うしとらのたわごと 2004年6月


2004年6月


Deus Ex Machina

 先週の最後のページでもそうだったけど、この扉はかなり衝撃的だなぁ。
 つーわけで、最終章「Deus ex Machina」――「機械仕掛の神」開始。
 デモンベインの「デウスマキナ」もこの言葉から持ってきてるらしいのは聞いていたけど(「Deus〜」は「デウス・エクス・マキナ」。中の「ex」を抜いてる訳ですね)、あっちの場合は「理不尽」に対する「理不尽」という解釈だっけ。
 この言葉の元になってるのは、古代ギリシアの演劇で、話の収容がつかなくなると、舞台の上方から機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)が降りてきて問答無用で舞台を収めてしまうという――という(フェイスレスが言ってるのと同じだね)展開を皮肉った言葉みたいですが(「機械仕掛けの神」=「ヤツを出せば話がどんなにメチャクチャでも終わる(終わらせられる)」=「今度もどうせオチはコレだろ」って事かな)。
 フェイスレスが言っている「エウリピデスの〜」ってどんなんだろう……

 それはともかく、なんでサーカスの面々たちは平気なんだ……?(汗)
 などと気になる部分もあるけど、それらも含めてこの先の展開が楽しみ。

 そして、今回のサンデーではもう1つ衝撃的なモノが。
 …………改蔵…………マジであと2週で終わりなのか…………?(汗)

そりゃ、現実逃避もするわな

 今回の「ネギま」は結構笑えたなぁ。
 ……そりゃ、いきなりあんな場面になったら現実逃避もするわなぁ。

 んで、「餓狼伝BOY」、次回最終回って……?
 ……どうオチつけるんだコレ……(汗)


溜録りを一気に

 溜録りしていたビデオを一気に消化。
 「デカレンジャー」は、「ありがち」なネタをよく料理したなぁ、という感想。
 「トリビアの泉」のミジンコネタ2連発には爆笑。特にオチの「あの……食べられたんですが……」「(略)食べられる時には食べられるんです」が。
 でも「役不足は誉め言葉」に1人だけ「へぇ〜」連発、他の人全員は「シーン」ってのはある意味当然だなぁ。あれに「へぇ〜」って言うのって、自分で「私には国語力ありませーん」って言ってるのと同じだし(当然私も知ってます)。
 余談だけど、ダンセイニの「トーマス・シャップ氏の戴冠式」にも「役不足」が使われていて、これは誤訳というか誤用ではないか、という指摘がダンセイニスレにあったり。「世界の涯の物語」収録の方ね。これも実際には「力不足」が文脈にも沿うと思う(文脈では「自分の実力が追いついてないのに」だから)。

 そして「ファンシーララ」のDVDも、2枚目をやっと消化。うん、おもしろい話もあるねぇ。微妙な話もあるけど。


久々に仏語版

 うっかり注文するのを忘れてて、慌てて注文した本が届きました。
 今回注文したのは、「L'Epee de Wrlleran」と「Les Fabuleux Voyages de Mr Jorkens」の2冊。それぞれ、「The Sword of Welleran」「The Travel Tales of Mr. Joseph Jorkens」の仏語版です。
 前者は相変わらずいい内容(当然挿絵も全部収録)。次は「A Dreamer's Tales」だよな……楽しみ。
 後者は……えーと、厚いんですけど……(汗)少し前に買った「ジョーキンズ・コレクション」はハードカバーだから重いんだと思ってたけど、ひょっとして原本の時点で結構ボリュームがあったりするんだろうか?(汗)ちなみにこっちのジョーキンズ本では、英語版の書影が載ってます。

 むー、しかしフランス語勉強してねーくせに買うかね、俺……(苦笑)
 まぁ半分以上は挿絵目当てなのだが。挿絵の題名がどう訳されてるか、って方ね。


やっと第一章

 「英雄伝説VI」、やっと第一章。
 うん、やっぱおもしろいわ。
 ……おかげで他の作業が完全ストップしてますが(汗)「らっきょ」とか、「姉しよ2」とか、その他もろもろが。

 ただ、まぁ。
 やっぱ油断すると少々酔うわ……。


まだ地上にいます

 「英雄伝説VI」をプレイ中。
 まだ序章だけど……つーか、序章でこんなに展開あるんですか?(汗)PC-98版「朱紅い雫」を思い出すバランス(まぁ、あれほど厳しくないけど)だし、結構楽しめそう。
 それにしても、「朱紅い雫」を思い出すよなぁ、自分でクエストを選べるってのが特に。


“偉大なる”クトゥルー

 「ウルトラマン」もしくは「戦隊シリーズ」なクトゥルー神話などというとんでもない夢。

 「わたし」たちのクラスが番組を見ていると「緊急警報です!」と出て、ある洞窟の中で卵みたいな物が発見されたという内容。ちなみにこの世界観は現実世界とほぼ同じだけど、邪神出現が頻発する為、学校などでもTVやラジオOK(TVは共通TVが各クラスにある)。専用チャンネルもあるが、民局でも邪神出現などの際は特別ニュースが出る。今回は民局の特別ニュースだった。
 その卵に近づいたリポーターがいきなりTVカメラの方を振り向くと白目になり、その後少しずつ縦に伸びていく。その途中で口の辺りも横に大きく裂けたような感じになり、そのまま巨大化。
 この「人が邪神召喚」?もしくは「憑依」?された瞬間が放映されてしまい、それを見た者はSAN値チェック→大半は発狂。
 発狂した者は邪神の精神支配下みたいな状態にあり(さすがに人は食わないが、身動きは出来なくなるので厄介。しかも身動き出来ない状態では数秒ごとのSAN値チェック場面状態(頭痛くなるなぁ……)。
 ちなみに物音のする方向にではなく、「意思のある方向」に集まる性質なので、「旧神の印」を描いて怯ませるか、あるいは無心で行動しなければならない(ただし旧神の印の効果はあくまで一時的なものなので、どのみち逃げた方がマシ)
 そして「わたし」とメンバーは教室をどうにか脱出して、ある物質の性質を利用したワープで「秘密基地」にワープ。直ちに邪神の位置特定作業に入る。

 この組織はクトゥルーら邪神に対抗する組織。戦隊シリーズみたいな感じで秘密基地を持つ。
 この世界ではクトゥルーなどが頻繁に出現する状態(2週間に1回の時もあれば、1日で数種出現する事もある)なので、TV局なども特別ニュースや警戒情報の態勢が整っている。反面、先述のようにSAN値が激減する場面が流れてしまう事も……ある意味、常にSAN値チェックをしてるよーなモンである。
 秘密基地の方では、特殊なレーダーによってある程度はTV局や自衛隊などの捜索機能より上の捜索機能を持ち、それによって外宇宙に行ってしまったか、まだ地球もしくはその周囲にいるかの判断は出来る。ただしそれ以上の事は出来ない(精々、「今いる邪神はどの名前を持つか」がわかる程度。それだって重要な情報なんだけど)。
 ちなみにこのレーダーは、なぜかSLG的だったりする。「邪神の今いる場所」に「外宇宙」なんてのもあるし。
 ついでに、「外宇宙」とは、あくまで「地球もしくはその周囲」にいないって程度の目安。実際には太陽系を超えた向こうにまで行ってない可能性もあるってだけで、すぐ戻ってくる場合もある。もっとも、ワープして出てくるヤツにはそもそもそんな考え自体無意味だし。あくまで「今は近くにいない」ってだけの事だね。

 「わたし」は対抗組織のリーダーで、ある程度のSAN値チェック場面に対する抵抗力がある(発狂しにくい)、「どういう場面なのか」を理解する能力がある。ただし戦闘力はそんなにはない。
 他に「旧神の印」を有効に使う事が出来る。例えば印を複数描き、エネルギーを込める事で、邪神にとって「その場所」の居心地が悪くなる、といった感じ。これは例えば、邪神があるビルの上に乗っかってるなら、そのビルの壁に「旧神の印」を複数描いてエネルギーを……という使い方になる。
 基本的に邪神と直接戦う事は出来ない(そもそも大きさが桁違いに違うし)ので、主に「いまいる場所から追い出す」事になる。
 ただしクトゥルーなど一部の邪神は地球もしくは地球の周囲のどこかに留まっている状態(だから邪神出現が頻発する)

 対抗組織自体は極秘扱いとなっており、警察や自衛隊、海外の軍隊との連携は出来ない。
 そもそもミスカトニック大学など一部の機関を除けば、ほとんどの機関では狂人扱いになってしまう(知識自体が理解されない為)。
 そもそも直接邪神と戦う訳ではないし……
 人命救助をする事もあるが、それは例えば、「秘密基地の近くに迷い込んだ買い物帰りのオバサンがやたらわめき散らして、かえって危険な状態になりかねない状況」などに限定される。
 ちなみにこの場面が夢の中で出てきたんですが……ちなみに内容は、このオバサンを放置すると邪神が秘密基地のあるビルを覗き込む可能性が高い。だって、ビルが揺れたり邪神が雄叫びを叫ぶたびに「キャー!」「助けてぇー!!」などとうるさいから。仕方なく身柄を確保して「騒ぐな」「うるさいわよ!」「騒ぐと死にますよ」「なんでよ!」「だから、騒ぐと邪神が『ここ』に来ます」「ひぃっ……」などと警告、沈黙させる。
 数人のうち、2、3人はそれでもまた騒ぐ(邪神が身体を揺らしたりして、ビルが揺れるたびに「キャー!」など)ので、どうしたものかと思っていたらメンバーが「うるせえ黙れ!」と殴って気絶させる(汗)
 ……お前もうるさいし気絶させると邪神によっては敵を増やす(特に精神支配タイプ)事になるんだけど……(汗)とりあえず、気絶したままだな……(汗)後で邪神が「居心地が悪くなって」待避した時、レーダーを見たら「ハスター」だったのでこの方法で問題なかったんだと一安心。「クトゥルー」だった場合、確実に「敵」が増えてたし(「クトゥルー」は気絶したり発狂したヤツを操る能力があります)。

 ……などといろんな意味でステキな夢だったなぁ。いやー楽しかったわ。
 …………SAN値激減シーンなんざ見たくないけどな_| ̄|○

 ――ところで、書いてて気になったんだが、最初のTVの特別ニュースって、「黒い人」が流してたんじゃないだろうなぁ……(「黒い人」ならやりそうだし)


「斑目は当たりらしいです」

 えー、「げんしけん」の新刊を買った訳ですが……
 ……ああそうさ、斑目だったよ!(苦笑)

 っつーバカ話はさておき(正直、大野さんか咲さんが欲しかったが)。
 連載時もそうだけど、咲さんのコスプレ話は強烈ですなー。オチがまた強烈で合掌だが。
 しかし今回の巻って、大野さん活躍しまくりだな。墓穴も掘りまくってるよーな気がするが、それは見なかった事にして……
 ――ところで、最後のオマケの最後のコマの大野さん。
 な・に・を・し・よ・う・と・し・て・る・の・か・な・ぁ・?(汗)
#ロープ持ってるし……

 一方、連載の方はというと。
 うーん……前に似た話を見かけた事があるなぁ。
 でもまぁ、実際こういう人は「出版社」としては必要って話もあるんだよね。ある意味必要悪?
 ま、作家から嫌われる編集は先は長くない気もするんだけど。


予約は計画的にしましょう

 む〜。
 木曜、「英雄伝説VI」と「はにはに」DC版。
 金曜、「姉しよ2」と「姉・オレ・妹」。
 ちなみに「姉・オレ・妹」以外は全部予約。

 最初は金曜にまとめて買おうか……と思ったら、金曜は雨になる模様っつーニュースが出て、必然的に木曜にもアキバに行かざるを得ない事になる。つーか、雨の中荷物増やしたくないし。
 ここで1回頭を抱える。実際、2日連続、実際には土曜にかざみさんトコ襲撃予定なので3日連続で東京に行くってのは結構きついので(暑いからね……)。
 でも自業自得なので、とりあえず荷物を減らす意味でも、3日連続で行く事にする。全部まとめて、ってよりは小分けにした方がまだラクだし。
 そして予約券を取り出して……再度頭を抱える。
 何って。

 「秋葉原」「町田」それぞれの予約券_| ̄|○
 …………予約は計画的にしませう、つーか考えなしに予約するんじゃない >俺
 「英雄伝説VI」が金曜だと思ってたのが悪いんだけどね。


幽霊船な映画

 前から見たいと思ってた「ゴーストシップ」を見る。
 初っ端から「犯人」による犯行の様子が出てくるんで、ミステリー仕立てのホラーなのかな?と思ったら、全然違った(苦笑)これは完全にホラーとして作ってあるんだね。
 伏線は一応あるにはあるけど……伏線かどうか考えない方がおもしろいなぁ。多くの展開は伏線ないようなもんだし。
 いやー結構楽しめたなぁ。うん。
 ……オチは……まぁホラー映画のお約束だし(苦笑)


はじめてのサンクリ

 GUNPの「丼PE-MOON」が、今のところ書店委託される気配ないみたいなので、止むを得ずサンクリに行ってきました。猫娘亭の新刊「Unlimited Maid Works」も欲しかったし。
 ちなみにサンクリは今回が初めてだったり(基本的にコミケとレヴォ中心だからなぁ……)。

 影の声:「で、買えたのか?」
 うしとら:「買えましたよ、キャノンダンサー攻略DVDが」
 影の声:「……他には?(汗)」
 うしとら:「『最後の忍道&海底大戦争』攻略ビデオとか」
 影の声:「……あんた何買いに行ったんだよ……」

 いやまあ、GUNPと猫娘亭の本もしっかり買ってますがな。
 でも入場待ちの時、カタログを読んでみたら(最初から2つのトコにしか行くつもりだったからサークルチェックしてなかったんですな)、「キャノンダンサー」の名があるんだもん。そりゃ行くに決まってるわな(マテ)
 ま、コミケの時はいつもタイミングが合わなかったりするんで、今回はいい機会だったわ。余談だけど、「超魔界村」ノーミスプレイビデオも出てました(別のサークル)。こっちはパスしたけど……


ダンセイニとクラークと大熊座との話

 話のきっかけは、稲垣さんとの話で、「そういえば、クラークとダンセイニの書簡集に大熊座の絵が出てますよね。あれは『大熊座はこういう感じの絵になる』って話なのかな?」と質問した事でした。
 その時の返事は、簡単に書くと「前に書簡集を読んだ時にはあまり気にしてなかったけど、ちょっと気になりますね。少し時間をください」って感じでした。
 その答えらしきものが出たのですが……
http://dunsany.seesaa.net/article/221558.html(稲垣さんトコ)

 ああ、なるほど!
 そういえば、一般的に見る「大熊座」ってどっち向きかは気にしてなかったけど、うーむ。昔の星座と今の星座で形が違う物があるってのは聞いた事はあるけど、「向き」までは気にしてなかったなぁ。
 確かに、クラークとダンセイニの両方の絵どちらにでも解釈出来るんだよね(だから私は「どういう話なんだろう?」と思った訳ですが)。
 ちょうど、私もこの本を読み直している所なので興味深かったり。


おお、構成が変わってる

 「魔法先生ネギま!」の新刊を購入。
 おお、修学旅行編の最後の部分の構成が若干変わってるわ。連載時のスクラップと比較するとよくわかるけど。
 サウザンドマスターの描画も変更になってるけど、個人的には前の方が好みかなぁ。

 「ネギま」と言えば、前に海外版を渡したかざみさんトコで、表現の違いについて少し書かれてます(6/10の記述)。

少しコラムなどを。

 少しコラムを書いてみました。
 ダンセイニ本におけるシームの挿絵についてのものです。
 →[シームの挿絵に関する誤解

 これで「カラーで見たい」って誤解が減る……といいんだけどなぁ。


ついに「ペガーナ神話」全部が!

 影の声:「浮かんでる」
 うしとら:「舞い上がってると言ってちょーだい」
 影の声:「なんでまた?」
 うしとら:「フフフフフフ」
#田中としひささんすいません
#(「おこんないでね」19話冒頭そのまんまなのです >上のは)

 というのも……BBSで情報が出たので(波平さんありがとうございます)、翻訳家の中野善夫さんの日記を慌てて見る。
 おお!なんて豪華な内容なんだ……

 つー訳で、その内容をまとめると。
 河出書房新社から出る予定のダンセイニの作品集の第3、4弾の内容がほぼ決まったんだそうで。その内容が「世界の涯の物語」「夢見る人の物語」以上に豪華なのですね。
 ちなみに内容はというと……以下、中野さんの日記から転載。

 第3弾「時と神々の物語」

  1. The Gods of Pegana(全作品)
  2. Time and the Gods(全作品)
  3. Tales of Three Hemispheres(全作品)
  4. The Ghosts of the Heaviside Layer and Other Fantasms(小説のみ。ジョーキンズ作品を除く)

 つまり「ペガーナの神々」と「時と神々」の全訳が初めてなされる訳で、これでやっと「ペガーナ神話」がまとまるんだなぁ……(感涙)特に「時と神々」って、今までは荒俣宏の本以外では、同人誌「PEGANA LOST」ぐらいでしか読めなかったから、この企画が決まったのは嬉しい。
 それに「三半球の物語」や幽霊話も出るんだ。ううむ。
 一方、第4弾はというと、

 第4弾「最後の夢の物語」

  1. Fifty-one Tales(イギリス版とアメリカ版の差し替へ作品を両方収めて52篇を完全収録)
  2. The Man Who Ate the Phoenix(全作品)
  3. In the Land of Time and Other Fantasy Tales から、初めて単行本に収録された二篇。

 こちらは「五十一話集」と「不死鳥を食べた男」、そして最近収録された短編か。こちらもこちらで興味深い内容。
 むー……本当に楽しみだなぁ。
 出たら、特に「ペガーナの神々」を旧版と付き合わせてみよう。翻訳の違い(誤訳検討も含む)を見てみたいし。


人間、こういう状況ってあるよねぇ

 何の話かといいますと。
 例えば、テスト前の勉強。
 ……の「合間」の「息抜き」のつもりのマンガとかゲームとか料理とか読書とかその他もろもろ。
 あるいは、本の整理。
 ……の「合間」の本のチェックのつもりが、読書のお時間に。

 早い話がそういう感じの状況な訳で。
 何って、「空の境界」がまだ「殺人考察(前)」なのに、つい「タイタス・グローン」にも手を出してしまって……(汗)
 知らない人に一応説明すると、「タイタス・グローン」は創元推理文庫で……厚さは「空の境界 上」と同じ厚さです(汗)
 つまりが、厚い本を平行するという状況になってしまった、と……(汗)
 本当に何をやっておるのか俺は。

 ついでに書くと、「定本ラヴクラフト全集」の9巻も平行してたり(書簡集の巻)。
 ……だからな、厚い本ばかり平行してどーすんだ。

潜入、ザンジバーランド

 「メタルギア2 ソリッドスネーク」を借りる事が出来たので、早速プレイ。こっちはディスクにも対応してるので、MSXゲームリーダーでも安心して遊べるとの事でしたし。
 ふーん……なるほど、システム的に見ると、「メタルギアソリッド(以下MGS)」って「ソリッドスネーク」のリメイクみたいな感じになってるんだ。いろいろなギミックに共通点が多いし。

 途中、「沼」で死にまくったけど(苦笑)、どうにか沼は攻略。もう二度とやりたくないけど(苦笑)
 しかし前作もそうだけど、この頃のゲームに比べると、「MGS」ってまだまだかなりヌルいんだなぁ、難易度的には。まぁ、MGSぐらいのバランスが遊びやすいけど(MGS2は、敵が変に賢くなってしまってて結構ストレスだったし……)


A Legend of the Dawn

 ダンセイニ絡みで、倉田卓次の「裁判官の書斎」を図書館で借りて読んでみる。というのもGoogleでいろいろ検索してたら、偶然某所のBBSで「裁判官の書斎」の中で指摘されてる、ダンセイニ作品の誤訳について話が出てたので、その確認の為に。
 ふーん、なるほど。主に「思潮」に掲載された訳文と、それをそのまま収めた「ダンセイニ幻想小説集」について書いてる訳か。

 とりあえずこの本で触れられている誤訳は、「予言者の夢」と「黎明を創る」の2つ。他にも誤訳はあるみたいだけど、こっちは自力で調べなきゃならんのか……(苦笑)
 さて前者の方はというと、ハヤカワ文庫版「ペガーナの神々」やちくま文庫の「妖精族のむすめ」では何故か収録されてないので、創土社版を参照すると、「Remorse」を「遠きもの」と書き、ルビで「リモース」としているのが誤訳、というか「Remote」の名詞形と勘違いしてるのではという内容。辞書を引けばわかるように「Remorse」は「良心の呵責」「後悔」といった意味。
 後者は文法の解釈の間違い。これは抜き出して簡潔に説明するのは大変なんで、パスしますが……余談ながら、この説明の中で倉田さんは「The Legend of the Dawn」と書いてますが、実はこれも間違いで、正しくは「A Legend of the Dawn」。まぁケアレスミスだと思いますが。

 うーん、「ペガーナの神々」本体の方では、個人的に好きな「神官の賛歌」「神でも獣でもないもののこと」辺りは誤訳は無さそうな感じだけど……まぁ英語力のない人の言う事だから信用しないように(苦笑)
 しかし「時と神々」の方においては、原文と付き合わせて読み直さなきゃならないなぁ……そこまでする気力ないんですけど……(汗)

 一応念のため書いておきますが、誤訳があるとはいえ翻訳自体は価値があると思う(特にダンセイニ作品が知られるきっかけとしては重要であると思う)ので、私も荒俣氏の翻訳がダメとは思いません。つーか、「ペガーナの神々」が翻訳されてなかったらダンセイニ自体読んでなかったろうし。
 うーん、でも資料として、これまでにわかっている誤訳をまとめた方がいいかもしれないとは思う。もちろん対象は荒俣訳に限らない。
 というのも、「幻想文学」に掲載されてる「気難しい目をした鳥」と、「世界の涯の物語」に掲載されてる「強情な目をした鳥」は原文は同じなんだけど、それぞれのオチが全然違う方向になってるんで、さてどっちが合ってるのやら……というケースもあるんで。


ダンセイニ本が着々と

 わーい、待ってた本が届きました。
 「戦争の物語」、いわゆる「Tales of War」の全訳+2つの短編(これは2002年に出た拡張版に追加されたもの)を翻訳した「同人誌」。もちろん出したのは西方猫耳教会(訳は稲垣 博)。
 装丁も内容にマッチした渋い感じで嬉しいなぁ。という訳で、撮影してみました。ちなみに隣にあるのは「Tales of War」のSattre Press版で、拡張版と同じ2002年に出た物ですが、こちらはあくまで初版を底本としたもの(その為2つの短編は追加されていない)で、個人的にはこちらの方が好みなのです。

「戦争の物語」書影

 中身自体はそれなりに量があるので後回しにして、あとがきと編者解説を読んでみる。
 ふーむ……私も勉強しなきゃなぁ。

 それとは別に、注文していた本が届きました。
 こちらもダンセイニ本で……「A Dreamer's Tales」1910年英国初版。
 しかも結構美品で……「表紙と背にある題字の金箔が落ちておらず、色の輝きも失われてはいない」と書けばその度合いはわかるかな?
 ……えーと。
 本当にこの値段で合ってるんだろうなぁ?(滝汗)他のトコと比べて1/4ぐらいの値段なんですけど……コンマの位置がズレてる、なんてオチじゃないよね?(汗)
 具体的な値段は書きませんが、今まで買ったいくつかの米国版よりも安いって事だけは書いておきます。この値段で買えたのは、古書店が「ドイツの店」だからかもしれない。うーむ、こういう事もあるのだなぁ……

 で、中を見ていろいろとびっくり。
 この本って、「ペガーナ」「ウェレラン」と違って、扉にイラストがないのね。米国版だと、他の本と同じように扉にイラストがあるけど、この初版では関連する短編の所に入ってます。……やっぱ初版「も」調べなきゃいかんのか、挿絵に関しては。頭を抱えたくなるなぁ……
 それはともかく、「ヤンの門」がちゃんと見られたのが嬉しい。この絵って、他の挿絵以上に「白い」んで、画集とかだと微妙にわかりにくいんですよ。他に好きな「ロマンスは森の国よりやってくる」が綺麗だし、眼福眼福。
 しかしこの本って、微妙に小さいのね。見た目が可愛い感じなんだなぁ。

 そのうち、手持ちのダンセイニ本の書影とかを撮影してみようかな?

 ついでに告知というか宣伝。
 「戦争の物語」の入手についての情報をこちらにも書いておきます。
 価格は1冊1000円。一般的に売られている本ではなく同人誌ですので、入手方法は限定されています。
 店頭での入手は、「ですぺら」(ショット・バーです)に委託の予定。
 通販での入手は、メールにて問い合わせてください。問い合わせ先は未谷おとまで。
 また、書影では帯がありますが、これは今のところ、作った数は本の数より少ないので、必ず「これと同じもの」が付いてるとは限らない事を断っておきます。


再び「 」に至り――

 「らっきょ」こと「空の境界」買っちまいました。
 しかも限定愛蔵版、通常版。旧版(同人誌版)も持ってるので、これで3種。
 「お約束」で、勢揃いした写真を撮影してみました。ちなみに限定愛蔵版はうまく写しにくいので、外箱(梱包用の物)だけ写してます。各所でこれらの写真が出てるけど、いずれもいまいち綺麗に映せてない理由がわかったよ。ツヤありの黒地に、銀色の文字って綺麗に写る訳ないじゃないか。

「らっきょ」勢揃いの図

 で、限定愛蔵版って、ビブリオマニア的に嬉しいかというと……すっげぇ微妙。
 つうか。
 マジで扱いに困るんですがコレ!!
 「箱」のギミック自体はまあいいんだけど、その外にある「ガワ」が、ねぇ……留め口ががっちり閉まらないし(「箱」に付いてるリボンの厚みを計算に入れてねーなコレ……)、そのせいで保存がちと大変。つーか保存する事自体考えてない気がするがな、コレ。
 それに本自体も銀箔仕様なんで、指紋付けたくないって気持ちの方が強すぎて……手袋買うとか?(苦笑)
 でもきのこ自身が「竹箒」で言っていた「金属板」ってのは何だったんだろ。サンプルだけが金属板だったんかな?まぁいいけど。)
 ま、ともあれビブリオマニアとしては「保存する事を一切考えてない本」という物ほど始末に負えない(もしくは「嫌な」)物はないって事ね。ビブリオマニアって、保存する為に本を買うような生き物なんで(苦笑)

 で、中身はまだ読んでません。風呂上がりで、手とか髪に若干湿気が残ってるんで(紙の大敵は「水」「湿気」)、手に取るのはちと……って事で。明日かな、読むのは。
 一応風呂に入る前に、笠井 潔の解説は読んだけど……解説か?コレ。つーか、「空の境界」について触れてるの一部じゃん……(苦笑)あとは各所でも書かれてるように「……コラムを書くトコがなかったんか?」って感じ。
 しかし各所で「手に入れました」報告が出てるんで、そっちを見るに……うーん。なんできのこの「あとがき」が通常版にないかなぁ。通常版にこそ入れるべきだと思うんだが。設定資料の方はともかく。

 最後に、限定愛蔵版の確保ありがとうございました >某氏


バカネタ連発

http://inagawa.ath.cx/yamagu/Info/200406info.html#info20040607-1(やまぐうさんトコ)
 あー、ここはあれだな。
 「お兄さま、あなたは堕落しました」
 ……ごめん言ってみただけ。

http://inagawa.ath.cx/yamagu/Info/200406info.html#info20040606-2(やまぐうさんトコ)
 やまぐうさんトコ(上記URLね)などでも出てますが大元はこちらですね。
http://www7.plala.or.jp/adis/diary/d060104.html#d06-2-1(Sid.Aさんトコ)
 うーん、私だったら……

 たなびく黒髪ロング、ばいんばいんな胸、でも大きすぎす、手からちょっと溢れる程度の大きさという感じで。
 そしてうなじと脚線美の2つの「線」の美しさ、とどめは「普段は繊細に、自分に対しては大胆に」(何がだ)。

 ……でも最近はやたら属性を開発されまくりだからなぁ……(苦笑)
 「最終痴漢電車」シリーズでは「人妻」と「ちょっとボケた感じのおねーさん」が好みだったし(どっちもそれまでは「ふーん?」って感じだった属性)、「姉しよ」では「おねーさん」にもいろいろあるなーって感じだったし(ちなみに、実はこの中に好みなキャラはいなかったりする。でも話がおもしろかったので良し)。
 もちろん、「おねーさま」なら祥子さまやCCさくらのおねーさんが理想ではあるんですが。それはエロゲに求めるのとは違うからなぁ(エロゲはあくまでエロゲなので)。

またやる気か。

 「音楽配信メモ」の記事から。
http://xtc.bz/cgi-bin/a-news/a-news.cgi?date=2004.06.07#1086595381
 ……はー、中古関連、CDに続いて今度はゲーム。他のトコの記事によれば、将来的には古本なども規制の対象にしようって魂胆のようで。
 ……言っていいかぁ?あ、割と感情的になってるけどそりゃ当然。

 マジで勘弁してくれ。
 というかだ。
 ゲームソフトの場合、現行機と旧機種という区分で、旧機種に対しては中古OKってんならまだしも、実際には「旧機種でもダメ」っていう大雑把なやり方で来るだろうし(前もそんな感じだっと記憶してるが)、それは非常に困る。旧機種だって、立派に現役なんだし。

 それ以前に、ゲームソフトって、意外と絶版多いんだが?PSでも。
 復活も多いけど……物によっては復活しても、仕様が違ってる事がたまにあるから問題になる事があるし。もっとも、本当に「たーまーに」、だけど……例えば「ウィザードリィ」は、旧版だとキャラデータの互換性がちゃんとあるけど、復活版だとキャラデータの互換性が「ない」(つまり#1〜3と#5との間でのキャラの移動が不可)。ま、これは例外に近いとは思うが。
 ま、これはPSでの話だけど、SSとかファミコンなどの旧機種になるとまた話は違うんだよなぁ。これらは、実質的に「中古以外での入手は不可能」だから。だから中古を禁止されたら、これらの機種でのゲームを楽しむ事が出来なくなるし、それは困るんだけど。
 旧機種でしか出てないゲームの方が多いんだし……まさか「全部リメイクするからそっち買ってね」で済ます気ですか?(苦笑)会社とか消えてるタイトルは?(苦笑)そりゃ無理だろ。

 それに「ゲームソフトの新作が売れない」って、そりゃ単に「買いたくなる新作がない」だけの事だと思うけど?一般人にとって、ね。あるいは単に「みんなが買いたくなるゲームのタイトルが減ってる」ってだけ。
 実際、私だって新作で遊びたくなる物は買ってるから……「メトロイド」シリーズとか、「キャッスルバニア」シリーズ(GBA限定)とか、「エターナルダークネス」とか。偏ってるのは認めるが、そんなのは個人の勝手だし。それとも何か、出るゲームは全部買えと?それこそ無茶だし無意味。
 最近では「ゼルダの伝説 4つの剣+」が新品で買われて、あっという間に中古に流れたのだって、そりゃ当然って感じだし……だって、あれ実質的に「ゼルダコレクション」用に買っただけって人の方が多いだけの事だし(まぁ、ああいう宣伝の仕方じゃ、「ゼルコレが欲しかったらコレ買ってね」って言ってるのと一緒だし)。

 一方で、古本の方はというと……こっちはもっと「ふさげんな」なんだが。
 多分、新古書店(ブックオフとか)を問題にしてるんだろうけど……実際に規制した場合、困るのは新古書店よりもむしろ古本屋の方だと思うんだが?そもそも区別する気あるのか自体怪しいし。
 それに書籍は書籍で、「絶版」というのは非常に、それこそゲームソフト以上に厳しいものなんだよなぁ。
 しかも、「どこにでもあるような古本」と「そうでない古本」の差自体かなり大きいし……だからこそ「この店はファンタジー関係が揃ってる」などの特徴がウリになるんだけど。
 それらも一緒くたにして規制された日にゃ、入手困難(もしくは入手不可)になる本が一気に増えますぜ?

 例えば、ダンセイニなんか、最近は復刊や新刊が相次いでるけど。少し前までは古本ですら探しにくいって状況だったんだぞ?そんな時に中古禁止されてみろ、「何を読めってんだ」としか言いようがない状況になるぞ?(「ヤン川の舟歌」「魔法使いの弟子」「エルフランドの王女」「ダンセイニ戯曲集」ぐらいしかなかったんだぞ、新刊で買えるの……)
 他のファンタジー作家とか、ホラー作家とかだって、全部新刊で揃う作家の方が珍しいし。むしろ絶版の方が多いくらいだ(だから復刊フェアとかは貴重なんだが……)。
 日本の古典だって、実は絶版になってる物の方が多い。有名な作品でさえ。極端な例えになるけど、著名な作家で、著名な作品がほぼ全部新刊で入手出来る作家って、夏目漱石辺りぐらいのもんだぞ?実際。
 そして、こういった作品は「読まれなければ」復刊して欲しいという声も出にくくなるんだよね。私が「ペガーナの神々」を復刊して欲しいと散々書いたのだって、元を言えば苦労して古本で入手して、実際に読んだからだし。読んでなくても復刊して欲しいとは言ってたと思うけど、ここまで力を入れて「復刊してくれ!」とは言わなかったと思う。

 そんな訳で、古本の規制・禁止には反対。つーかやっちゃいけない事だと思うがね。

 まぁ、実際には「新刊から古本に流してはいけない期間を設ける」とかそういう事なるのかもしれないし、それならそれで構わない(古本自体が禁止される訳ではないから)。だけど、実際にはそうはしないだろうし……(面倒だとか、新古書店が規制逃れをしようとするとか言いそうだから)。

 うーん、何にしても、「新品(新刊)だけ流通すれば良い」というのはかなり危険な思考だと思うんだがなぁ。文化って、「残される事」「残す事」も重要だし。目先の経済や、目先の利益だけ考えてたら自滅するだけだと思うが。

 以上、書き散らしてみる。割と感情的になってるんであまりまとまってない気もするがご容赦を。あくまでうしとら自身の考えですんで。


早くやっとけば良かった……

 発売日に買っておきながら今までやってなかった「夏色こみゅにけーしょん」をフルコンプ。
 いや、プロテクト誤爆したら嫌だなーとか、バグがあるって噂があったし、テリオスの事だから長く遊ぶシステムなんだろうなーとか思ってて手をつけてなかったんですな。
 ……結構短いんでやんの。もっと早くやっておけば積みゲーが1つ消えてたのに……

 しかしコレ、見事に浮気ゲームだな(苦笑)それはもう、本当に浮気としか言いようがない程に。
 でもキャラは好みに近いけど、微妙に好みからズレてる部分があるんで、あまりハマらなかったかも。横田キャラだから好みには近いんだけどなぁ……うーん。

 そして回収騒ぎになった原因のCGを見て、納得。
 2chでも書かれてたけど……フツー気付かんぞコレ。物の陰になってるよーな感じになってるんで、自然にスルーしてしまうし(だからモザイクを掛け忘れたんだろう)。それでなくても、ゲーム中ではメッセージウィンドウの「下」で、かつセリフの「下」なんでまず気付かないし(これも2chのスレで指摘されてた事だが)。
 で、モザイクがなくて嬉しいかというと…………嬉しいか?コレ。


チャイナドレス万歳!

 いーんです、バカだから。
 つー訳で「デカレンジャー」、今回は
 「お風呂だー!」
 「チャイナドレスだー!!」
 「香港映画だー!!」

 いやもー本当アクション好きなんだなぁと思う内容で。
 今回はきっちり香港映画ティストでまとめてあって楽しかった。
 アリエナイザーも、いつも以上に「遊んで」ておもしろかったし。
 細かい箇所もいろいろバージョンアップしてるねぇ。今度からどんどん変わるのかな?

 そして。
 ――チャイナドレスの下はスパッツか、ちっ←マテ

やっと読了

 「百禁書」をやっと読了。細かい情報が多いから、結構読むのが大変なんだよなぁ、この本。
 それはともかく、日本から見たら信じられないような理由での検閲や禁書って結構あるのね。それも、古代や中世とかでなくて近世での話で。

 例えば「アンネの日記」は有名だけど、実はこれ、イギリス版が出るまでの5年の間に、既に出版社による検閲で、削除もしくは変更がされてるのね。そしてイギリス版では、それらの記述の大部分が復活したけど、それ以降はこの部分に非難が集中しているという話。
 つまり「性に関する記述は問題がある」ってのが大半で、他にも大人に対する批判などの部分も非難される理由になってる、という事のようで。まぁ「気持ちはわからなくもない理由」としては「ユダヤ人の子供が書いたから嫌だ」(ちなみにアラブ系だそうな……)ってのもあるけど、こっちは例外だろうなぁ。
 うーん、「アンネの日記」ってマトモに読んだ事はないけど(子供向けの簡易版なら読んだが、あれは本当に「簡易版」だからなぁ)、もしかして、数年前に「完訳版」と銘打って出たのも、今までに出てた物はこの辺の削除がされていたって事なのかな?

 他に「華氏451度」の検閲の話も結構興味深いが、まぁこれは実際に「百禁書」を読んでもらった方が早いな。しかしこの本にも書いてあるけど、「焚書と検閲」を非難した(風刺した、あるいは皮肉った)小説が実際に「黒塗り」されるという皮肉……うーむ。
 でも本当、「汚い言葉があるから速攻で禁書にしろ」、って理由による禁書ネタも多いのな……(汗)性の事が数個書かれていただけで「性の言葉が書いてあるから猥褻物だ」とされたっていう記述も多いし。日本なんかまだ「マシ」なんだな……(汗)つーかどっちもどっちか。日本も日本で無茶苦茶だからな。

 しかしまー、この本読むと……
 ……日本の翻訳物がどこまで「オリジナルに忠実」なのか疑問に思うよーな本もいくつか出てくるなぁ。先述の「アンネの日記」とか。「チャタレイ夫人の恋人」は有名だけど、あれも今では普通に完訳されてるんだっけ?
 ついでに、最初に出た版だからって必ずしも原稿そのままとは限らない、ってのも意外だったな(「アンネの日記」とかね←先述の通り、イギリス版までは全部削除・変更がある)。目から鱗。
 ……そいやサドの作品が載ってないなぁ。あれも禁書になりそーなもんなんだが(実際日本では裁判沙汰になってたハズだし)。ちなみにサドの作品は読んだ事ないし読む気もないので悪しからず。


英語であずまんが大王

 かざみさんトコ襲撃。
 今回は「魔法先生ネギま!」の英語版の受け渡し。というのも、注文しようと思った時、1冊だけだと送料が割に合わないなー……と思って、かざみさんに「注文しようと思ってるけど、1冊だけだと送料がバカらしいのでかざみさんの分も追加しときます?」「お願いします」という訳で。
 ちなみに英語版の情報は「赤松健総合研究所」の「英語版「魔法先生ネギま!」」にある程度出てるので割愛。
 参考までに、2冊と送料を合わせて約$33だった(半分が送料……)ので、1冊だけの注文だと実際割に合いません。若干割引されてるだけまだマシだけど。

 そしてUSA版「ニュータイプ」を見せてもらう。ふーん、こっちだとFSSは載らないんだ(そりゃ無理だろ)。ちなみにFSSの英語版を注文する気はない。高いし。
 付録のDVDを見せてもらおうとしたらDVDプレイヤーソフトを消してしまったらしいし、ドライブのリージョンコード変更回数の問題もあるので、貸してもらって家で見る事にする(リージョンフリーのDVDプレイヤーがあって良かったよ本当)。

 という訳で今英語版「あずまんが大王」を見てるんだけど……あくまで特典DVDに収録、それもプロモ用という事で、「プロモーション用以外には使うな」の注意書きが時々出てきます。まぁ仕方ないけどね。
 内容自体は日本語版とほぼ一緒(当たり前だ)。ま、アニメ版は始めの方を見逃してたんで、見られるのはありがたいかも(国内版のDVDは買う気なし……つーか高いんだってば)。


アイテム探しで燃え尽きた……

 引き続き「メトロイド ゼロミッション」。
 今度はNORMALで、アイテム探し。
 一通り自力で集めた後、ムービーやアイテムの位置を記したマップを頼りに(時には答えも見て)、どうにか98%まで集めました。残りの2%は、シャインスパークのテクニックが難しい所なのでパス。
 はー、疲れた……とりあえず残りはHARDだけど、これはパスしよう……(汗)


世の中広すぎです!

 何の話って、「メトロイド ゼロミッション」。
 海外で公開されている、スーパープレイのムービーを見たんですな。
 …………なんつーか…………ここまでやり込みますか……?(汗)
 どう凄いかと言うと。
 1つ、「NORMAL/クリアタイム30分弱」
 1つ、「HARD/アイテム100%/クリアタイム1時間弱」
 …………ぜってー、ムリ。マネなんてムリ。

 アイテムの位置の参考に……と思ったけど、このムービーを見ると。
 俺の腕では絶対取れないアイテムが数個ある事が判明_| ̄|○
 ショートカットも、マネ出来ないようなのがバンバン出てくるし。
 うーん、凄いなぁ……(汗)

 私の方はと言うと、2周目、ムービーを参考にしても1時間でマザーブレインを倒した辺りまでが限界ですな(汗)今は「逃走編」のラストだけど、操作ミスが連発してるので今日はもうプレイを止めようと思った辺りです。プレイを止めとかないとGBASPを壁に叩き付けそうなんで……←少しでもクリアタイムを削ろうとするのが悪いんだけど


やっと到着。

 やっと到着。
 何が到着したって、注文したダンセイニ本。今回のは「LORD DUNSANY: King of Dreams」。
 これはダンセイニの伝記みたいな本で、ヘーゼル・リトルフィールドさんが書いた本です。
 この内容は「魔法の国の旅人」の解説でもかなり引用されているもので……と書けばわかると思いますが、あの解説で紹介されていた詩はこの本に出てるのです。しかも、それは「写真」。
 という訳で、写真も多く入ってるんだけど、結構感動します。晩年のダンセイニは出てるし、「影の谷物語」初版と鵞ペンは出てるし……といった具合で。

 しかし今回、届けられた梱包を見て別の意味でびっくり。
 ……南アフリカからの発送でした……道理で少々時間がかかるんだ。つーか、南アフリカからも本が届くんだな……と思ったり。
 ちなみにこの本はDJ(DuskJacket:日本で言うカバーみたいな物ね)付きだったんだけど、DJ付きのを注文して正解だったみたい。こっちも写真が載ってるんだよね。

 さて、今度は何を注文しようかな……?シームの画集の「The Land of Dreams」が手に入るといいんだけどなぁ。

「せっかくだから撮影」

 「エマ」サイン会でサインしてもらったエマですが、せっかくだからという事で撮影。実際、「見たい」って希望もありましたし。
 という訳で撮影した画像(ただし縮小してます)。

微笑むエマ

 でも各所で撮影されたサインが出てますけど、本当に同じエマですね。
 もっとも、微妙に口の形が違うのがあるけど……
 北海道でのサイン会では、逆に「森さんのお任せ」でいろいろ描かれたようで(ちなみにキャラの指定は不可とのこと)……こっちは画像が出てきてないけど、どんな感じなんだろう?

 しかしみんなも言ってますけど、本当にスラスラーっと描いてしまうんだもんなぁ……(汗)しかも筆ペンだし。見てて思ったけど、「迷いがない」ってのが一番凄い。
 おまけに名前がまた綺麗に書けるし……(汗)

続々登場!

 「デカレンジャー」、おおおおおお!!デカマスターだ!!
 なるほど、デカマスターの変身シーンってこういう感じなのか。刀の演出がイカスなぁ。
そして「銃vs刀」再び。つーかあんたやりすぎ(笑) >「地面のX印」

 んで、デカベースがついに変形し………………デカいなおい…………(汗)
 ちなみにEDの方でデカベースの変形を使ったギャグが出て……お風呂だー(苦笑)っていうか、生活スペースも入ってるのかよ!!
 そして次回はチャイナドレス。むむむむむ、これは永久保存せねば←バカ

 でも「デカレンジャー」で感心するのは、「組織」もきちんと出てくる事だったり。
 今回のだと、「デカベース」の変形の前に、職員たちがそれぞれのスペースへ避難する事なんだけど、こういう描写って結構ワクワクするねぇと思ったり。そして、同時にEDでギャグに使うし(笑)
 いやー「デカレンジャー」って本当スタッフたちも楽しんでるなぁ。セルフツッコミもするし。

確かにバカ映画だ

 DVDでまた再販された「死霊のはらわた2」を見る。
 ……確かにバカ映画だな、途中から。
 見るまでは説明を見てもわかりにくかったけど、見て納得。実際に始めのうちは1のリメイク(ただし、最初は2人だけ、後で数人追加される辺りが違う)なのね。で、途中から1とは違う展開になって、と。なるほど。
 しかしこうして、シリーズ全部見ると……マトモにホラー映画してるのは1だけなんじゃないのか?(苦笑)実際に怖いのは1だけで、後はブラックコメディーと言った方がいいような気がする。3に至ってはもはやホラーである事を無視してるし(苦笑)

 でも2と3って、話としてはつながってるけど、最初から連作を決定してた訳ではないような感じだな。
 2のクライマックスと3の序盤は似てるけど、実際には違うし……多分。見直す気はないけど。

 まー何だかんだと言っても結構楽しめたし。
 …………ツッコミ所は敢えて無視したけど(苦笑)←血のりとか血のりとか血のりとか(だからツッコムなって)


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うしとら
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