クトゥルー神話関連 Part4

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 ここでは青心社「クトゥルー」を中心に。
 ちなみに文庫の方ね。昔に出ていたハードカバー版は扱いません。今じゃ文庫の方が入手性などもいいしね・・・もっとも、ハードカバー版は、表紙イラストが結構カッコいいんだ(宇宙の神秘(?)を描いた絵。ホラーな風景画みたいな感じ)。
 翻訳のバランスも、言葉遣いが古過ぎず新し過ぎず、ぐらいのバランスだと思います。初心者はここから入るのがお薦めでしょうね。

「暗黒神話大系シリーズ:クトゥルー」
 ラヴクラフト作品以外のクトゥルー関連作品がバランス良く収録されているので、初心者はここから入るのがお薦めだと思う。個人的には1、3巻から読むのが好き(2巻目はダーレス作品しかないので・・・)。
 とりあえず、現時点ではまだ「他のどの本にも入っているか」の情報は入れてません。時間的な都合もあるので、とりあえず収録タイトルとコメントを全部打ち込んでから、他の本に関しての情報を入れていく予定です。

1

■「クトゥルーの呼び声」(H・P・ラヴクラフト)The Call of Cthulhu
→「ラヴクラフト全集 2:クトゥルフの呼び声」/「定本ラヴクラフト全集 3:クスルウーの呼び声」/「夢魔の書:クトゥルーの呼び声」ほかにもいろいろ(こちらは絶版の本が多いけど)
 やっぱり最初はこれが入りますね。
 最初の文章は本によって訳がいくらか異なっているのですが、私はこの本の訳が一番好きかな。「私が思うに、この世でもっとも慈悲深いことは・・・」

■「破風の窓」(ラヴクラフト&ダーレス)The Gable Window
 ラヴクラフト&ダーレス作品としては結構まとまっている内容。

■「アロンソ・タイパーの日記」(ウィリアム・ラムリー)The Diary of Alonzo Typer
 →「ラヴクラフト全集 別巻 下:アロンゾウ・タイパーの日記」
 典型的な「追いつめられる恐怖」をテーマにしている。
 ちなみにラヴクラフトの添削を受けている為、実際にはほとんど原形を留めてないそうである。

■「ハスターの帰還」(オーガスト・ダーレス)The Return of Hastur
 ダーレスらしいというか、何というか・・・途中までは結構おもしろいのだが。

■「無人の家で発見された手記」(ロバート・ブロック)Notebook Found in a Deserted House
 クトゥルー神話では珍しい(と思う)、子供が主人公の手記。
 シュゴスを扱っている。

■「博物館の恐怖」(ヘイゼル・ヒールド)The Horror in the Museum
 →「ラヴクラフト全集 別巻 下」/「ク・リトル・リトル神話集」
 蝋人形館の中に現れた恐怖とは・・・?
 海外では蝋人形館をテーマにした小説がいくつかありますが、これもその中の1つ。
 これもラヴクラフトの添削を受けている為、実際にはほとんど原形を留めてないそうである。

■「ルルイエの印」(オーガスト・ダーレス)The Seal of R'lyeh
 「インスマウスを覆う影」を読んでから読むとつまらないかも。

■「クトゥルー神話の神神」(リン・カーター)H.P.Lovecraft:The Gods
 これは小説ではなく解説。ファンタジー・ホラーの研究で有名なリン・カーターなのでよくまとまっている(100%正確ではないらしいが、ここまでまとめている事を誉めるべき)。

2:永劫の探究
 サブタイトルとして「永劫の探究」と名付けられている巻であり、これ1冊で完結した内容となっている。
 収録作品はオーガスト・ダーレスが元々はバラバラで発表した短編(ただしそれぞれの話はつながっている)であるので、著者名は省略。

 「永劫の探究」ではシュリュズベリイ博士が中心となって活躍する。クトゥルー神話関連作品に登場するキャラではかなりお気に入りの人。また、ハスターの配下としてバイアクヘーも登場する。ただ、呪文はハスター召還のと同じみたいなんだけど・・・?(ハスター召還の呪文が出てくる作品って、他にどれがあったかなぁ)
 ちなみにロバート・ブロックの「アーカム計画」(創元推理文庫、少し前に復刊されました)とプロットなどが結構似てると思うので、両方読んでみるのも一興かと。個人的には「パーツ」のみなら「永劫の探究」、全体のまとまりは「アーカム計画」が良いと思う。

■「第一部:アンドルー・フェランの手記」The Manuscript of Andrew Phelan

■「第二部:エイベル・キーンの書置」The Deposition of Abel Keane
 →「ク・リトル・リトル神話集:インスマスの追跡」
 「エイベル・キーン・・・エイベル・キーン・・・エイベル・キーン・・・」といきなり不気味な出だしで始まる話。

■「第三部:クレイボーン・ボイドの遺書」The Testament of Claiborne Boyd

■「第四部:ネイルランド・コラムの記録」The Statement of Nayland Coum

■「第五部:ホーヴァス・ブレインの物語」The Narrative of Horvath Blayne
 「永劫の探究」完結編ともいうべき内容。
 最後の最後には、事情を知っている者にとって最大の恐怖が・・・しかもただ一人(誰かは自分で読むように)を除いては誰も気付かない、というのが・・・今では「お約束」ではあるけど。

■「クトゥルー神話の魔導書」(リン・カーター)H.P.Lovecraft:The Book
 クトゥルー神話に登場する数々の魔導書についてまとめた内容。ただし内容は今となっては古くなっているが、これは仕方ないだろう。

3
 個人的に一番好きな巻。

■「カルコサの住民」(アンブローズ・ビアス)An Inhabitant of Carcosa
 いわゆる「カルコサ神話」の原型。
 元々はラヴクラフト作品よりも前に書かれた作品であるが、現在ではラヴクラフト、ダーレスらを経てクトゥルー神話に組み込まれている。
 この作品と「羊飼いのハイータ」はビアスの怪奇短編集でよく収録されているが、現在ではビアスの作品は「悪魔の辞典」以外はちょっと探しにくいのが残念なところである。
 一応、岩波文庫からは、昔出ていた「いのち半ばに」を再録して、新たに他の短編も追加した「ビアス短篇集」が2000年夏に出ているので、これならば注文すると買えるかも。でも、岩波文庫は店によっては扱いが少ないのが難点か(これは岩波書店の本の扱いが「買い切り」だから、らしい。詳しくは知らないけど・・・ま、注文したならキャンセルはしない方がいいって事ですね)。あと「ビアス短篇集」には「カルコサの〜」「羊飼い〜」は入っていませんが、怪奇短篇が結構多いのでお薦め。

■「黄の印」(ロバート・W・チェンバース)The Yellow Sign
 →「ク・リトル・リトル神話集」
 いわゆる「カルコサ神話」の中の一編。チェンバースのカルコサ(ハスター)神話作品は、これ以外は今のところ翻訳されていないのが残念。
 題名にもなっている「黄の印」及び禁断の書「黄衣の王」に触れられるくだりは圧巻。
 元々はラヴクラフト作品よりも前に書かれた作品であるが、現在ではラヴクラフト、ダーレスらを経てクトゥルー神話に組み込まれている。

 ちなみに「真ク・リトル・リトル神話集」とほぼ同一であるが、こちらでは戯曲「黄衣の王」よりカシルダの歌が収録されている。これは洋書では短編集「黄衣の王(The King in Yellow)」の冒頭に記されている物で、「黄の印」とは異なるページである。恐らく「黄の印」の中で出てくる単語(カルコサ、カシルダなど)の理解の手助けになれば、と一緒に収録されたのかもしれない。
 念のため書いておくが、戯曲「黄衣の王」は一連の作品の中に登場する、禁断の書「黄衣の王」の中に記されているものであるらしい。この辺がちょっと紛らわしいので書いておく。

■「彼方からのもの」(クラーク・アシュトン・スミス)The Hunters From Beyond
 「わたし」の友人である芸術家が創り上げた像は、地獄めいた「もの」の像だった。
 その出来ばえに、「わたし」はなぜこれを創ることが出来たのかを問うたが・・・

■「邪神の足音」(ダーレス&M・R・スコラー)The Pacer

■「暗黒のファラオの神殿」(ロバート・ブロック)Fane of the Black Pharaoh
 「暗黒のファラオ」としてわずかにその名を残す人物、ネフレン=カ。
 彼が遺した秘密を探り当てようとする者に降り掛かる運命とは?

 余談だが、「遊○王」の中のある話を見て、この話を連想したのは私だけだろうか?(苦笑)

 文庫での原題表記"Fane of the Black Pharoao"は実は間違い。正しいのは上に挙げた通り。

■「サンドウィン館の怪」(オーガスト・ダーレス)The Sandwin Compact

■「妖術師の帰還」(クラーク・アシュトン・スミス)The Return of the Sorcerer
 C・A・スミスの翻訳作品は今ではちょっと手に入りにくいので、結構貴重な翻訳。
 スミスの翻訳本の大半(というか全部・・・だよな、確か)が絶版なんだもん。一応、主立った作品は「クトゥルー」の中に収録されているのだが、まだ未収録の作品もある(特に「魔神ツアソググアの神殿」はなぜか今までどの本にも入ってない)。
 追加:「魔神ツアソググアの神殿」は邦題を変えて「クトゥルー 12」に収録されました。

■「丘の夜鷹」(オーガスト・ダーレス)The Whippoowills in the Hills
 ダーレス作品だけど、よくまとまっている内容。

■「銀の鍵の門を越えて」(H・P・ラヴクラフト)Through the Gates of the Silver Key
 →「ラヴクラフト全集 6」/「定本ラヴクラフト全集 6:銀の秘鑰の門を越えて」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:銀の鍵の門を超えて」

4

■「魔犬」(H・P・ラヴクラフト)The Hound
 →「ラヴクラフト全集 5」

■「魔宴」(H・P・ラヴクラフト)The Festival
 →「ラヴクラフト全集 5」

■「ウボ・サスラ」(C・A・スミス)Ubbo-Sathla

■「奇形」(ロバート・ブロック)The Mannikin

■「風に乗りて歩むもの」(オーガスト・ダーレス)The Thing Walked on the Wind
 原題は文庫版の原題表示のもの。
 本当は"The Thing that Walked on the Wind"が正しい。

■「七つの呪い」(C・A・スミス)The seven Ceases

■「黒い石」(R・E・ハワード)The Black Stone
 →「黒の碑」

■「闇に棲みつくもの」(オーガスト・ダーレス)The Dweller in the Darkness

■「石像の恐怖」(ヘイゼル・ヒールド)The Man of Stone
 →「ラヴクラフト全集 別巻 下:石の男」

■「異次元の影」(ラヴクラフト&ダーレス)The Shadow out of Space

■「アーカムそして星の世界へ」(フリッツ・ライバー)To Arkham and the Stars

5

■「ピーバディ家の遺産」(ラヴクラフト&ダーレス)The Peabody Heritage

■「ティンダロスの猟犬」(F・B・ロング)The Hounds of Tindalos
 →「マッド・サイエンティスト」
 角度を通してのみ現れる、原始の不汚「ティンダロスの猟犬」が登場する、かなり初期のクトゥルー神話関連作品。
 何でもこの作者の作品が「一番最初の」クトゥルー神話関連作品だそうである。
 結構好きな話。

■「墓はいらない」(R・E・ハワード)Dig Me No Grave
 →「黒の碑:われ埋葬にあたわず」

■「臨終の看護」(ヒュー・B・ケイブ)The Death Watch
 ニャルラトホテップ、ハスターの名が語られている。
 最後には恐るべき結末と、その真相が・・・

■「闇の魔神」(ロバート・ブロック)The Dark Deamon
 →「暗黒界の悪霊:暗黒界の悪霊」/「夢魔:夢魔」

■「無貌の神」(ロバート・ブロック)The Faceless God
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 4:顔のない神」/「暗黒界の悪霊:顔のない神」
 ニャルラトホテップ物語の1つ。かなり好きな話。
 この話では、「邪悪な姿をしたスフィンクス」の姿をとってます。

■「戸口の彼方へ」(オーガスト・ダーレス)Beyond The Threshold
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 4:幽遠の彼方に」

■「谷間の家」(オーガスト・ダーレス)The House in the Valley

■「魔道士エイボン」(C・A・スミス)The Door to Saturn
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 3:魔道師の挽歌」
 クトゥルー版「やじきた道中記」と言うか・・・一種のバカ話ですね。大好きだけど。

■「アタマウスの遺言」(C・A・スミス)The Testament of Athammaus

6

■「恐怖の巣食う橋」(ラヴクラフト&ダーレス)The Horror from the Middle Span
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 3:魔界へのかけ橋」

■「生きながらえるもの」(ラヴクラフト&ダーレス)The Survivor
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 1:爬虫類館の相続人」

■「暗黒の儀式」(ラヴクラフト&ダーレス)The Lurker at the Threshold

7
 のっけから内輪ネタ(と言っていいのかな?)が出てくる巻(笑)
 内輪ネタ(まぁ、そういう事にしとこ)はいずれもナイアルラトホテップと、「輝くトラペゾヘドロン」が関わっている。

■「星から訪れたもの」(ロバート・ブロック)The Shambler from the Stars
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 2:妖蛆の秘密」/「暗黒界の悪霊:星から来た妖魔」
 まずは、コレがラヴクラフトに宛てられました。

■「闇をさまようもの」(H・P・ラヴクラフト)The Haunter of the Dark
 →「ラヴクラフト全集 3」/「定本ラヴクラフト全集 6:闇の跳梁者」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:闇に這う者」
 次に、ラヴクラフトからのお返し。

■「尖塔の影」(ロバート・ブロック)The Shadow from the Steeple
 でもって、これがさらなる後日談(苦笑)・・・いや、おもしろいんだけど。
 ついでに、この作品を読む前に「クトゥルー 3」に収録されている「暗黒のファラオの神殿」も読んでおくとより楽しめるかも。

■「永劫より」(ヘイゼル・ヒールド)Out of the Eons
 →「ラヴクラフト全集 別巻 下」/「ク・リトル・リトル神話集」

■「アッシュールバニパルの焔」(R・E・ハワード)The Fire of Asshurbanipal
 →「黒の碑:アッシュールバニパル王の火の石」
 ハワードお得意のヒロイック冒険活劇的な内容。序盤から中盤にかけての迫力が良い。

■「セイレムの恐怖」(ヘンリイ・カットナー)The Salem Horror
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 1:セイレムの怪異」

■「イグの呪い」(ゼリア・ビショップ)The Curse of Yig
 →「ラヴクラフト全集 別巻 上」/「ク・リトル・リトル神話集」

■「閉ざされた部屋」(ラヴクラフト&ダーレス)The Shutterd Room
 →「真ク・リトル・リトル神話大系2 :開かずの部屋」

8

■「屋根裏部屋の影」(ラヴクラフト&ダーレス)The Shadow in the Attic

■「侵入者」(ヘンリイ・カットナー)The Invaders
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 3:触手」

■「屋根の上に」(R・E・ハワード)The Thing on the Roof
 →「ク・リトル・リトル神話集:破風の上のもの」/「黒の碑(いしぶみ):屋上の怪物」

■「電気処刑器」(アドルフェ・デ・カストロ)The Electric de Dastro
 →「ラヴクラフト全集 別巻 上」/「真ク・リトル・リトル神話大系 1」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」
 クトゥルー神話関連としては珍しい、メキシコを舞台にした作品。
 雰囲気は好きなんだけど・・・このオチは今見るとさすがに辛いなぁ。まぁ、かなり初期の作品だから仕方ないんだけどね。

■「潜伏するもの」(ダーレス&スコラー)The Lair of the Star-Spawn
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 1:羅喉星魔洞」

■「名もなき末裔」(C・A・スミス)The Nameless Offspring
 →「ク・リトル・リトル神話集:墳墓の末裔」

■「インスマスを覆う影」(H・P・ラヴクラフト)The Shadow Over Innsmouth
 →「ラヴクラフト全集 1:インスマウスの影」/「定本ラヴクラフト全集 5:インズマスの影」
 確かにラヴクラフト作品の名作。
 主人公に降り掛かった災難と、その結末の不気味さが見事。

9

■「謎の浅浮彫り」(オーガスト・ダーレス)Something in Wood

■「城の部屋」(J・ラムジー・キャンベル)The Room in the Castle

■「喰らうものども」(フランク・ベルナップ・ロング)The Space Eaters
 かなり初期のクトゥルー神話関連作品。

■「魔女の谷」(ラヴクラフト&ダーレス)Witche's Hollow
 →「ク・リトル・リトル神話集」

■「セベクの秘密」(ロバート・ブロック)The Secret of Sebek
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 3:セベックの秘密」/「暗黒界の悪霊:セベク神の呪い」

■「ヒュドラ」(ヘンリイ・カットナー)Hydra
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 1:ハイドラ」

■「闇に囁くもの」(H・P・ラヴクラフト)The Whisperer in Darrkness
 →「ラヴクラフト全集 1」/「定本ラヴクラフト全集 5」

10

■「ファルコン岬の漁師」(ラヴクラフト&ダーレス)The Fishman of Falcon Point

■「妖術師の宝石」(ロバート・ブロック)The Sorcerer's Jewel

■「クラーリッツの秘密」(ヘンリイ・カットナー)The Secret of Kralitz

■「クトゥルーの眷属」(ロバート・シルヴァーバーグ)Demons of Cthulhu
 一種の自業自得話・・・かな?
 最後のシーンは迫力がある(しかしこう、大物が実際に出てくるのは珍しい気がしないでもない)。

■「グラーグのマント」(フレデリック・ポール、H・ドクワイラー、R・A・W・ロウンデズ)The Mantle of Graag
 合作による短編。
 最後の最後で明かされる、恐怖に満ちた「オチ」とは・・・

■「アルハザードのランプ」(ラヴクラフト&ダーレス)The Lamp of Alhazred
 →「ク・リトル・リトル神話集」

■「チャールズ・デクスター・ウォード事件」(H・P・ラヴクラフト)The Case of Charles Dexter Ward
 →「ラヴクラフト全集 2:チャールズ・ウォードの奇怪な事件」/「定本ラヴクラフト全集 4:狂人狂騒曲」

11

■「深淵の恐怖」(ロバート・W・ロウンデズ)The Abyss

■「知識を守るもの」(リチャード・F・シーライト)The World of Knouwledge

■「暗黒の口づけ」(R・ブロック&H・カットナー)The Black Kiss
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 1:暗黒の接吻」

■「窖に潜むもの」(ロバート・ブロック)the Creeper on the Crypt

■「狩りたてるもの」(ヘンリイ・カットナー)The Hunt

■「蛙」(ヘンリイ・カットナー)The Frog

■「恐怖の山」(フランク・ベルナップ・ロング)The Horror from the Hill
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 4:夜歩く石像」

12

■「アルハザードの発狂」(D・R・スミス)Why Abdoul Al Hazred Went Mad
 ちょっと扱いに困るような内容。短編というか、「ネクロノミコン」の失われてる(敢えて失われさせられている)部分、という内容なんだよね。

■「サタムプラ・ゼイロスの物語」(C・A・スミス)The Tale of Satampra Zeiros
 思いっきり昔の「ミステリ・マガジン」にて「魔神ツアソググアの神殿」という題で紹介されていたものの改題(というか原題直訳)。
 今まで古本屋を探して「ミステリ・マガジン」を探し出すぐらいしか読む手段がなかった作品が、こうして復活するのは嬉しい。ちなみに訳者は違います。

■「ヒュプノス」(H・P・ラヴクラフト)Hypnos
 →「定本ラヴクラフト全集 2」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:ヒプノス」

■「イタカ」(オーガスト・ダーレス)Ithaqua
 個人的にはこれを読むなら他の「イタカ」もしくは「ウェンディゴ」が出てくる話を読んだ方がいいと思う。

■「首切り入江の恐怖」(ロバート・ブロック)Terror in Cut-Throat Cove

■「湖底の恐怖」(ダーレス&M・スコラー)The Horror from the Depths

■「モスケンの大渦巻き」(ダーレス&M・スコラー)Spawn of the Malestrom

■「墳丘の怪」(ゼリア・ビショップ)The Mound
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 10:俘囚の塚」
 こちらの訳の方が全体的にわかりやすい(オチの意味も明瞭になっている)。

13

■「彼方からあらわれたもの」(オーガスト・ダーレス)Something from Out There

■「エリック・ホウムの死」(オーガスト・ダーレス)The Passing of Eric Holm

■「遙かな地底で」(ロバート・バーバー・ジョンスン)Far Below
 →「真ク・リトル・リトル神話集:地の底深く」

■「本を守護する者」(ヘンリイ・ハーセ)The Guardian of the Book
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 10:探綺書房」

■「哄笑する屍食鬼」(ロバート・ブロック)The Grinning Ghoul
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 2:嘲嗤う屍食鬼」/「暗黒界の悪霊:嘲笑う屍食鬼」

■「ブバスティスの子ら」(ロバート・ブロック)The Brood of Bubastis
 →「暗黒界の悪霊:猫神ブバスティス」

■「恐怖の鐘」(ヘンリイ・カットナー)Bells of Horror

■「緑の深淵の落とし子」(C・ホール・トムスン)Spawn of the Green Abyss
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 10:深淵の王者」

■「深きものども」(ジェイムズ・ウェイド)The Deep Ones

「ラヴクラフトの世界」

 これはラヴクラフトが創造した土地(インスマスとかアーカムとか)などのいわゆる「ラヴクラフト・カントリー」を題材にしたアンソロジー。原題は「Return to Lovecraft Country」。
 なお、原書とは収録順を変更されている。詳細は訳者によるあとがきを参照のこと。

■「ラヴクラフトの世界」(スコット・デイヴィッド・アニオロフスキ)Return to Lovecraft Country
 これは小説ではなく、序文及びこの本の構成・内容・方針についての説明。書いてるのはもちろん編者である。

■「その後」(フレッド・ベーレント)In the Time after

■「闇のプロヴィデンス」(ドン・ダマサ)Dark Providence

■「点を結ぶ」(ドナルド・R・バーリスン)Connect the Dots

■「アーカムの蒐集家」(ピーター・キャナン)The Arkham Collector

■「ダニッチの破滅」(リチャード・A・リュポフ)The Doom that Came to Dunwich

■「魔宴の維持」(マリイ・L・バーリスン)Keeping Festival

■「腔腸動物フランク」(ベンジャミン・アダムズ)Frank the Cnidarian

■「タトゥル」(ジェイムズ・ロバート・スミス)Tuttle

■「コロンビア・テラスの恐怖」(C・J・ヘンダースン)The Horror at Columbia Terrace

■「ヒッチハイカー」(ゲアリイ・サムター)The Hitch

■「裏道」(ロバート・M・プライス)The Shunpike

■「ファン・グラーフの絵」(J・トッド・キングリア)Van Graf's Painting

■「ポーロス農場の変事」(T・E・D・クライン)The Events atPoroth Farm

■「ハーレクインの最後の祝祭」(トマス・リゴッティ)The Last Fest of Harlequin

■「ヴァーモントの森で見いだされた謎の文書」(リン・カーター)Strange Manuscript Found in the Vermont Woods

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うしとら
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