うしとらのたわごと 2011年12月


ちょっと違う「驚異の書」

 いつものように洋古書検索。本当は予算的に難しい時期なのでやらない方がいいんだがな……(苦笑)と思いながら見てたら、「そういえば気になってたけど買うの延期したままだっけ……」と思った物を見て思い出す。で、注文(だからぁ予算と時期的にだな……)。
 そして到着した物を改めて見て、「ううむ……」と思ったり。
 何を注文したのかというと、「The Book of Wonder」、つまりダンセイニの「驚異の書」なんだけど……まあ画像見た方が早いか。という訳で撮影。

右が今回入手したもの

 右が今回入手したものなんだけど、見ての通り題字のデザインが違うし、表紙にシームの挿絵の部分が張り込まれてますね。ちなみに出版社はどちらも同じJohn W.Luce。
 つまり右は恐らく1917年のSpecialGiftEdition版(要するに豪華版)なんだけど、うーむ……ちなみに背も題字のデザインが違うし、上部は金塗りです。あと赤い部分は布だったりする。これも豪華版かなと思う理由。
 ただし中身は1915年もしくは1916年のと変わりありません。(「1915年もしくは1916年」というのは、この出版社は「発行年を記載してない」から……(汗))
 ……うーむ、書誌で前々からSpecialGiftEdition版の記載もいくつかあって気になってたんだが、むう。ちなみに書誌では6冊セット、函入りらしい……が、流石にこの辺は洋古書でも滅多に出てこない(今回画像入りで出てた事自体びっくりしてた)から揃えようと思っても無理だと思う(苦笑)
 ……まあ「約30万で全冊揃い」(「ただし函はない」と書いてあるけどそれ以前にそもそも揃ってるだけでも凄いと思うが……(汗))ってのも出てるけど、予算的に無理だしそもそもカードの枠も越えてるし(苦笑)(注:カード枠はワザと低くしてあるのです。無茶な買い物が出来ないようにしないと危険だし)まあそれ以前に手は出しませんがええ。(30万も出すなら他の本とか色々買った方が、ねぇ……(汗)基本的に違いは「表紙、背、上部だけ」だし……)


ダンセイニ関係色々

 うわ、また書くのサボってた……Twitterで色々書いちゃってるからついサボってしまうわ……(汗)
 で、ここ最近ダンセイニ関係をまた少し集めてたり。いや他に買う物がないからなぁ(「ダークソウル」やってるせいもあるが。ちなみに現在は強化も大体終わったので、後は気が向いたらラスボス倒すだけという感じ。……あ、グウィンドリンの「暗月の剣の誓約」消化しておくの忘れてた……2周目あまりやりたくないんだけどなぁ←デモンズソウルでの2周目に入った後の悪夢再び?)。

 まずは、「Cuentos de los tres Hemisferios」で、これはスペイン語版「三半球物語」。未谷さんの紹介で買った物。ダンセイニの写真が載ってていい感じと聞いてたので注文したのです。
 お次は「La hija del Rey del País de los Elfos」で、これはスペイン語版「エルフランドの王女」。これまた未谷さんの紹介で、表紙をもっとはっきり見たかったので注文してたのです。
 こっちはちょっとサイズの小さいハードカバーだけど、結構しっかりしてるなぁ。

 そして「The Story of Mona Sheehy」。
 これは前からどういう物なんだろと気になってたので、今回DJ付きで状態も良さそうなのがそこそこ安く出てたので思い切って買ってみたのです。
 ……届いたのを見て、DJ付きで買って良かった……と思いましたが。というのも、DJを取るとタイトルは背にしか書いてない……(苦笑)というか表紙がまっさらなんだよね。
 内容の方は、うーん。最初と最後がどちらも"I never saw a more mortal child."になってるのがちょっと興味深い。……どんな内容なんだろ。


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うしとら
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