クトゥルー関連のこと。

 「クトゥルー神話」(他に「ク・リトル・リトル」「クトゥルフ」などの呼び名もあるがとりあえずここでは「クトゥルー」で統一する)関連の書籍は多数出ているものの、どれが入手が容易なのか、あるいはどの作品は他のどの本に収録されているのか・・・といった情報があまりないので、そういう用途の為に目録を作りました。
 ただし、元々は私個人が使う目的で作っているので、他の人には使いにくいかもしれません(苦笑)その辺は御容赦を。というか、元々文庫「クトゥルー」のどの巻にどれが収録されているか探すのが面倒なので作ったのがこの目録なので(苦笑)
 ・・・邦題が変更される作品多いんだもん(汗)

 説明しなくてもわかると思うが、一応。
■その巻に含まれている作品の題名(作者名)原題(その函・目次に従う)
 →「他に収録している書籍 巻数:改題されている・もしくは違う邦題がある場合はその題」
 何かあればコメントを付けてある。

 [目録Part2](学研の本など) [目録Part3](創元推理文庫の本) [目録Part4](青心社:「クトゥルー」中心)

国書刊行会

 比較的マイナーで、かつメジャーというある意味わけのわからない出版社・・・と言ったら怒られそうだな(汗)
 一部の書籍はまだ出版社に在庫があるみたいで、濃い本屋でたまに見掛けるものが多い。

「ク・リトル・リトル神話集」
 実は、この書籍は2種類ある。
 かつて「ドラキュラ叢書」シリーズのうちの1冊として出版された物と、その後に単体で出ている物の2種。古本で探す場合はこの点に注意すること。ただし内容的に差違はないと思われる(「ドラキュラ叢書」の方は所持していないので未確認)ので、無理して「ドラキュラ叢書」版を古本で探さなくてもいいと思う。
 新刊で購入する場合は注文すればまだ購入は可能だと思う。実際、東京の書店のいくつかではまだ新刊が置いてあるし。
 後日、古本屋で見つけたのでちょっと確認してみましたが、「ドラキュラ叢書」シリーズ版と現在単体で出ている物の内容に差はありませんでした(収録内容も同一)。よほどの拘りがあるのでなければ、普通に売られている方を買うことをお薦めします。

■「アルハザードのランプ」(ラヴクラフト&ダーレス)The Lamp of Alhazred
 ウォード・フィリップスが祖父の持っていたランプを受け継いた後、ランプに灯を灯すと、そこには異なる世界の風景が・・・そのランプはかつてアルハザードが持っていたランプだったのだという。
 全然ホラーではなく、どちらかというと幻想的な内容。結構好き。

■「永劫より」(ヘイゼル・ヒールド)Out of the Eons
 →「クトゥルー 7」

■「インスマスの追跡」(ラヴクラフト&ダーレス)The Watcher from the Sky
 →「クトゥルー 2:エイベル・キーンの書置」The Deposition of Abel Keane
 「インスマスを覆う影」の後日談的な話。「永劫の研究」の1編。

■「イグの呪い」(ゼリア・ビショップ)The Curse of Yig
 →「クトゥルー 7」/「ラヴクラフト全集 別巻 上」

■「博物館の恐怖」(ヘイゼル・ヒールド)The Horror in the Museum
 →「クトゥルー 1」

■「魔女の谷」(ラヴクラフト&ダーレス)Witches' Hollow
 →「クトゥルー 9」

■「破風の上のもの」(ロバート・E・ハワード)The Thing on the Roof
 →「クトゥルー 8:屋根の上に」/「黒の碑(いしぶみ):屋上の怪物」

■「黄の印」(R・W・チェンバース)The Yellow Sign
 →「クトゥルー 3」
 個人的に好きな作品の1つ。
 「カルコサ神話」及び「黄衣の王」関連の1作だが、これ以外の「カルコサ神話」及び「黄衣の王」関連作品は翻訳して出版されていない。どうしても読みたいのなら洋書を自力で翻訳する以外にないのが残念なところ。

■「白蛆の襲来」(C・A・スミス)The Coming of the White Worm
 「白蛆」は「びゃくしゅ」と読む。

■「地の底深く」(R・B・ジョンソン)Far Below
 →「クトゥルー 13:遙かな地底で」

■「墳墓の末裔」(C・A・スミス)The Nameless Offscpring
 →「クトゥルー 8:名もなき末裔」

「真ク・リトル・リトル神話大系」

 一部の巻(特に6巻)を除けば、まだ在庫があるようなのでダメモトで注文してみるのも手か。
 あるいは、オンライン古本屋で全巻揃いを購入するのが手っ取り早い。ただし値段もそれなりなので注意(でも多くの場合、定価で買うのと同じ程度の金額なのでむしろ「安い」方。定価以上だとちょっと嫌ですが・・・)。
 ちなみに全10巻だが、6巻が分冊なので冊数としては全11冊となる。初期に発行された物は月報が付属しているので、これも読んでみたいなら古本で揃えるのがいい。新刊で買うと、まず付いていないようなので(私が新刊で購入した巻はいずれも月報がなかった)。ただし古本なら必ず付属しているとは限らない(あくまでオマケなので)。なお、月報の内容はここでは触れない。

1

■「廃都」(ラヴクラフト)The Nameless City
 →「ラヴクラフト全集 3:無名都市」/「定本ラヴクラフト全集 1」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」
 これも個人的に好き。「ネクロノミコン」の作者アブドゥル・アルハザードの名と、お決まりの文句「そは永久に・・・」が最初に出た作品。

■「爬虫類館の相続人」(ラヴクラフト&ダーレス)The Survivor
 →「クトゥルー 6:生きながらえるもの」

■「脳を喰う怪物」(F・B・ロング)The Brain-Eaters
 →「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」
 同じ作者の「喰らうものども」(クトゥルー 9、他に別題あり)とよく似た特性を持つ怪物が登場するが、話は別物なので注意。

■「妖魔の爪」(ソニア・グリーン)The Invisible Monster
 →「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」/「ラヴクラフト全集 別巻 上:マーティン浜辺の恐怖」
 話によれば、編者が「この魔物はDeep Ones(深きものども)だ」と強引にクトゥルー関連作品としたようです。
 ちなみにラヴクラフトの奥さんの手による物で、ラヴクラフトの入念な添削がなされている。

■「ハイドラ」(ヘンリー・カットナー)Hyudra
 →「クトゥルー 9:ヒュドラ」

■「嘲嗤う屍食鬼」(ロバート・ブロック)The Grinning Ghoul
 →「クトゥルー 13:哄笑する屍食鬼」/「暗黒界の悪霊:嘲笑う屍食鬼」

■「電気処刑器」(アドルフォ・デ・カストロ)The Electric Excutioner
 →「クトゥルー 8」/「ラヴクラフト全集 別巻 上」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「セイレムの怪異」(ヘンリー・カットナー)The Salem Horror
 →「クトゥルー 7:セイレムの恐怖」

■「暗黒の接吻」(ロバート・ブロック&ヘンリー・カットナー)The Black Kiss
 →「クトゥルー 11:暗黒の口づけ」

■「羅喉星魔洞」(ダーレス&M・スコラー)The Lair of the Star-Spawn
 →「クトゥルー 8:潜伏するもの」
 「羅喉」は「らごう」と読む(・・・読めるかフツー)
 注:「喉」は本当は「目へん」なのだが、FEPで探し出せなかったため「口へん」である「喉」で代用している。

2

■「ユゴス星より」(ラヴクラフト)Fungi from Yuggoth
 →「定本ラヴクラフト全集 7-II」
 「定本ラヴクラフト全集」に収められている物とは翻訳が多少異なっている他、こちらでは挿絵が変更されている。個人的には「定本ラヴクラフト全集」の方が好み(挿絵もこちらが本来のもの)。

■「墓地に潜む恐怖」(ヘーゼル・ヒールド)The Horror in the Burying Ground

■「呪術師(パパロイ)の指環」(D・J・ウォルシュ・Jr)The Rings of the Papaloi

■「彼方よりの挑戦」(C・L・ムーア/A・メリット/ラヴクラフト/R・E・ハワード/F・B・ロング)The Challenge from Byond
 5人の作家によるリレー小説。

■「妖蛆の秘密」(ロバート・ブロック)The Shamble from Stars
 →「クトゥルー 7:星から訪れたもの」/「暗黒界の悪霊:星から来た妖魔」
 このお返しがラヴクラフトの「闇をさまようもの」(クトゥルー 7など)であるのは有名。

■「怪魔の森」(フランク・B・ロング)The Space-Eaters
 →「クトゥルー 9:喰らうものども」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「ク・リトル・リトルの恐怖」(ドナルド・A・ウォルハイム)The Horror Out of Lovecraft

■「開かずの部屋」(ラヴクラフト&ダーレス)The Shuttered Room
 →「クトゥルー 7:閉ざされた部屋」

■「スタニスラウス・ヒンターシュトイザー博士の手紙」(作者不詳、というか手紙だし)Letter from Dr.Stanislaus Hinterstoisser
 「魔導書ネクロノミコン」にも収録されている。
 怪しさ爆発の内容。どーみてもコリン・ウィルソンが書いたんじゃ、というのは言わない約束。

■「死霊秘法(ネクロノミコン)断章」(A・アルハザード)The Necronomicon "Al Azif Ye Booke of Ye Aza'b"
 「魔導書ネクロノミコン」にも収録されている。
 注:原題は函の表記に従った。また、本当は「"」ではないのだが、このフォントが使えない為「"」で代用している。'だと混同してしまうので。

3

■「魔界へのかけ橋」(ラヴクラフト&ダーレス)The Horror from the Middle Span
 →「クトゥルー 6:恐怖の巣食う橋」

■「魔道師の挽歌」(C・A・スミス)The Door to Saturn
 →「クトゥルー 5:魔道師エイボン」
 クトゥルー版「やじきた道中記」といった趣の小説。割と好み。

■「闇に潜む顎(あぎと)」(R・E・ハワード)Usurp the Night

■「触手」(ヘンリー・カットナー)The Invaders
 →「クトゥルー 8:侵入者」

■「セベックの秘密」(ロバート・ブロック)Secret of Sebek
 →「クトゥルー 9:セベクの秘密」/「暗黒界の悪霊:セベク神の呪い」

■「暗黒星の陥穽」(J・ラムゼイ・キャンベル)The Mine on Yuggoth

■「妖蛆の館」(ゲーリー・メイヤース)The House of the Worm

■「大いなる帰還」(ブライアン・ラムレイ)The Sister City

■「第七の呪文」(J・P・ブレナン)The Seventh Incantations

■「メデューサの呪い」(Z・ビショップ)Medusa's Coil
 →「ラヴクラフト全集 別巻 上:メドゥサの髪」
 注:なぜか函にはこのタイトルが記載されていない。本の方も確認しなければ見逃してしまうところである。

■「断章」(ラヴクラフト)Fragments
 →「ラヴクラフト全集 7:断片」
 4篇の断篇。それぞれ「アザトート」「闇の一族」「いにしえの書」「怪夢」。
 ただし未完である……ラヴクラフトの遺稿からダーレスが掘り起こした物なので当然なのだが。
 (補足:実際にはダーレスが掘り起こしたというよりは、ロバート・バーロウが掘り起こしたもの、というのが正しいようです。初出はバーロウが出した同人誌とのことですので(「怪夢」はまた別)。(情報提供:竹岡さん)

4

■「ポーの末裔」(ラヴクラフト&ダーレス)The Dark Brothershood

■「深海の罠」(B・ラムレイ)Cyprus Shell
 →「黒の召喚者」

■「納骨堂綺談」(ダーレス&M・スコラー)The Occupnt of the Crypt

■「顔のない神」(ロバート・ブロック)The Faceless God
 →「クトゥルー 5:無貌の神」/「暗黒界の悪霊」
 ナイアルラトホテップに関する小説。ここでは「黒いスフィンクス」の姿が中心。

■「幽遠の彼方に」(ダーレス)Byond the Threshold
 →「クトゥルー 5:戸口の彼方へ」

■「夜歩く石像」(F・B・ロング)The Horror From the Hills
 →「クトゥルー 11:恐怖の山」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「ク・リトル・リトル神話研究−ラヴクラフト論−」(G・T・ウィッツェル)
 題名の通り論文であり、小説ではない。

5
 内容を見ればわかるが、ちょっとしたラヴクラフト特集といった内容である。

■「戸口の怪物」(ラヴクラフト)The Thing On the Doorstep
 →「ラヴクラフト全集 3:戸口にあらわれたもの」/「定本ラヴクラフト全集 6:戸をたたく怪物」/「暗黒の秘儀」

■「ダゴン」(ラヴクラフト)Dagon
 →「ラヴクラフト全集 3」/「定本ラヴクラフト全集 1:デイゴン」/「夢魔の書」

■「神殿」(ラヴクラフト)The Temple
 →「ラヴクラフト全集 5」/「定本ラヴクラフト全集 1:海底の神殿」

■「眠りのとばりを超えて」(ラヴクラフト)Byond the Wall of Sleep
 →「ラヴクラフト全集 4:眠りの壁の彼方」/「定本ラヴクラフト全集 1:眠りの壁を超えて」

■「深淵の恐怖」(ラヴクラフト)From Byond
 →「ラヴクラフト全集 4:彼方より」/「定本ラヴクラフト全集 1:向こう側」
 「クトゥルー 11」に収録されている同名の邦題が付いている作品は「The Abyss」であり、作者はロバート・W・ロウンデズ。紛らわしいので「彼方より」で区別した方がいい。

■「ヒプノス」(ラヴクラフト)Hypnos
 →「クトゥルー 12:ヒュノプス」/「定本ラヴクラフト全集 2:ヒュノプス」

■「セレファイス」(ラヴクラフト)Celephais
 →「ラヴクラフト全集 6」/「定本ラヴクラフト全集 1:光の都セレファイス」/「夢魔の書」

■「異形の神々」(ラヴクラフト)The Other Gods
 →「ラヴクラフト全集 6:蕃神」/「定本ラヴクラフト全集 1:異形の神々の峰」

■「霧のなかの不思議の館」(ラヴクラフト)The Strange high House in the Mist
 →「定本ラヴクラフト全集 3」

■「幻夢境カダスを求めて」(ラヴクラフト)The Dream-Quest of Unknown Kadath
 →「定本ラヴクラフト全集 3」/「ラヴクラフト全集 6:未知なるカダスを夢に求めて」
 ランドルフ・カーター物。「ドリームランド」作品の1つ。

■「ルルイエ異聞」(那智史郎)
 那智史郎によるラブクラフト/ダーレス/クトゥルー作品の解説。5巻の作品解説も一緒になっている。

6-i
 ラムゼイ・キャンベルによる序文がある。
 6巻はラムゼイ・キャンベルが編集した「New Tales of the Cthulhu Mythos」を翻訳した物。

■「クラウチ・エンドの怪」(スティーヴン・キング)Crouch End
 →「ヘッドタウン ナイトメアズ&ドリームスケープス2:クラウチ・エンド」

■「不知火」(A・A・アタナジオ)The Star Pool

■「木乃伊の手」(ブライアン・ラムレイ)The Second Wish

■「暗黒の復活」(F・B・ロング)Dark Awakening

■「シャフト・ナンバー247」(B・コッパー)Shaft Number 247

6-ii

■「角笛をもつ影」(T・E・クライン)Black Man With A Horn

■「アルソフォカスの書」(ラヴクラフト&M・S・ワーネス)The Black Tome of Alsophocus

■「蠢く密林」(デビッド・ドレイク)The Curse The Darkness

■「パイン・デューンズの顔」(ラムゼイ・キャンベル)The Faces At Pine Dunes

7
 ラヴクラフト、クトゥルー神話の研究などの論文や解説、評論などをまとめた本。
 それぞれはあちこちにも載っているようだが、全て確認するのはほとんど無理(めんどくさすぎる)ので後回し。

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8
 これまた7巻と同じ傾向の内容。
 これも内容の確認は後回し。誰か手伝ってくれません?(汗)

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9

■「盗まれた眼」(ブライアン・ラムレイ)Rising With Surtsey

■「続・深海の罠」(ブライアン・ラムレイ)Deep-Sea Conch

■「墳墓の主」(リン・カーター)The Dweller In the Tomb

■「シャッガイ」(リン・カーター)Shaggai

■「黒の詩人」(R・E・ハワード&ダーレス)The House In the Oaks

■「インスマスの彫像」(ラヴクラフト&ダーレス)Innsmouth Clay

■「妖虫」(ラムゼイ・キャンベル)The Insects From Shaggai

■「異次元通信機」(ラムゼイ・キャンベル)The Plain of the Sound

■「窖(あな)」(レイ・ジョーンズ)The Well

■「奈落より吹く風」(ダーレス)The Thing that Walked On the Wind
 →「クトゥルー 4:風に乗りて歩むもの」

10

■「月に跳ぶ人」(R・A・W・ローンダス)Leapers

■「屍衣の花嫁」(ドナルド・ワンドレイ)The Lady in Gray

■「足のない男」(ドナルド・ワンドレイ)The Tree-Men of M'Bwa

■「暗恨」(リチャード・シーライト)The Sealed Casket

■「探綺書房」(ヘンリイ・ハッセ)The Guardian of the Book
 →「クトゥルー 13:本を守護する者」

■「俘囚の塚」(ゼリア・ビショップ)The Mound
 →「クトゥルー 12:墳丘の怪」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「深淵の王者」(C・H・トンプソン)Spawn of the Green Abyss
 →「クトゥルー 13:緑の深淵の落とし子」

■「ク・リトル・リトル神話と私」(ブライアン・ラムレイ)'Cthulhu Mythos' and Myself

「黒の召喚者」
 ブライアン・ラムレイ/著 朝松 健/訳
 アーカムハウス叢書のシリーズの1冊。このシリーズは少々見つけにくいものの、まだ新刊で置いてある書店は結構あるようです。もし置いてなかったら注文してみてください。
 あと現在では東京創元社から出ている「タイタス・クロウの事件簿」にも収録されている作品もいくらかあるけど、それについては[目録3]中の「タイタス・クロウの事件簿」の項目で記しているので、そちらを参照してください(こっちで書くと余計混乱しやすいので・・・)。
 「アーカムハウス叢書」はそれぞれの作者ごとの短篇集なので、作者名は省略しています。

■「自動車嫌い」A Thing About Cars!

■「深海の罠」Cyprus Shell
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 4」

■「縛り首の木」Billy's Oak

■「屋根裏部屋の作家」The Writer in the Garret

■「黒の召喚者」The Caller of the Black
 本文の前の扉では「黒の召喚者 −タイタス・クロゥの体験談」The Caller of the Black:A Narrative of Titus Crowとなっている。

■「ニトクリスの鏡」The Mirror of Nitocris

■「海が叫ぶ夜」The Night Sea-Maid Went Down

■「異次元の潅木」The Thing from the Blasted Heath

■「魔物の証明」An Item of Supporting Evidence

■「ダイラス=リーンの災厄」Dylath-Leen

■「デ・マリニィの掛け時計」De Marigny's Clock

■「創作の霊泉」Ambler's Inspriration

■「真珠」The Pearl

■「狂気の地底回廊」In the Vaults Beneath

「定本ラヴクラフト全集」

 私は現在、7-IIしか所有していないので全部は知りません。
 一応図書館にほぼ全巻揃っているので、機会があれば調べてみます。
 追加:後日、全巻セットで入手しました。・・・が、読むヒマがないので作業は後回しです(汗)・・・ごめん。
 全10巻(7巻が分冊なので冊数としては11冊)だが、バラで揃えるのは大変かも。ハードカバーだし。
 個人的には最初からいきなりコレにを読むよりも、文庫「クトゥルー」「ラヴクラフト全集」から入った方がいいと思います。というのも、翻訳の調子のバラツキが大きいからなのですが(国書刊行会のクトゥルー関連は本当に翻訳の出来不出来が激しすぎ)。ただし原文が「ちゃんとしている」(ちゃんと考証している)のはこの「定本ラヴクラフト全集」ぐらいの物らしいですが。
 とりあえず、図書館に置いてある事が多いようなので、図書館を利用してみるといいでしょう。
 また、絶版ではありませんが、品切れは多いようです。

1
 幼年期の作品、初期短編を中心に収録。年代としては1907〜1921年の作品である。

■「洞窟に潜むもの」The Beast in the Cave
 →「ラヴクラフト全集 7:洞窟の獣」

■「錬金術師」The Alchemist
 →「ラヴクラフト全集 7」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史」

■「奥津城」The Tomb
 →「ラヴクラフト全集 7:霊廟」

■「デイゴン」Dagon
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 5:ダゴン」/「ラヴクラフト全集 3:ダゴン」/「夢魔の書:ダゴン」

■「北極星」Polaris
 →「ラヴクラフト全集 7」/「夢魔の書:ポラリス」

■「眠りの壁を超えて」Beyond the Wall of Sleep
 →「ラヴクラフト全集 4:眠りの壁の彼方」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:眠りのとばりを超えて」

■「忘却」Memory
 →「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:廃墟の記憶」

■「ファン・ロメロの変容」The Transition of Juan Romero
 →「ラヴクラフト全集 7:フアン・ロメロの変容」

■「白い帆船」The White Ship
 →「ラヴクラフト全集 6」

■「サーナスの災厄」The Doom that came to Sarnath
 →「ラヴクラフト全集 7:サルナスの滅亡」/「夢魔の書:サルナスをみまった災厄」/「書物の王国シリーズ 1・架空の町:サルナスをみまった災厄」/「ウィアード 1:サルナスをみまった災厄」

■「ランドルフ・カーターの証言」The Statement of Randolph Carter
 →「ラヴクラフト全集 6:ランドルフ・カーターの陳述」/「夢魔の書:ランドルフ・カーターの陳述」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:ランドルフ・カーターの弁明」

■「怪老人」The Terrible Old Man
 →「ラヴクラフト全集 7:恐るべき老人」

■「木魅」The Tree
 →「ラヴクラフト全集 7:木」

■「ウルサーの猫」The Cats of Ulthar
 →「ラヴクラフト全集 6:ウルタールの猫」/「夢魔の書:ウルタールの猫」/「猫に関する恐怖小説:ウルサルの猫」

■「海底の神殿」The Temple
 →「ラヴクラフト全集 5:神殿」

■「アーサー・ジャーミン卿の秘密」Facts Concerning the Late Arthur Jermyn and His Family
 →「ラヴクラフト全集 4:故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」

■「古い通りの物語」The Street
 →「ラヴクラフト全集 7:通り」

■「光の都セレファイス」Celephais
 →「ラヴクラフト全集 6:セレファイス」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:セレファイス」/「夢魔の書:セレファイス」
 注:原題は本来、「i」は上の点が2つの字体、「a」の上にダッシュみたいな記号が付いた字体であるが、これは一般のPC用テキストでの再現が出来ない字体のため、平凡な字体である「i」「a」で表記している。念のため。
 私の所持している本では1ページのみ、なぜか「Celephias」と誤記されている。

■「向こう側」From Beyond
 →「ラヴクラフト全集 4:彼方より」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:深淵の恐怖」

■「ナイアラーソテップ」Nyarlathotep
 →「ラヴクラフト全集 5:ナイアルラトホテップ」/「夢魔の書:ナイアーラトテップ」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:ニャルラトホテップ」

■「一枚の絵」The Picture in the House
 →「ラヴクラフト全集 3:家の中の絵」

■「忘却の彼方へ」Ex Oblivione

■「廃都」The Nameless City
 →「ラヴクラフト全集 3:無名都市」/「真ク・リトル・リトル神話大系 1」/「新編 真ク・リトル・リトル神話大系 1」/「夢魔の書:無名都市」

■「流離の王子イラノン」The Quest of Iranon
 →「ラヴクラフト全集 7:イラノンの探求」

■「月沼」Tme Moon-Bog
 →「ラヴクラフト全集 7:月の湿原」

■「アウトサイダー」The Outsidet
 →「ラヴクラフト全集 3」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史」
 かの平井呈一訳である。元々は「怪奇小説傑作集I」(世界大ロマン全集)で発表、「幻想文学 第6号/ラヴクラフト症候群」にも収められた訳文だが、一般的な本に入っている物はこれだけ。他はいずれも訳者が異なる。興味があれば訳文を読み比べるのもおもしろいかと。

■「異形の神々の峰」The Other Gods
 →「ラヴクラフト全集 6:蕃神」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:異形の神々」

■「エーリッヒ・ツァンの音楽」The Music of Elich Zann
 →「ラヴクラフト全集 2」/「夢魔の書」
 翻訳の注記でも書かれているが、「バイオール」「ヴィオル」(ラヴクラフト全集での表記)は原文では「viol」。今で言うバイオリンの前身で、当然ながらバイオリンより古い楽器。

 以下の4作品は幼児期作品。なので特に解説はなし(子供の書く物だし・・・)
■「小さなガラスびん」Little Glass Bottle
■「秘密のどうくつ」The Secret Cave
■「墓のなぞ」The Mystery of the Graveyard
■「不思議な船」The Mysterious Ship

■「ラヴクラフト=テクストにおける諸問題」(S・T・ヨシ)Textual Problems in Lovecraft
 ラヴクラフトのみならず怪奇・幻想関係の研究者である著者が書いた論文。
 これを読むと、「(ラヴクラフト作品の)マトモな文章がわかりにくい」のは「読みにくい」とか「原本自体存在しない」などの理由だけではない、というのがよくわかります。
 ちなみに「定本ラヴクラフト全集」では、原則としてS・T・ヨシ先生の検証したテキストを使っているとのこと(翻訳の出来不出来の混在はともかく・・・)。「真ク・リトル・リトル神話大系」に含まれているラヴクラフト作品がどちらのテキストを使っているかは知りませんが(「真〜」が少し先に出ているので、古い方のテキストだと思います)。
 ついでに、創元推理文庫の「ラヴクラフト全集」はアーカムハウス版のテキストが原本のようです(検証されたテキストが出たのが後だったから、というのもあるようですが)。

■「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」(サミュエル・ラヴマン)Howar Phillips Lovecraft
 ラヴクラフトと交流のあった著者による思い出話。

2
 1922-24年に書かれた作品を収録の他、共同作品も収録。

■「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」Herbert West-The Reanimator
 →「ラヴクラフト全集 5」/「フランケンシュタインの子供」
 原題の表記が、この本では「The」が含まれているが、どちらが正解なのだろうか?参考までに、ペンギン社のペーパーバックでは「The」は含まれていない。

■「ヒュプノス」Hypnos
 →「クトゥルー 12」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5」/「ラヴクラフト全集 7:眠りの神」

■「月の魔力」What the Moon Brings
 何故か目次にはこのタイトルが入っていない。

■「妖犬」The Hound
 →「クトゥルー 4:魔犬」/「ラヴクラフト全集 5:魔犬」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史」

■「おそろしきもの潜む」The Lurking Fear
 →「ラヴクラフト全集 3:潜み棲む恐怖」

■「壁のなかの鼠」The Rats in the Walls
 →「ラヴクラフト全集 1:壁の中の鼠」/「ウィアード 3:壁の中の鼠」

■「名状しがたきもの」The Unnameable
 →「ラヴクラフト全集 6:名状しがたいもの」

■「祝祭」The Festival
 →「クトゥルー 4:魔宴」/「ラヴクラフト全集 5:魔宴」

■「斎忌の館」The Shunned House
 →「ラヴクラフト全集 7:忌み嫌われる家」「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:忌まれた家」
 「斎忌」は「いみ」と読む。

■「緑暝記」The Green Meadow
 →「ラヴクラフト全集 7:緑の草原」
 エリザベス・バークレーとの共同作品。

■「詩と神々」Poetry and the Gods
 →「ラヴクラフト全集 7」
 アンナ・H・クラフツとの共同作品。

■「ファラオとともに幽閉されて」Imprisoned with the Pharaohs
 →「ラヴクラフト全集 7」
 ハリー・フーディーニとの共同作品。ただし実際には「ラヴクラフト作品である」という評価が大半。

■「ラヴクラフトの思い出」(ラインハート・クライナー)
 ラヴクラフトと交流のあった著者による思い出話。

■「素顔のラヴクラフト」(ソニア・H・デーヴィス)
 ラヴクラフトと一時結婚していたソニア・グリーンによる、ラヴクラフトの思い出など。
 ラヴクラフトが亡くなった後に書かれた物で、ラヴクラフトへの追悼文でもある。
 著者名が「ソニア・グリーン」でないのは、ラヴクラフトと離婚した後に再婚した為、再婚後の姓名で書いてるのです。

■「『アウトサイダー』をめぐる随想」(ウィリアム・フルワイラー)
 短編「アウトサイダー」について書かれたもの。短いが、内容はきっちりしている。

3
 収録作品は1925-26(27)のものだが、ラヴクラフト自身がニューヨークで生活した1924-26(いわゆる「ニューヨーク時期」)の影響が見られる他、現在でいう「クトゥルー神話」「ラヴクラフト作品」を構成する重要な要素が出てきた時期でもある(まぁ、不作といえば不作ではあるが・・・)。

■「レッドフック街怪事件」The Horror at Red Hook
 →「ラヴクラフト全集 5:レッド・フックの恐怖」

■「あいつ」He
 →「ラヴクラフト全集 7:あの男」

■「死体安置所で」In the Vault
 →「ラヴクラフト全集 1:死体安置所にて」/「ウィアード 4:地下納骨堂にて」

■「冷気」Cool Air
 →「ラヴクラフト全集 4」/「マッド・サイエンティスト」

■「クスルウーの喚び声」The Call of Cthulhu
 →「クトゥルー 1:クトゥルーの呼び声」/「ラヴクラフト全集 2:クトゥルフの呼び声」/「夢魔の書:クトゥルーの呼び声」ほかにも山盛り(絶版の本が多いけど)

■「ピックマンのモデル」Pickman's Model
 →「ラヴクラフト全集 4」

■「銀の秘鑰」The Silver Key
 →「ラヴクラフト全集 6:銀の鍵」

■「霧のなかの不思議の館」The Strange High House in the Mist

■「幻夢境カダスを求めて」The Dream-Quest of Unknown Kadath
 →「ラヴクラフト全集 6:未知なるカダスを夢に求めて」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5」

■「這いうねる混沌」Crawling Chaos
 →「ラヴクラフト全集 別巻 上」
 エリザベス・バークレーとの共同作品。
 一応書いておくけど、ナイアルラトホテップとは何の関係もない作品です。

■「死灰」Ashes
 →「ラヴクラフト全集 別巻 上:灰」
 C・M・エディー・Jrとの共同作品。

■「ラヴクラフトと呼ばれた男」(E・ホフマン・プライス)The Man who was Lovecraft
 ちょっと変わった内容の、ラヴクラフトに関する思い出話。

■「二人の紳士の邂逅」(オーガスト・ダーレス)Providence: Two Gentlemen Meet ad Midnight
 二人の紳士の片方は当然ラヴクラフト。では、もう片方は・・・?(原題を見ればバレバレだと思うけど)

4
 1927-32の作品。「ダンウィッチの怪」をはじめ、主要な作品ばかりである。

■「狂人狂想曲」The Case of Charles Dxter Ward
 →「クトゥルー 10:チャールズ・デクスター・ウォード事件」/「ラヴクラフト全集 2:チャールズ・ウォードの奇怪な事件」

■「異次元の色彩」The Colour out of Space
 →「ラヴクラフト全集 4:宇宙からの色」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史」

■「『死霊秘法』釈義」History of Necronomicon
 →「ラヴクラフト全集 5:資料『ネクロノミコン』の歴史」

■「イビット」Ibid

■「ダンウィッチの怪」The Dunwich Horror
 →「ラヴクラフト全集 5:ダニッチの怪」

■「犬と猫」Cats and Dogs

■「古えの民」The Very Old Folk

■「ホワイトヘッドを悼む」In Memoriam:Henry st. clair Whitehead.

■「ラヴクラフト投書抄」Lovecraft in "The Eyrie"

■「H・P・ラヴクラフト−その家庭を暗影」(J・ヴァーノン・シェイ)The House and the Shadows

5
 1930-31年の作品。この辺りになると、さすがに長編揃いでボリュームもある。

■「闇に囁くもの」The Wisperer in Darkness
 →「クトゥルー 9」/「ラヴクラフト全集 1」

■「狂気山脈」At the Mountains of Madness
 →「ラヴクラフト全集 4:狂気の山脈にて」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:狂気の山にて」

■「インズマスの影」The Shadow Over Innsmouth
 →「クトゥルー 8:インスマスを覆う影」/「ラヴクラフト全集 1:インスマウスの影」

■「『インズマスの影』のための覚え書き」Notes for 'The Shadow Over Innsmouth'

■「『インズマスの影』の下書き」Discarded Draught of 'The Shadow Over Innsmouth'

■「『狂気山脈』ノート」Notes for 'At the Mountains of Madness'

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■「魔女屋敷で見た夢」The Dream in the Witch House
 →「ラヴクラフト全集 5:魔女の家の夢」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史」

■「戸をたたく怪物」The Thing on the Doorstep
 →「ラヴクラフト全集 3:戸口にあらわれたもの」/「真ク・リトル・リトル神話大系 5:戸口の怪物」

■「超時間の影」The Shadow out of Time
 →「ラヴクラフト全集 3:時間からの影」

■「闇の跳梁者」The Haunter of the Dark
 →「ラヴクラフト全集 3:闇をさまようもの」/「クトゥルー 7:闇をさまようもの」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:闇に這う者」

■「邪悪な牧師」
 今のところ、他の本には収録されてないっぽいけど、わざわざ読むような内容でもないと思う(はっきり言えばあまりおもしろくない)。オチも他の作品を読んでいるとすぐわかってしまうし。とりあえず何の話に似てるかは書かないけど・・・

■「『超時間の影』のためのノート」Notes of "The Shadow Out of Time"
 本当に単なる覚え書き。2ページにも満たないし。

■「銀の秘鑰の門を超えて」Through the Gates of the Silver Key
 →「クトゥルー 6:銀の鍵の門を越えて」/「ラヴクラフト全集 6:銀の鍵の門を越えて」/「ラヴクラフト恐怖の宇宙史:銀の鍵の門を超えて」

■「エリックスの迷路」In the Walls of Eryx
 →「「ラヴクラフト全集 別巻 下:エリュクスの壁のなかで」
 ケネス・スターリングとの合作作品。

■「夜の海」The Night of Ocean
 →「ラヴクラフト全集 別巻 下」
 R・H・バーロウとの合作作品。

■「幻影の王」(ホフマン・プライス)The Lord of Illusion
 「銀の秘鑰の門を超えて」のオリジナル。

■「一紳士の死−H・P・ラヴクラフトの最後の日々」(R・アレン・エヴァーツ&フィリップス・ギャムウェル三世)The Death of a Gentleman; The Last Days of Howard Phillips Lovecraft
 ラヴクラフトが息を引き取るまでの数日間の事が書かれている、ドキュメント風の内容。

7-I 評論編
 評論編。

7-II
 評論編。

8
 評論編。

9
 前半は書簡集(1925〜1930年)。

■「二つの黒い壜」(ウィルフレッド・B・タルマン)Two Black Bottles
 →「ラヴクラフト全集 別巻 上」
 合作作品。

■「海の水涸れて」(ロバート・H・バーロウ)Till All the Seas  →「ラヴクラフト全集 別巻 下:すべての海が」
 合作作品。

■「恐怖の陰に潜むユーモア 『ダンウィッチの怪』と『闇に囁くもの』の成立事情」(ドナルト・R・バールスン)Humor Beneath Horror
 

■「ラヴクラフト――想像的文学における不協和的要素」(ダーク・W・モジッグ)Lovecraft: The Dissonance Factor in Imaginative Literature
 

■「ラ・イラーの支配者」(マシュー・H・オンダードンク)The Lord of R'lyeh
 

 これ以降の巻も順次追加予定。

「新編 真ク・リトル・リトル神話大系」

 「真ク・リトル・リトル神話大系」から5巻(ラヴクラフト作品の巻)、7/8巻(評論など資料編)を除き小説のみで構成し、収録の順番も執筆年/発表年の順に変更したもの。こちらはソフトカバーになったので、扱いやすくなった。

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■「廃都」(ラヴクラフト)The Nameless City
 →「ラヴクラフト全集 3:無名都市」/「定本ラヴクラフト全集 1」/「真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「妖魔の爪」(ソニア・グリーン)The Invisible Monster
 →「真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「怪魔の森」(フランク・B・ロング)The Space-Eaters
 →「クトゥルー 9:喰らうものども」/「真ク・リトル・リトル神話大系 2」

■「俘囚の塚」(ゼリア・ビショップ)The Mound
 →「クトゥルー 12:墳丘の怪」/「真ク・リトル・リトル神話大系 10」

■「電気処刑器」(アドルフォ・デ・カストロ)The Electric Excutioner
 →「クトゥルー 8」/「ラヴクラフト全集 別巻 上」/「真ク・リトル・リトル神話大系 1」

■「夜歩く石像」(F・B・ロング)The Horror From the Hills
 →「クトゥルー 11:恐怖の山」/「真ク・リトル・リトル神話大系 4」

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うしとら
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