うしとらのたわごと 2011年7月


「あの場面」の別視点の話

 「JESUS砂塵航路」の新刊が出たので購入、読む。
 うん、「死が二人を分かつまで」でも出て来た「あの場面」の辺りに来たねぇ。この辺だと「死が〜」が先行で出てるので、話自体はそっちに合わせてあるのね。そして予想通りジーザス側からの視点になってて、「死が〜」では描かれてなかった(そりゃそうだ、護が「知らない」場面だから)部分が出てきてて面白い。
 …………次の巻いつかなぁ…………(遠い目)


これで単行本は全部かな

 ついに「ダンセニイ戯曲全集」を入手。
 流石に函なしだけど、まあ気にしない。というか函付きという条件で探そうとすると下手すると一生かかるんじゃね?(汗)って感じなので……値段も恐ろしい事になりそうだし。

 という訳で、これでダンセイニ作品だけで構成した単行本で欲しい物は全部揃った、かな。
 えーと……「バブルクンドの没落」、荒俣宏の編んだ「ダンセイニ幻想小説集」「妖精族のむすめ」や「ペガーナの神々」「魔法使いの弟子」「魔法の国の旅人」、ミステリの「二壜の調味料」、国書刊行会の「ヤン川の舟唄」、河出文庫の「世界の涯の物語」「夢見る人の物語」「時と神々の物語」「最後の夢の物語」、沖積社の「エルフランドの王女」「ダンセイニ戯曲集」、そして今回の「ダンセニイ戯曲全集」。
 後は妖精文庫版「ヱルフランドの王女」「牧神の祝福」「影の谷年代記(影の谷物語)」……うん、多分これで全部だな、ダンセイニ作品のみで構成した単行本は。(わかってると思うけどここでは同人誌や雑誌は除外)

 しかし資料目的とはいえ手に入るとは思ってなかったから嬉しいなぁ。ちなみに国会図書館にも入ってるけど、いちいちテキストの確認の為に行くのは結構キツいものがあるから、そのうち手に入るといいなーと思ってたのです。
 値段もその筋の人に言うと「嘘だろそんな値段で買えてたまるか普通ーッ!!」と言われそうな値段だったりしますが。しかし届くまで「……コレ本当にアレなんだよね?騙されてないよね?俺(汗)」と自分でも半信半疑でしたが。こんなの「A Dreamer's Tales」英国初版を入手した時以来だよ(ちなみにこっちも「こんな値段でこんな綺麗なの普通手に入らないだろおい」って感じ)。

 ……さて、と。
 流石に「雑誌」「同人誌」(注:念の為書いておくが「大正〜昭和初期」である)には手を出しませんからね、というかそもそもあの辺の時代の物で読んでみたいのって、松村みね子の戯曲以外の翻訳ぐらいだからなぁ。
 まあこっちはまずは国会図書館に入ってるかどうか確認してから、って感じだけど。……くどいけど「手は出さない」からね?(汗)
 (実は以前に単行本未収録の作品を読む為にEQMMなど少々雑誌も入手してる。けど、EQMMはまだマシなんだけど一部の雑誌は「……これどうしよう?(汗)」って感じだったりする。一応本棚にブチ込んであるけど)


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