クトゥルー神話関連 Part3

 [目録Part1](国書刊行会中心) [目録Part2](学研の本など) [目録Part4](青心社:「クトゥルー」中心)

 ここでは創元推理文庫の本を中心に。
 創元推理文庫の本の一部は、2000年後期から、「ラヴクラフト生誕110年記念」として新刊が出るのに合わせて一部の品切れ本を復刊しているので、入手出来るうちに買っておくといいだろう。
 あと、創元の本は結構数が多いんで、目録作成にかなり時間がかかりますので、時々チェックしてください(まだまだ記述が足りないです)。

「ラヴクラフト全集 1」
 今では「ラヴクラフト全集」シリーズとして出ているが、昔には「ラヴクラフト傑作集」として出ていたようです。「〜傑作集」も内容は同じようです。こちらの名で出ているのはかなり初期の物だけのようですので、無理してこちらを探さなくてもいいと思います(コレクターは別ですが)。
 創元推理文庫の本って、時々このようにいきなり名前が変わるシリーズ本が多かったみたい。
 表紙のラヴクラフト像はヴァージフル・フィンレイ画。

■「インスマウスの影」The Shadow Over Innsmouth
 →「クトゥルー 8:インスマスを覆う影」/「定本ラヴクラフト全集 5:インズマスの影」
 結構翻訳が多いし、実際ラヴクラフトの作品でもかなり重要な作品。

■「壁の中の鼠」The Rats in the Walls
 →「定本ラヴクラフト全集 2:壁のなかの鼠」/「ウィアード 3」
 ラヴクラフト初期作品の中でも、特に批評や作家が影響を受けた作品として名が挙がる事の多い作品。
 ラヴクラフトを知るなら1回は読んでおくといい。

■「死体安置所にて」In the Vault
 →「定本ラヴクラフト全集 3:死体安置所で」/「ウィアード 4:地下納骨堂にて」

■「闇に囁くもの」The Wisperer in Darkness
 →「クトゥルー 9」/「定本ラヴクラフト全集 5」

「ラヴクラフト全集 2」

■「クトゥルフの呼び声」The Call of Cthulhu
 →「クトゥルー 1:クトゥルーの呼び声」/「定本ラヴクラフト全集 3:クスルウーの呼び声」「夢魔の書:クトゥルーの呼び声」ほかにもいろいろ(こちらは絶版の本が多いけど)
 一番有名な小説なだけに、かなりの数の翻訳が出ている。訳者や出版社などで少しずつ訳が違う部分が多いので、比較してみるのも一興かと。

■「エーリッヒ・ツァンの音楽」The Music of Erich Zann
 →「定本ラヴクラフト全集 1」/「夢魔の書」/「ウィアード 2」
 私が好きな短篇の1つ。
 贅沢を言えば、この挿絵(カラーのがあるかも)が載っている本が欲しい。

■「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」The Case of Charles Dxter Ward
 →「クトゥルー 10:チャールズ・デクスター・ウォード事件」/「定本ラヴクラフト全集 4:狂人狂騒曲」

「ラヴクラフト全集 3」

■「ダゴン」Dagon
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 5」/「定本ラヴクラフト全集 1:デイゴン」/「夢魔の書」

■「家のなかの絵」The Picture in the House
 →「定本ラヴクラフト全集 1:一枚の絵」

■「無名都市」The Nameless City
 →「定本ラヴクラフト全集 1:廃都」/「真ク・リトル・リトル神話大系 1:廃都」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1:廃都」/「夢魔の書」

■「潜み棲む恐怖」The Lurking Fear
 →「定本ラヴクラフト全集 2:おそろしきもの潜む」

■「アウトサイダー」The Outsider
 →「定本ラヴクラフト全集 1」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史」
 こちらは平井呈一訳ではない。

■「戸口にあらわれたもの」The Thing on the Doorstep
 →「定本ラヴクラフト全集 6:戸口をたたく怪物」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:戸口の怪物」

■「闇をさまようもの」The Haunter of the Dark
 →「クトゥルー 7」/「定本ラヴクラフト全集 6:闇の跳梁者」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:闇に這う者」
 ロバート・ブロックの「星から訪れたもの」へのお返し。

■「時間からの影」The Shadow out of Time
 →「定本ラヴクラフト全集 6:超時間の影」

「ラヴクラフト全集 4」

■「宇宙からの色」The Colour out of Space
 →「定本ラヴクラフト全集 4:異次元の色彩」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:異次元の色彩」

■「眠りの壁の彼方」Beyond the Wall of Sleep
 →「定本ラヴクラフト全集 1:眠りの壁を超えて」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:眠りのとばりを超えて」

■「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」Facts Concerning the Late Arthur Jermyn and His Family
 →「定本ラヴクラフト全集 1:アーサー・ジャーミン卿の秘密」

■「冷気」Cool Air
 →「定本ラヴクラフト全集 3」/「マッド・サイエンティスト」

■「彼方より」From Beyond
 →「定本ラヴクラフト全集 1:向こう側」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:深淵の恐怖」

■「ピックマンのモデル」Pickman's Model
 →「定本ラヴクラフト全集 3」

■「狂気の山脈にて」At the Mountains of Madness
 →「定本ラヴクラフト全集 5:狂気山脈」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:狂気の山にて」

「ラヴクラフト全集 5」
 印象的な短篇が中心になっている巻。

■「神殿」The Temple
 →「定本ラヴクラフト全集 1:海底の神殿」

■「ナイアルラトホテップ」Nyarlathotep
 →「定本ラブクラフト全集 1:ナイアーラトテップ」/「夢魔の書:ナイアーラトテップ」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:ニャルラトホテップ」

■「魔犬」The Hound
 →「クトゥルー 4」/「定本ラヴクラフト全集 2:妖犬」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:妖犬」

■「魔宴」The Festival
 →「クトゥルー 4」/「定本ラヴクラフト全集 2:祝祭」

■「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」Herbert West-Reanimator
 →「定本ラヴクラフト全集 2」/「フランケンシュタインの子供」
 連載形式の為、連続して読むにはちょっと辛い内容(あらすじが数回出てくるし)。
 それさえ我慢すればどうにか読めない事もないが・・・無理して読む必要はないと思う。

■「レッド・フックの恐怖」The Horror at Red Hook
 →「定本ラヴクラフト全集 3:レッドフック街怪事件」

■「魔女の家の夢」The Dream in the Witch House
 →「定本ラヴクラフト全集 6:魔女屋敷で見た夢」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:魔女の家で見た夢」

■「ダニッチの怪」The Dunwich Horror
 →「定本ラヴクラフト全集 4:ダンウィッチの怪」

■「資料『ネクロノミコン』の歴史」History of Necronomicon
 →「定本ラヴクラフト全集 4:『死霊秘法』釈義」
 ラヴクラフトによる、ネクロノミコンのルーツ解説。

「ラヴクラフト全集 6」
 ランドルフ・カーター物が多く、それと合わせてダンセイニ的な作品が収録されている巻。
 その為、解説もダンセイニと絡めている。ここには貴重な「Time and the Gods」イギリス版・初版の表紙(?)などが掲載されている(モノクロではあるが・・・)。

■「白い帆船」The White Ship
 →「定本ラヴクラフト全集 1」
 ダンセイニの「ヤン川の舟歌」の影響を特に受けて執筆された掌編。

■「ウルタールの猫」The Cats of Ulthar
 →「定本ラヴクラフト全集 1:ウルサーの猫」/「夢魔の書」/「猫に関する恐怖小説:ウルサルの猫」

■「蕃神」The Other Gods
 →「定本ラヴクラフト全集 1:異形の神々の峰」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:異形の神々」
 ダンセイニの戯曲「山の神々」と似た雰囲気を持っている(話の筋はまったく別物だが)。もしくは「ペガーナの神々」と似ている印象を受けるかも(山に神々がおわすが、そこに近づいた者は例外なく神の怒りを受ける、という部分はね)。

■「セレファイス」Celephais
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 5」/「定本ラヴクラフト全集 1:光の都セレファイス」/「夢魔の書」
 ダンセイニの「The Coronation of Mr Thomas Shap(仮訳:トーマス・シャプ様の戴冠式)」との類似点が見られるとのこと。

■「ランドルフ・カーターの陳述」The Statement of Randolph Carter
 →「定本ラヴクラフト全集 1:ランドルフ・カーターの証言」/「夢魔の書」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:ランドルフ・カーターの弁明」
 最後の一言がかなり衝撃的な短篇。
 ラヴクラフトによれば、「夢で体験したこと」を元に書いたとのこと。

■「名状しがたいもの」The Unnamable
 →「定本ラヴクラフト全集 2:名状しがたきもの」

■「銀の鍵」The Silver Key
 →「定本ラヴクラフト全集 3:銀の秘鑰(ひやく)」

■「銀の鍵の門を越えて」Through the Gates of the Silver Key
 →「クトゥルー 6」/「定本ラヴクラフト全集 6:銀の秘鑰の門を越えて」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:銀の鍵の門を超えて」
 ホフマン・プライスによるオリジナル「幻影の王」The Lord of Illusionは「定本ラヴクラフト全集 6」に収録(情報どうもです >久留賢治さん)

■「未知なるカダスを夢に求めて」The Dream-Quest of Unknown Kadath
 →「定本ラヴクラフト全集 3:幻夢境カダスを求めて」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:幻夢境カダスを求めて」
 ラヴクラフトの「ドリームランド」物(あるいは「ランドルフ・カーター」物)の総決算ともいうべき長編。

「ラヴクラフト全集 7」
 ラヴクラフト全集の最終巻。初期作品と夢書簡も含め、ラヴクラフトが直接書いた作品を収録(共作もいくつかあるが、実質ラヴクラフトの手による作品なので収録したとのこと)。  

■「サルナスの滅亡」The Doom that came to Sarnath
 →「定本ラヴクラフト全集 1:サーナスの災厄」/「書物の王国シリーズ 1・架空の町:サルナスをみまった災厄」/「夢魔の書:サルナスをみまった災厄」/「ウィアード 1:サルナスをみまった災厄」

■「イラノンの探求」The Quest of Iranon
 →「定本ラヴクラフト全集 1:流離の王子イラノン」

■「木」The Tree
 →「定本ラヴクラフト全集 1:木魅」

■「北極星」Polaris
 →「定本ラヴクラフト全集 1」/「夢魔の書:ポラリス」

■「月の湿原」Tme Moon-Bog
 →「定本ラヴクラフト全集 1:月沼」

■「緑の草原」The Green Meadow
 →「定本ラヴクラフト全集 2:緑暝記」/「夢魔の書」

■「眠りの神」Hypnos
 →「クトゥルー 12:ヒュプノス」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:ヒュプノス」/「定本ラヴクラフト全集 2:ヒュプノス」

■「あの男」He
 →「定本ラヴクラフト全集 3:あいつ」

■「忌み嫌われる家」The Shunned House
 →「定本ラヴクラフト全集 2:斎忌の館」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:忌まれた家」

■「霊廟」The Tomb
 →「定本ラヴクラフト全集 1:奥津城」

■「ファラオとともに幽閉されて」Imprisoned with the Pharaohs
 →「定本ラヴクラフト全集 2」

■「恐ろしい老人」The Terrible Old Man
 →「定本ラヴクラフト全集 1:怪老人」

■「霧の高みの不思議な家」The Strange High House in the Mist
 →「定本ラヴクラフト全集 3:霧のなかの不思議の館」

■「洞窟の獣」The Beast in the Cave
 →「定本ラヴクラフト全集 1:洞窟に潜むもの」
 初期作品。

■「錬金術師」The Alchemist
 →「定本ラヴクラフト全集 1」
 初期作品。

■「フアン・ロメロの変容」The Transition of Juan Romero
 →「定本ラヴクラフト全集 1:ファン・ロメロの変容」
 初期作品。

■「通り」The Street
 →「定本ラヴクラフト全集 1:古い通りの物語」
 初期作品。

■「詩と神々」Poetry and the Gods
→「定本ラヴクラフト全集 2」
 初期作品。

■「夢書簡」
 →「夢魔の書」
 学研から出ていた「夢魔の書」収録の「夢書簡」からの抜粋。
 そういう訳で、厳密には全く同一という訳ではない。

■「アザトホース」Azathoth
 →「定本ラヴクラフト全集 3:アザトート」
 断片。「定本〜 3」では「断章」として収録されていたうちの一片。
 目次では一纏めに「資料:断片」となっているが、一応目録では分けておいた。以下同様。

■「末裔」The Descendant
 →「定本ラヴクラフト全集 3:闇の一族」
 断片。「定本〜 3」では「断章」として収録されていたうちの一片。

■「本」The Book
 →「定本ラヴクラフト全集 3:いにしえの書」
 断片。「定本〜 3」では「断章」として収録されていたうちの一片。

「ラヴクラフト全集 別巻 上」
 ラヴクラフトが添削した作品や、共作などをまとめたもの。なおこの巻は解説がないので、原題の確認がちょっと難しい。

■「這い寄る混沌」(E・バークリイ)Crawling Chaos
 →「定本ラヴクラフト全集 3:這いうねる混沌」

■「マーティン浜辺の恐怖」(S・H・グリーン)The Horror at Martin's Beach
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 1:妖魔の爪」「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1:妖魔の爪」
#「真ク・リトル・リトル神話大系」の方では「The Invisible Monster」最初に掲載された時は「〜Monster」だったそうです。

■「灰」(C・M・エディ・ジュニア)Ashes
 →「定本ラヴクラフト全集 3:死灰」

■「幽霊を喰らうもの」(C・M・エディ・ジュニア)The Ghost-Eater

■「最愛の死者」(C・M・エディ・ジュニア)The Loved Dead

■「見えず、聞こえず、語れずとも」(C・M・エディ・ジュニア)Deaf, Dumb, and Blind

■「二本の黒い壜」(W・B・トールマン)Two Black Bottles
 →「定本ラヴクラフト全集 9」

■「最後の検査」(A・デ・カストロ)The Last Test

■「イグの呪い」(Z・ビショップ)The Curse of Yig
 →「クトゥルー 7」/「ク・リトル・リトル神話集」

■「電気処刑器」(A・デ・カストロ)The Electric Excutioner
 →「クトゥルー 8」/「真ク・リトル・リトル神話大系 1」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「メドゥサの髪」(Z・ビショップ)Medusa's Coil
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 3:メデューサの呪い」

■「罠」(H・S・ホワイトヘッド)The Trap

「ラヴクラフト全集 別巻 下」
 解題などはこちらにまとめて収録。

■「石の男」(H・ヒールド)The Man of Stone
 →「クトゥルー 4:石像の恐怖」

■「羽のある死神」(H・ヒールド)Winged Death

■「博物館の恐怖」(H・ヒールド)The Horror in the Museum
 →「クトゥルー 1」

■「永劫より」(H・ヒールド)Out of the Aeons
 →「クトゥルー 7」

■「墓地の恐怖」(H・ヒールド)The Horror in the Burying-Ground
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 2:墓地に潜む恐怖」

■「山の木」(D・W・ライムル)The Tree on the Hill

■「すべての海が」(R・H・バーロウ)“Till All the Seas”
 →「定本ラヴクラフト全集 9:海の水涸れて」

■「墓を暴く」(D・W・ライムル)The Disinterment

■「アロンゾウ・タイパーの日記」(W・ラムリイ)The Diary of Alonzo Typer
 →「クトゥルー 1:アロンソ・タイパーの日記」

■「エリュクスの壁のなかで」(K・スターリング)In the Walls of Eryx
 →「定本ラヴクラフト全集 6:エリックスの迷路」

■「夜の海」(R・H・バーロウ)The Night of Ocean
 →「定本ラヴクラフト全集 6」

「タイタス・クロウの事件簿」The Complete Crow
 待望の「邪神ハンター」こと「タイタス・クロウ」の翻訳本。作者はブライアン・ラムレイ。
 一部の翻訳は、国書刊行会から出ている「黒の召喚者」に入っているのだが、「タイタス・クロウもの」でまとめた翻訳はこの本が初めてとなる。
 他の「タイタス・クロウ」シリーズも是非とも翻訳して欲しいものである。・・・何年かかるかわからないけど(汗)とりあえず、買いましょう。ある程度は売れないと、続きが出にくくなりそうだし。
 なお、以前に国書刊行会から出ていた「黒の召喚者」と被る作品もあるので、そういう作品には■ではなく◆を付けている。両者を読み比べてみるのも一興かと。

 追記:2006年5月に、「デモンベイン」の鋼屋ジンの推薦文の帯に変更されたついでに、「地を穿つ魔」に合わせて「タイタス・クロウ・サーガ」のタイトルも追加。

■「誕生」Inception
 この文庫に収録されている物語の一番最初のものだが、実際に書かれたのは一番最後であった、という意外な経歴を持つ短篇。

■「妖蛆の王」Lord of Worms

◆「黒の召喚者」The Caller of the Black
 →「黒の召喚者」

■「海賊の石」The Viking's Stone

◆「ニトクリスの鏡」The Mirror of Nitocris
 →「黒の召喚者」

◆「魔物の証明」An Item of Supporting Evidence
 →「黒の召喚者」

◆「縛り首の木」Billy's Oak
 →「黒の召喚者」

■「呪医の人形」Darghud's Doll

◆「ド・マリニーの時計」De Marigny's Clock
 →「黒の召喚者:デ・マリニィの掛け時計」
 実はこの時計は、ラヴクラフトの「銀の鍵の門を越えて」に登場したもの。これを知っているとより楽しめることでしょう。

■「名数秘法」Name and Number
 「名前と数」、この意味が明らかになってくる下りがとてもいい感じ。

■「続・黒の召喚者」The Black Recalled
 題名からもわかるように「黒の召喚者」の後日談。

「地を穿つ魔」The Burrowers Beneath
 タイタス・クロウの長編シリーズ。邦訳は「タイタス・クロウ・サーガ」として登場。

「黒の碑」CTHULHU:THE MYTHOS AND KINDRED HORRORS
 「コナン」の作者ロバート・E・ハワードによるクトゥルー神話集。「碑」は「いしぶみ」と読む。
 蛮族が邪神を剣で倒してしまうような荒唐無稽な話と、正統派ホラーな話とがバランスよく盛り込まれているのでお奨め。最近復刊されたのでこの機会に入手するが吉。

■「序(はしがき)」

■「死都アーカム」Arkham
 詩。

■「黒の碑」The Black Stone
 →「クトゥルー 4」

■「アッシュールバニパル王の火の石」The Fire of Asshurbanipal
 →「クトゥルー 7:アッシュールバニパルの焔」

■「屋上の怪物」The Thing on the Roof
 →「クトゥルー 8:屋根の上に」/「ク・リトル・リトル神話集:破風の上のもの」

■「われ埋葬にあたわず」Dig Me No Grave
 →「クトゥルー 5:墓はいらない」

■「聖都の壁に静寂降り」Silence Falls on Mecca's Walls
 詩。

■「妖蛆の谷」The Valley of the Worm
 →

■「獣の影」The Shadow of the Beast

■「老ガーフィールドの心臓」Old Garfield's Heart
 →

■「闇の種族」People of the Dark
 →

■「大地の妖蛆」Worms of the Earth
 →

■「鳩は地獄から来る」Pigeons from Hell
 →

■「顕ける窓より」An Onen Window
 詩。「顕ける」は「ひらける」と読む。

「アーカム計画」Strange Eons
 ロバート・ブロックによる長編。
 しかしプロットなど、「クトゥルー 2」に収められている「永劫の研究」と似ているなぁ・・・

「賢者の石」
 著者はコリン・ウィルソン。まだ読んでないので後で。

「暗黒神ダゴン」Dagon
 やぁぁぁぁぁっと出た翻訳(原本が出てから30年以上も経過してやっと・・・)。著者はフレッド・チャペル。
 ただ、内容的にはかなり異色な作品なんで、他の作品をいくつか、出来れば「ジャンル」をある程度読みこなしてから読んだ方がいいと思う。初心者がいきなりこれを読むのはハードルが高いと思うので・・・
 どうでもいいんだけど、海外ではまったく同じタイトルって許されるのかな・・・?(ラヴクラフトのも「Dagon」なんだよなぁ)まぁ、あっちは「短編」(本の中に収録されるタイトル)、こっちは「長編」だから間違わないだろって事かもしれんけど。

「ラヴクラフトの遺産」Lovecraft's Legacy
 その名の通り、「クトゥルーもの」というよりは「ラヴクラフト作品」をテーマにした短篇をまとめた本。
 ただ、「これは・・・」な物もなくはないけど、そこは我慢。おもしろいのも結構多いし。

■「序−H・P・ラヴクラフトへの公開書簡」(ロバート・ブロック)Introduction: An Open Letter to H.P.Lovecraft
 ラヴクラフト生誕100年に際して書かれたもの。これが結構感動するんだ。

■「間男」(レイ・ガートン)The Other Man

■「吾が心臓の秘密」(モート・キャッスル)A Secret of the Heart

■「シェークピア奇譚」(グレアム・マスタートン)Will

■「大いなる"C"」(ブライアン・ラムレイ)Big "C"
 "C"の描き方が一枚上手だな、と思う短編。

■「忌まわしきもの」(ゲイリー・ブランナー)Ugly

■「血の島」(ヒュー・B・ケイヴ)The Blade and the Claw

■「霊魂の番人」(ジョゼフ・A・シトロ)Soul Keeper
 皮肉なオチが待っている短編。

■「ヘルムート・ヘッケルの日記と書簡」(チェット・ウィリアムスン)Hrom the Papers of Helmut Hecker

■「食屍姫メリフィリア」(ブライアン・マクノートン)Meryphillia
 一種の青春小説の様相を見せるも、そのオチは……

■「黄泉の妖神」(ジーン・ウルフ)Lord of the Land

■「ラヴクラフト邸探訪記」(ゲイアン・ウィルスン)H.P.L.

■「邪教の魔力」(エド・ゴーマン)The Orderof Things Unknown

■「荒地」(F・ポール・ウィルスン)The Barrens
 この短編集では一番評価されている作品。実際出来も良い。

「イルーニュの巨人」
 残念ながら現在は絶版。クラーク・アシュトン・スミスの数少ない翻訳本の1つなのだが・・・
 収録作品の全部がクトゥルー神話関係という訳ではないので注意。

 注:原題に関しては、特殊な字体(例えばeの上に'[ダッシュ]みたいな記号が付いた物など)が入っている物もありますが、これを通常のテキストで表す事は無理なので、何も付かない状態の字体だけになっています。参照文字を使えばHTML上で再現出来る物もありますが、これはIE5.x以降のようにかなり新しいプラウザでないと対応していないので、使用していません。この点についてはご了承ください。

■「マルネアンの夜」A Night in Maleant

■「アタマウスの遺言」The Testament of Athammaus
 →

■「聖人アゼダラク」The Holiness of Azedarac
 →

■「アヴェロワーニュの獣」The Beast of Averoigne
 →

■「彼方からの光」The Light from Beyond
 →

■「死の顕現」The Epiphany of Death
 →

■「氷の魔物」The Ice-Deamon
 →

■「シレールの女魔法使い」The Enchantress of Sylaire
 →

■「土地神」Genius Loci

■「柳のある風景」The Willow Landscape
 →

■「九番目の骸骨」The Ninth Skelton
 →

■「イルーニュの巨人」The Colossus of Ylourgne
 →

■「ヒキガエルおばさん」Mother of Toads
 →

■「はかりがたい恐怖」The Immeasurable Hollor
 →

■「見えない街」The Invisible City
 →

■「余分な死体」The Supernumerary Corpse
 →

■「夜の魔物」Monsters in the Night
 →

■「ユーヴォラン王の船旅」The Voyage of King Euvoran
 →

「マッド・サイエンティスト」MAD SCIENTISTS
 正確にはこの中に収録されている作品の1つがラヴクラフト作品、1つがクトゥルー神話関連なんですが、一応紹介。結構おもしろい構成のアンソロジーだし。ちなみに国内オリジナルのアンソロジーではなく、海外で出た同名のアンソロジーの翻訳みたいです。で、創元推理文庫の他の本に含まれている物と被るタイトルは入ってないとのことです。
 内容としては、「サイエンティスト」とは言っても「SF」方面でのそれではなく、ホラー方面での、つまり「フランケンシュタイン」「ジキル博士とハイド氏」の類だと思えばわかるかと(ジキル博士はマッドじゃないけど、まぁ作品の傾向としての例ね)。
 有名どころの作家も多いですね。私が入手した物は2000年2月の版でしたので、大手書店、もしくは注文でまだ入手は可能だと思います。最初に出たのは結構古いんだけど(1982年!)
 アンソロジーなのでここでは作者名も併せて書いています。その代わり原題はパス(いずれ書きますけど、今はパス)

■「サルドニクス」(レイ・ラッセル)
 古典的(ゴジック?)な内容だが、結構おもしろかった。

■「自分を探して」(ラムジー・キャンベル)

■「エリート」(K・E・ワグナー)

■「スティルクロフト街の家」(J・P・ブレナン)

■「ノーク博士の謎の島」(ロバート・ブロック)
 バカSF・・・とでも言うんだろうか。これ。
 解説にも書かれているように、パルプマガジン掲載のマンガの原作みたいな内容。

■「あるインタビュー」(R・C・マシスン)

■「粘土」(C・ホール・トンプソン)
 不気味な結末を暗示させるまでのくだりがうまい短編。

■「冷気」(H・P・ラヴクラフト)
 →「定本ラヴクラフト全集 3」/「ラヴクラフト全集 4」

■「ビッグ・ゲーム・ハント」(アーサー・C・クラーク)

■「ハルリドンヒル博士の英雄的行為」(ヴィリエ・ド・リラダン)

■「シルヴェスターの復讐」(ヴァンス・アーンダール)

■「箱」(リー・ワインシュタイン)

■「アーニス博士の手記」(ゲイアン・ウィルスン)

■「ティンダロスの猟犬」(F・B・ロング)The Hounds of Tindalos
 →「クトゥルー 5」
 解説ではこれが最初のクトゥルー神話関連作品のように書かれているが、「新訂クトゥルー神話辞典」では同じ作者の「喰らうものども」の方が古いようです。

■「最後の一線」(デニス・エチスン)

■「庭の窪みで」(デーヴィッド・キャンプトン)

■「サルサパリラのにおい」(レイ・ブラッドベリ)

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