うしとらのたわごと 2013年2月


メイキングを観るのに時間がかかるBD

 「プロメテウス」のBD版、メイキングをやっと消化。
 ううむ……本編よりもメイキングの方が見るのに時間かかるなぁ……(苦笑)まあ本編が2時間に対し、メイキングが3時間40分(!)もあるから当然なんだけど。という事で、メイキングはちびちびと観てたのでした。情報多いしねぇ。
 しかしメイキングを観ると、本編だけではわからない情報の多い事多い事。うん、思い切ってBD版にして良かった(メイキングはBDの、それも市販版でないと入っていないのです)。

 最初に書いておくと、本編自体については私は満足。前情報は少ししか見てなかったけど、それでも「エイリアン」とは根っこは一緒だけど内容は分かれてる、みたいな印象を受けてたので「エイリアン」再び!と思わないで見てたのが正解だったかな。
 先述のように根っこは確かに一緒なんで、共通する物(ディテールとか、設定とか)は結構ある。でも詳細を見ていくと確かに別物なんだよね。同封されていた解説書でも指摘されてるけど、場所(舞台となる惑星)や宇宙船は別物という事になってるし。
 という事で、変に「エイリアン」シリーズだと思って見ないのは正解だなぁ。メイキングでも「エイリアン」にそのまま繋がるのではなく、別の話にも繋げられると言ってるし。

 しかし「エイリアン」シリーズ、特に初代を連想させる場面が多いのはそれはそれで嬉しいねぇ。今の技術だとこういう事が出来るというのを見られるって意味で。元々リドリー自身も当時出来なかった事を今の技術でやりたい、みたいな感じだったようだし。
 おかげでこれはこれで色々と妄想の余地ありまくりで、色々妄想しまくり。
 ただ、制作時はもっと情報が多かったようで、冒頭部などもカットした場面がかなりあるのね。それでメイキングでは2時間半までカットし、さらにそこから色々削ぎ落としていって最終的には劇場公開版で2時間になった、と。そのカットした場面の数々もBDで観られるんだけど、これらは確かに無くても問題ないやと思う場面や、話の流れが止められてしまうなぁと思う場面が多いなぁ。
 これらの場面も、DVD/BDとしてのソフトとして観る場合は問題ないんだけど、そもそもは「劇場で上映」する物だからこういう判断は必要なんだなぁと思ったり。

 そして気になってた、実写(実物)とCGの使い分けはどうなってるのかなと思ったら、大半はセットなどで実物を作ってあるのね。(具体例は挙げない、というか「自分でメイキング見ろ」としか……いやだって、元々「BD版を買った人に見せる情報」だからなぁ……)
 その上で、必要な場面では実物の映像にデジタル加工して使う物もあったり(最初「おお、CGでコレを作ったのか?」と思ったら実はこの手で作った映像だったりする物が結構ある)。
 エイリアンの方も、観た感じではCGと実写の使い分けがわからない程……というのも、メイキングを見るとわかるんだけど、実は「細かく使い分けている」……つまり場合によってはカットが変わる毎にCGと実写が入れ替わってる場面が多い。
 つまり単純に「このエイリアンはCGだね(キリッ)」と言い切れない。WWW上で公開されてるメイキングだとどちらか片方だけのメイキング映像なので勘違いする人もいそうだと思うので書いておくけど、正しい答えは「実物とCG両方とも使ってます」……つかBD版に含まれているメイキングを見ましょう、マジでその方がよく理解出来るから。
 という訳で、こちらも実写(実物)、実物+デジタル加工、CGのそれぞれを細かく使い分けている、と。
 実はメイキングを見ている時にちょっと感想をググったりしてたけど、その時に気になったのが「○○は全部CGだね(キリッ)」などと断言してる人が何人かいて、丁度メイキングではその辺りの場面だったんで「……うん、映画見ただけで断言するのは止めておこう(苦笑)」と改めて思ったり。
 「改めて」というのは、某有名人が「ダークナイト」の時に「(バットポッドに乗ってる場面で)あのマントはCGなんだよ、あっちのCGの使い方は凄いよね」的な事を言ってて、その発言を見た後に「ダークナイト」DVD及びその中に収録されてたメイキングを見たら「マントは実物でした(しかも「だってやってみたら実際に出来ちゃったんだもん」的な話)」というのを見て「……うん、安易に決めつけない方がいいなぁ」と思った事があるので。他にも「コレはCGだろ普通」と思ってたら実は実物でしたセットでした、なんて感じのメイキング記事(「ダークナイトライジング」関係でそういう記事がある)もあったりする。
 まあ実のところ、今は「実物(実写)」、「実物+デジタル加工」、「CG」と大きく分けて3通りある上に、そもそも見た目自体がデジタル加工で結構変更出来るからねぇ。逆に言うと「メイキングの記事・映像を見るまではどれだとは断言出来ない」という事なんだけど。(そもそも製作者以外には本当はどれなのかはわからない、という事が抜けてるけどね)
 また「CG」も、一部は「一度実物を作ってそれをCGデータに応用し、後はCGで作成」という物もあったりするのでこれまた一概には言えないようですね。
 余談だけど、「実物+デジタル加工」のいい例としては「ロード・オブ・ザ・リング」のメイキングも参考になる。実はこの中で、「ライティング(物の光り方・影の付き方)をデジタル加工で修正しているのです(森の中なので全体的に暗い上に、カメラが人物の「下」から撮ってるので顔の辺りが暗くなる、でもライトを当てようとするとかえって不自然になりやすい……という場面がある。でも人物の顔をほのかにある程度は見えるようにしたい……という事で、鼻の辺りをデジタル加工してほのかに見えるようにしているというメイキング映像があるのです)。

 まあそれはさておき、実際BD版を買って良かったと思う。
 「エイリアン」シリーズも「プレデター」シリーズも「AVP」(……まあ、流石に「AVP2」はなぁ……ノベライズ版で補完出来たけど)も好きなので、「プロメテウス」の流れも今後に期待。さてどうなるのかなぁ……


やっとダークソウル再開

 1月中句からダークソウルを再開。
 正確には新キャラを作って、早いウチに「黒騎士の斧槍」を手に入れる事が出来たらそのキャラでDLC部分まで行くつもりだったんだけど、ランダムドロップだったから今まで出来なかった(数回やって全部ドロップしなかった)んですね。で、ソレがやっと入手出来たのでこのキャラでやっていこう、と。
 ……と思ったら「黒騎士の剣」まで手に入ってしまい、「おお……(汗)」
 しかしこの剣、前のキャラの時はかなり終盤(「最初の火の炉」でのドロップね。序盤での黒騎士がドロップしなかった場合はここでドロップを狙うしかない装備なので)での入手だったから強さがいまいちわかりにくかったけど、確かに強いわ。
 だって自キャラの強化はしてるけど剣の強化は一切してない状態で、牛頭のデーモンは一撃(まあ落下攻撃ではあるけど)、山羊頭のデーモンも2撃(落下+通常攻撃)、ガーゴイルも割とあっさり撃破(ソラールさんいたからというのもあるけど)……という感じで最初のキャラでの2周目よりも格段にラクだってのが凄いなぁ。まあ実際には道中に気をつけないとザコに普通に殺されるけど(苦笑)

 そして装備を少しずつ揃えたりして地道に攻略中。しかし武器が強いと色々な所でラク出来るなぁ、本当…………(汗)


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うしとら
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