に攻略記事がでていたからなぁ、「ゲーメスト」でも。いわゆる初心者が見るようなビデオではないけど、まーグラディウスIIだし。
 しかしこれが「チャンチャン避け」かぁ。本当に見事な避け方だこと・・・
 ただ、収録時間が25分という関係もあるのか、ビデオの内容は編集しまくり(面ごとに装備が全然違うので先に収録しておいたビデオを繋ぎ合わせたとわかる)。いわゆる「安地」もほとんど使ってないプレイ内容が中心だけど、そういうもんなんだろうなぁ(安地はビデオで見せてもつまらないし・・・要塞面以外は)。
 ま、とりあえず見られたんだから良しとしとこう。

洋書検索で現実逃避

 海外の古書店サイトなどで検索して現実逃避(をい)。
 うーん、欲しいのは山々だけど、やっぱりまとめて買える方がいいんだよねぇ・・・バラバラだと、結局こっち(代理店を通さない方法)でも高くなるし。
 とりあえず現在購入したいと思ってるのは次の通り。上の方ほど「欲しい」度が高いです(をい)いくつかは頼めそうな感じではあるけど。

 ・Beyond the Fields we Know
 比較的入手しやすい方みたい。リン・カーターが編集した本らしいけど・・・
 ・Sidney H. Sime: Master of Misterious
 サイム(シーム)の伝記で、イラストも収録とのこと。
 海外って、マイナーな人でも伝記が出る辺りが凄いと思う(海外だとサイムはそんなにマイナーではないけどね)。
 ・Time and the Gods
 オリジナル版の「時と神々」ではなく、少し前(2000年発行)に出た本の方。
 「バブルクンドの神々」で見た話では、「ペガーナの神々」などの短編を「目一杯」入れまくったという無茶な本らしい(苦笑)一応、ダメモトで新刊を注文してもらっているが、版元品切れで「かなり待たされるかもしれない」だそうで。
 ・The complete Pegana
 「ペガーナの神々」などを収録した本。
 ちなみに先日入手した「黄の印とその他の物語」と同じところが出している、クトゥルー(TRPGの方)の副読本。これは「ペガーナの神々」が目的というよりは、資料として欲しい。
 ・The King in Yellow:「黄衣の王」。オリジナル版はさすがに高い(最低でも100ドルを超えます(注1))ので、せめて後に出たミニ・ハードカバー版が欲しい。
 ただ、これは先日に入手した「黄の印とその他の物語」と目的の内容がかなり被るんで、後回しでいいと思う。
 ・The King of Elfland's Daughter
 「エルフランドの王女」。これは新刊でまだ余裕で買えるそうなので後回し。
 ・The Charwoman's Shadow
 「魔法使いの弟子」。これも同じく余裕で新刊が入手出来るそうなので後回し。

 ・・・って、待てコラ。本当にこれ全部買う気か?そして全部読む気か?俺(滝汗)
 むぅ。英語が出来る人に頼みたいところだけど・・・(洋書の古書って、同じ洋書でも新刊を買うのとは訳が違うからなぁ・・・新刊の方が百倍ラクだよ本当。アメリカ版とイギリス版の違いとか、サインが書かれているかどうかとか、目録に書かれている事をよーく見ないといけないし)
 とりあえず・・・目の前に積んである本を読んでおきますか・・・(涙)ああ、また本が増えてるし(また買ったんかい、こいつは)。
 ・・・だから検索して現実逃避してたんだけどね(苦笑)
 考えてもみ、ざっと見て裕に20冊以上はある本の山を目の前にして

 影の声:「言い訳はいいからさっさと読め」
 うしとら:「は・・・い・・・(汗)」
 (心の声):「でも、円相場が最近不安定だから早めに買っておきたいんだけどなぁ」
 影の声:「第一、今月はコミケとかあるからそんなに金を使えないんじゃなかったか?」
 うしとら:「はっ!!しまったぁぁぁぁ!!」
 影の声:「・・・やっぱりな・・・(溜息)」
 あとがよろしいようで。

 ちなみに現実逃避していた理由はもう1つあります。
 ・・・円相場・・・どんどん円安になるし・・・(滝汗)$10とか$30辺りならともかく、$150以上の物なんかもう「見ーてーるーだーけー」って感じ(いや、円高でも一緒なんだけど・・・円に変換すると「万」なんだもんね)。まして$700とかそーゆーのは・・・(汗)でもせめて、外観だけでも拝みたいもんだけどね。

 注1:れっきとした「古書」なんだから$100(約1万ちょい)以上して当たり前なんですが。戦前の本だし(「黄衣の王」は1895年発行)。


"Have you found the Yellow Sign?"

 あ、品切れになる前に買えたみたいで良かった・・・何を頼んだかというと、「The Yellow Sign and Other Stories」。そう、「黄の印」です。
 青心社の「クトゥルー 3」や国書刊行会の「ク・リトル・リトル神話集」に収録されている短編「黄の印」(R.W.チェンバース)は「クトゥルー神話」作品の中でも結構気に入っているんだけど、この「黄の印」は、元々は「黄衣の王(The King in Yellow)」関連の小話の1つで、チェンバースの作品の一部は「黄衣の王」を狂言回しに使っている−という事を聞いたので、是非とも他の関連作品(カルコサ神話、黄衣の王関連)も読んでみたいと思っていたのですね。
 それで調べてみたり、BBSでホラー小説に詳しい人に尋ねてみたところ、次のような事情がわかりました。

 ・チェンバースは多数の作品を書いて、計87冊を出した。しかしその大半は「駄作」で、良くできた小説はわずかしかない。さらにホラー小説もかなり少ない。(いわゆる量産作家(流行作家)だったみたいですね)
 ・その為、本国でも忘れ去られた存在となっており、当然小説本の復刊もほとんどなかった(最近になってようやく「The Yellow Sign and Other Stories」が出た程度らしい)
 ・日本でもチェンバースに言及した人はあまりなく、チェンバース論が雑誌で載ったのが少しある程度。

 ・・・という事で、翻訳自体が「まったく」といっていい程なく、その為「クトゥルー」「ク・リトル・リトル神話集」に収録されている「黄の印」以外の作品を読みたいなら自力で洋書を翻訳する以外にはないという(涙)(注1
 この事を知ったときは本当にショックでしたよ。「ええええ!?」って。だって、「黄の印」おもしろいのに!
 ・・・仕方ないので、洋書を注文してもらって入手したというわけです。この本を出した会社は前に「The Complete Pegana」(「ペガーナの神々」などを収録)を出していたけどすぐに品切れ(今は注文しても買えないみたい・・・頼むから再販してくれ(涙))だったというので、買えるうちに買っておいた方がいいかなと思ったので。
#ちなみにTRPGの「Call of Cthulhu」の副読本として出しているシリーズらしい。
#だからその性格上、品切れしたら再販の可能性は低いみたい。
 しかし何というか、その。人気に流されないでもう少しちゃんと作品を書いていれば、もう少しは名前が残っただろうになぁと思うと・・・うーむ。ラヴクラフトも同じように言って嘆いていたらしいですけど、気持ちはわかる(汗)

 ともかく、洋書に関してはまだ欲しい物が数冊あるんだけど、入手するのがちょっと大変そう。というよりも洋書の古書の通販は、頼むのが大変なんだよね。洋書でも新刊なら簡単なんだけど・・・というのも、古書の場合は、古書を扱っているサイトで検索すると同じタイトルが数本出てくる事があります。これは「それぞれの店」での在庫情報。
 まぁ、要するにあちこちの店の在庫情報を検索するページなのです。それも海外が相手だから、店も世界の各地にある訳で。値段だけなら安いけど実際の送料が高くなったりしそうなイギリスとかも出てくる訳で。他にカナダとかも当然出てくる、と。アメリカが相手ならまだラクみたいですが・・・
 そういう要素が多いんで、本当は自分で注文するのが一番(店の情報とか本の状態も関係してきますし)なんだけど・・・
 そういう店は大抵クレジットカード前提で、他の入金手段が示されないのが大半で、どうしたもんかと思ってるのですね。うーむ。なんでよりによって品切れで古本でしか見つからないよーなモンばっか探すかな >俺

 注1:正確には雑誌でわずかに数作が翻訳されているけど、これは入手が厳しいので・・・それに「黄衣の王」関連ではないし。

#見出し・・・「黄の印を見つけたか?」無気味な問い掛けのシーンは圧巻。

"A Tear of Vermilion"−最後の神々の物語

 お、届いたか・・・「朱紅い雫」。
 で開封して中身を見る。シナリオ集は封印されてるからそのままにして、設定資料集を・・・おお、PC-98版の時のイラストがほとんど収録(CDドラマ「朱紅い雫」のイラストも!)。最後にはガガーブ年表があって、これまた嬉しい。ファルコムのページで見る事も出来るけどね。ただ、こっちの方は「朱紅い雫」中心の年表になってます。
 あとPC-98版のボツになったオープニングがあるけど・・・これ、本当にPC-98?(汗)もの凄く細かいんですけど。これがボツになったのは惜しい・・・(そういえば、このCG、広告には出ていたんだよねぇ。ゲーム中で出てきた覚えがなくて「あれ?」と思ったけど、これだったのか)いや、シンプルなPC-98版オープニングも好きなんだけどね。
 しかし結構変更入ってるよーで・・・っていうか、ドゥルガーと四大精霊が変更されてるし(PC-98版では人の姿が一部入った精霊には見えなかった記憶があるんですが(苦笑))。ドゥルガーはPC-98版の方が良かったけどなぁ・・・
 ま、とりあえず始めてみますか。

 30分後・・・
 うーん。もうOPだけじゃなく、ほとんどの部分でPC-98版とは別物になってるし(汗)
 それにしても、なんか重いぞこのシステム。P3のCPUが欲しくなるぐらい・・・(涙)「海の檻歌」と見かけ上は似てるけど、内部ではもっと細かい事をやってるんだろーか?今はCPUを買うのはちょっと無理なんで我慢ですが。
 でも結構、というかほとんど全部変更されてるような。PC-98版ではあった情報屋も消えているし、配置とか変わってるし、でPC-98版の記憶なんか全然使えない(苦笑)おかげで新作をやるのと同じ感じで楽しんでますけどね。


ああ・・・

 ・・・気が萎えた・・・
 何って、「ラストサマー」というホラー映画がTVで出ていて、興味があったんでビデオに録ったんですよ。生で見なかったのは単に眠かったから。
 で、翌日。早速見てみました。ふーん、こういう話なのか。といった具合で物語は後半の佳境に差し掛かったころに、運命が私を見舞いました。

 「ぷつんっ」

 ・・・はい?
 一瞬何が起こったのかわからなかったのですが、ビデオ本体を見たらすぐにわかりました。

 「標準モード

 しかもその前には「CCさくら」を標準でタイマーしていました。
 ・・・もうおわかりですね。そう、後半30分でテープが尽きたんです。
 っつうか3倍モードに設定するの忘れた(涙)・・・あれ?前に3倍に設定したはずなんだけど・・・タイマーの設定は「CCさくら」以外はみんな3倍だし、おかしいな?
 とよく確認してみたら、このビデオの仕様は、「直前のタイマーの時の設定をそのまま引き継ぐ」という事が判明。

 その日、「そんなんありかぁぁぁぁぁ!!」と絶叫があがったのは言うまでもありません(汗)
 ・・・オチの30分の為にレンタルで見るのもシャクだし(それ以前に意味が・・・)、どうしたもんか。

妖精と剣と都市

 やっとこさ「妖精族のむすめ」を読了(正確には小話集である「五十一話集」を除く全部)。
 うーん、好みの話が多いなぁ。でも多くが「死」を暗示させる結末なのか。

 とりあえず気に入ったのは「サクノスを除いては破るあたわぬ堅砦」「女王の涙をもとめて」「バブルクンドの崩壊」「キベリンの宝蔵」「かれはいかにして予言の告げたごとく有り得べからざる都市に至ったか」辺りかな。しかし長いタイトルが多いな(苦笑)
 特に「サクノス〜」の序盤、「ある魔法使いがその力でもって、村に悪い夢を送りこんだ。その魔法使いは堅砦を築き、その堅砦はサクノスを除いては破ることがかなわない」という説明、そしてサクノスがいかなる物であるかを話すくだりがおもしろかった。こういう英雄譚は結構好きだし。
 あと人が禁断の場所に行って、その結果非情な運命が見舞う話とか、他にも普通ならハッピーエンドで終わらせるところを、そのまま非情な話の進め方をして結末に至るのがいいなぁ。「女王の涙をもとめて」とかがそうなんだけど・・・ま、これは読んでみてのお楽しみってことで(しかし入手しにくくなったのはどうにかならんのか・・・)。

 で、本屋に行ったら、ちくま文庫のコーナーに「ケルトの文学」とかいうフェア(?)をやっていて、イエイツらの小説の他に「魔法使いの弟子」も積んであったけど・・・
 頼むから、こーゆーのやるんだったら「妖精族のむすめ」ぐらいは復刊してください・・・今刊行してる文庫だけじゃないか、ここに出てる本って(復刊された本はないみたい)。
 きつい言い方かもしれないけど、創元推理文庫だと「ラヴクラフト生誕110年記念」に合わせて「アーカム計画」「黒の碑(いしぶみ)」などを復刊してるんだし。って言ってもせんなきことではあるが(涙)出版社それぞれの方針があるんだし。
 しかし本当、古本屋でもなかなか見つからない物をどーしろってんだか・・・

 そういえば、ダンセイニの没年は1957年なのか。改正前の著作権法だと著作権は切れている(・・・と思う。改正前の著作権のことがよくわからないので)けど、今の著作権法だとまだ「死後50年」の2007年まであと7年(今は2000年12月だから正確には「6年と少し」かなぁ)は有効って事になるのかな?
 著作権の改正以前に出た作品の扱いってどうなるんだっけ?改正前に出た作品は改正前の著作権法に準するのか、それとも改正後の著作権法に準するのか・・・うーん。
 まぁ・・・どっかで「ペガーナの神々」などを復活させてくれれば話が早いのだけど・・・まず無理だろうな。なんで去年まで普通に売っていた本が今年になると入手困難になるんだか・・・本当勘弁してくれよ。

 おかげであちこちの新刊通販ページで「おすすめ」マークが付いていてさらに「在庫なし」って出てくるのを見ると「いっそページに出さないでくれ」と思う(品切れ絶版再販予定なしで新品での入手がほぼ不可能なのに紹介されても困るんですけど。なまじ注文出来るから余計、連絡が来たときの失望感と言ったら!)。
 あ、「紹介されても困る」ってのは新刊を扱っている書店サイトでの話だから念のため。
 でも、雑誌で「絶版が山盛り」なブックガイド特集も困るんだけどね。意味がないとは言わないが、「古本屋で探してください」とあらかじめ断って欲しいと言うか・・・記事の中では「絶版に見えない」のに実際には絶版っての結構あるし。やれやれ。


久しぶりにカーペンター映画を鑑賞

 TVで「エスケープ・フロム・LA」をやっていたので見る。
 うむ、カーペンターはいいのう。今回はCGも結構あるのね(背景などが中心みたいだけど)。途中でサーフィンになるのには笑ったが・・・ま、「ゼイ・リブ」の「いきなりケンカ」よりはマシだし。(注1
 最後のオチもうまいなーと思うし、結構楽しめました。

 で、カーペンターと言えば、昼に古本屋で偶然「マウス・オブ・マッドネス」のノベライズ版を入手していたり。
 この「マウス・オブ・マッドネス」、レンタルにも全然置いてないので見たくても見られないのがきついんだが・・・DVD版はまだ出ないのかなぁ?評判も結構良かっただけにすごく悔しかったり。

 注1:そういえば「宇宙家族カールビンソン」でギャグにされていたなぁ。カーペンター本人とか映画とか。


環境整備

 新しく買ったモニタ切換機は、コンパルの入力6、出力1の切換機。これだと形状が箱形でコネクタの大半が後ろに付くから今度の環境に合うのですね。しかしモニタ切換機、以外とバリエーションが少ないし「マシ」な物はいきなり高くなるし・・・元々需用がないんだろうけどさ。
 で、ついでに同じコンパルから出ている「細くて軽い」VGAケーブルも購入したので、PC-98に使ってみました。今までのVGAケーブルだと、ケーブルとコネクタが「重すぎ」てPC-98配列→VGAの変換コネクタが曲がってしまって・・・元々重量の負荷がきつすぎだし、このまま使い続けるとPC-98側のコネクタも危なそうだから、軽いのが欲しかったのです。
 そしてケーブルを取りかえてみたら、やっぱり軽い方がコネクタに対するストレスも減ってます。
 ・・・というか、なんで今まで重いケーブルしか売ってなかったんだろ?絶対軽い方が嬉しいのになぁ。それに必要なスペースも結構減るし、いい製品だと思う。「ノートPC用」とは書いてあるけど、デスクトップでも使い手があると思うが。

 気を取りなおして・・・PCとディスプレイを接続、ついでにSSのRGBケーブルも試しに接続してテスト。
 おお、SSも綺麗に出てる。前の切換機だとなぜか暗くなってしまっていたからこれは嬉しい。これでいちいちケーブルを抜き差しする必要がさらに減った(抜き差しは出来ればしたくないんだよね。コネクタの疲労とかあるし)。
 他に欲しい物と言えばDC用のVGAケーブル(VGAボックス)ぐらいかな。ま、これはいずれ。
 しかし結構いい買い物でした。欲を言えば、これでもう少し安かったらいいんだけどね。

 ・・・さて、AV方面(ってもビデオケーブルとかその辺だが)の設置はどうしよう・・・(汗)
 あと前に使っていたモニタ切換機も余ってしまうし。ちなみに入力3出力1、ACアダプタ付き。同じコンパル社製の物。欲しい人います?安くしまっせ。ただし形状の関係上、横にケーブルが広がるのが問題ですが(コンパル社から出ている細くて軽いVGAケーブル以外ではかなり横にスペースを取られます)。

ダンセイニとサイム

 やっと届いた・・・
 「ペガーナの神々」創土社版の2冊目と、「SIDNEY H. SIME:MASTER OF FANTASY」の2冊。
 前者は11月の末に書いたように、「初版帯付き」の物。うむ、こっちの方が状態がいいみたい。とりあえずこっちは保存用。
 後者はダンセイニの本の挿絵を描いたサイム(シーム)の画集。題名からもわかるように洋書です。

 で、この画集。滅多に見られない絵が見られるのは嬉しいけど、お気に入りの「神でも獣でもないもののこと」(「ペガーナの神々」の中の小話の1つ)の挿絵がトリミングされているのが少し嫌かも。一部の絵はピントが少し甘い気もするし、陰影がはっきりしない物もあるし。でも入手出来て嬉しい事に変わりはないのですが。文庫で見るより大きく見る事が出来るのは確かだからね。
 ちなみに陰影がなんで問題になるかというと、サイムの絵は基本的にモノクロで、その為陰影によって表情をつけたりしているのですね。だから陰影がはっきりしないと細部が見えなくなってしまう物も結構あるから(「ペガーナの神々」のマアナ=ユウド=スウシャイの身体など)。全体としては「少し明るめ」に印刷されないと見にくい絵も多いし・・・特に全体が暗い絵はね。

 しかし読んでいると・・・ああ、サイムの絵をもっとはっきり見たい・・・という欲望が(苦笑)ううん、でも他に出ているサイムの画集(正確には画集じゃないらしいですが)「SIDNEY H. SIME:MASTER OF MISTERIOUS」って古本の相場、今回買った本より高いみたいなんだよね(こっちの方が新しいのですが)。どうしたもんかなぁ。今回この洋書を買った店で買うのはもう勘弁したいし(手数料15%に送料1600円で、かなり高くなる)。
 まぁ、いずれ購入したいとは思いますけどね。

 それにしてもこの本、冒頭に「19世ダンセイニへ」(要約)って書いてあるけど・・・いわゆる「ロード・ダンセイニ」は18世で合ってる・・・よなぁ。まぁ、ダンセイニ城にサイムの原画が遺されてるという話だからその関係なんだろうか。
 さて、英文と格闘してきます(汗)
 そういえば、この画集、絵に合わせて挿絵が付けられている元の話の一部が引用されてますね。この辺、日本の画集とは違うなぁ。

 これでまだ届いてない洋書はあと2冊なのですが、さてどうなるやら・・・年内に連絡が来るといいんだけどね。


今日のアキバ散策

 オヤジにディスプレイの上のデッドスペースを活かす為の棚を作って貰ったら、今まで使っていたモニタ切換機が使いにくくなりました。というか、この切換機のデザインが変なんだけど(X字状の形状になっている)。今度の置き場は横の広がりがあると置きにくくなるんだよね。
 という事で、箱状で、コネクタが後ろに付く形状のモニタ切換機を購入する為にアキバに。
 で、ついでに同人誌の様子も見に行って・・・あ、bolze.の「耕一・・・好きよ(中)」が出てる。わーい。あと「まじアン」同人誌の「BOOM BOOM FIRE REMIX」も見本誌に出ていたギャグに負けて購入。
 だって、独歩ですよ(苦笑)「そのうちテグスも持たなくて済むんだよ」だよ(苦笑)
 ・・・「他は?」なんて聞かないように(汗)←1Pの為だけに買うひと

 あとは「とらハ」のサントラ(なのかなぁ?)も出ていたので購入。でも解説書がつまらんので少し残念。
 で、モニタ切換機は・・・約2万円。高いけど仕方ない・・・けど、このお金で「バトルマニア大吟醸」が買えるよなぁ、って思ったのはナイショだ(苦笑)

 その後本屋に寄って「PCエンジェル」「コイズミ学習ブック」「ユースドゲームズ」を購入。
 しかしコイズミ・・・アメコミ?(苦笑)

 さて、これから配置とかケーブル接続とかしなきゃ・・・寒いのに(涙)一応ヒーター前を片付けたからヒーターは使えるけど、部屋全体を暖めるほどのパワーはないもんで(涙)うーむ、明日に延期するか(こらこら)

日本語と英語と

 「BiTmap Publishing」の「今日のおことば」から「変えよう"Japanese Only"」に行って、そこにある記事を見て・・・なるほど。
 確かに「Japanese」は「日本語」の他に「日本人」って意味もあるしねぇ。
 ということで、「このページは日本語で書かれています」などの注意書きとしては、

 Written in Japanese(Shift_JIS)
 Japanese fonts required to view this site

 ・・・辺りがいいようで。
 ということで、トップページの注意書きを変更。
 しかし意外と気付きにくい事なんだよね、こういうの。


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