2010年9月
表参道のGoFaで開催されている「まつもと泉初原画展」に慌てて行く。「慌てて」というのは、今回の原画展は期間を1stと2ndに区切って、それぞれで展示内容が違うという話で、1stの最終日近くになってきたから。
うーん、1stは「きまぐれオレンジ☆ロード」初期の絵中心という事なのかな。「真っ赤な麦わら帽子」「ルージュの伝言」の原稿がちょっと嬉しかったり。
カラー(主に単行本表紙)原画は、印刷だとわからない部分……例えば水着の部分は一度切り抜いて身体を塗った後改めて水着の部分を貼り付けてるっぽい(単行本4巻)とか、絵全体に飛び散ってるのは別に作ったパーツを貼りつけてあるのか(単行本14巻)とか。あと一部のカラーイラストはなんかセルっぽいと思ったらそういうシールなのか(「せさみ☆すとりーと」のカラー絵などの水彩にありがちなムラが一切ないヤツね)とか。確かこの時期に使ってる人ってまだ少なかった頃、かな。
そして春日夫妻の絵(!)も見る事が出来てびっくり……っても、これは連載「前」の設定で、ボツになった物だけど(同時期に作られた恭介たちの設定も公開されてるけど、結構変更されてる部分が多い)。
しかし改めて、カラーの方は特に「マンガ絵」から「イラスト」になっていくなぁと思ったり。
さて2ndの方は早めに行かないと……忘れそうだ(汗)
この頃、メインPCを使っててどうも使い勝手が変だなぁ、と思ってたんだけど、やっと原因が判明。
マウスのスイッチが壊れた……orz
ちなみに使ってるのはLogicoolのマウスだけど、うーむ。いつも思うんだが、普通の型番もマウスのどっかに入れててくれないものかねぇ……(汗)型番がわからん。
まあ、使ってるのはごく普通のデザインの物なんだけど、Logicoolは早々に生産終了しやがったしなぁ(頼むから普通のデザインのも継続して売ってくれ……(汗))。まあLogicool的には「いつもの事」(高級モデルとかは継続するけど、普通のデザインのは次々に変更しまくり。おかげで気に入った物がすぐに買えなくなる……orz)だからなぁ。
まあ、こういう事もあろうかと今年の初めの頃に特価で出てた、同じトコのV450 Nanoを買っておいたのさ、という訳でそそくさと交換。
うん、ちゃんと使えるって事はやっぱマウスのスイッチが壊れたって事ね。多分スイッチの内部の板バネが死んだんだろう(タクトスイッチは板バネ式なので、これで死ぬのは普通の事。というか数年使っても死なない方が変ですけどね)。
…………ところで、私が買ったの、黒なんですが、えーと…………触ってて気持ち悪い感触が。というかラバーを使うの勘弁して欲しいなぁ……(汗)(と言っても、V450 Nano自体既に現行品に取って変わられてるけど。だから特価品だった訳で。)まあこれは元々応急処置用に買った物だから、今度マウスを探しに行くか。
ちなみに前はマウスのスイッチが壊れた時、中を分解してスイッチ付け替えれば大丈夫だろ、と思って分解してみた事もあります。
結果?
……壊れるの、スイッチの中の板バネだけ「じゃない」んだよね……(手が直接押す部分も根本にヒビが入ってた。つまりスイッチを直した所で今度はこっちがすぐ死ぬので直す意味がない)
注文してた品が到着。
今回注文したのは、ドイツ語版「ヤン川を下る長閑な日々」こと「Das Land des Yann」。
といっても、今回入手したのは2007年度版なのですが……ちなみに旧版は2006/5に入手済みだったり。
例によって撮影。
左が1983年ドイツ語版、真ん中が今回入手した2007年ドイツ語版、右が1991年国内版。手前にあるのは国内版の函。
という訳で、真ん中の表紙が気になってたんで、注文してたんですよね。
ちなみに中身は当たり前だけど前のドイツ語版と同じ。ただ、今回はハードカバーになってましたが(その為前よりやや厚くなっている。でも本文だけで比べると同じ厚さですが)。
しかしうーん、ボルヘスの「バベルの図書館」(念の為。「ヤン川〜」もこの中の1冊です)って、ドイツでは一度新装版が出てるのか……他の言語版ではどうなんだろうなぁ。まあ、あまり探す気はないけど(苦笑)
コミケ後だからか、物欲を抑えてた反動が……(苦笑)
という事で、気になってた洋書をいくつか購入。
今回買ったのは、「Holy Bible」「Tales of the Lovecraft Mythos」、後はドレの画集のうち「失楽園」「神曲」「狂えるオルランド」。
「Holy Bible」は前にもダンセイニ絡みで買ってたんだけど、その時はまだ「欽定英訳聖書」の歴史がわかってなかったんだよね……と書けば察しがつく人もいると思います。
ええ、その時に買ってたのは改訂版、つまり「New King James Version」、いわゆるNKJVだったと……(苦笑)道理で「あれ?thouが出てこねぇ?(普通にyouが使われてる)」だった訳だ……orz
まあ読みやすいからいいけど、やっぱり「ダンセイニが読んでた頃の文章」も見てみたいと思ってたけど、どう探せばいいんだろ……と思ってサボってた(コラ)んだけど、今回少し調べてみたら、区別の仕方がわかったので(つかそういう事はもっと早く調べようね、俺……)、今回はちゃんと「古い方の」欽定英訳聖書(KJV)を指定して購入したという次第。
ちなみに少し読んでみたら、KJVとNKJVでもかなり違うんだねぇ。「時と神々の物語」での解説の意味がやっとわかった。(例えばKJVでは文頭のAndが多用されているけど、NKJVでは文頭にAndとThenを使い分けているので、この解説にある事柄を理解するにはKJVでなきゃいけない)
ただ、買ったのが「Bold Text Version」(ちなみに商品説明にも一応書いてあるが読んでなかった)だもんで、結構黒い……(苦笑)まあBlackletterよりはマシだけど(流石にコレで印刷されてたら読みにくいどころじゃない……)
「Tales of the Lovecraft Mythos」はある事情で「どんなんだろ」と思ってググってみたら「え?『暗黒のファラオの神殿』も入ってるのか!?」と衝動で注文。しかしこの収録作、ほとんどが「クトゥルー」で訳されてる物なんだねぇ。
ドレの画集は、創土社の本などでドレの絵が使われてる(例えば創土社「暗黒の秘儀」の函の絵がドレ)んだけど、それらの元になってる絵が見たかったから。
てっきり古本とかでないと無理かなと思ってたら、画集でなら今でも普通に売ってる(まあ洋書での話だけど)というので、注文した次第。この辺は洋書凄いなぁ……(しかも普通に安い)
さて少しずつ読むか。主に画集を(マテ)
やっと欲しかったのを入手。
今回は「ファンタジアン」「アドバンストファンタジアン」「リザード」の3本。
という訳で、前から持っている「アスピック」のパッケージを発掘してきて、早速撮影。
ちなみに「ファンタジアン」シリーズはPC-88版、「リザード」がFM-7:テープ版、「アスピック」がFM77AV版ですね。
ここに出てる「リザード」はマイクロキャビンから出てるけど、元はクリスタルソフト……というか、「リザード」の場合、PC-6001/X1/S1/MZ-2500版がクリスタルソフト(オリジナル)で、PC-80/88/98版がリバーヒルソフト、FM-7/MSX版がマイクロキャビンから出たというちょっと変わった事情があるんですよね。
とりあえず「リザード」のテープ版をイメージファイル化してみたけど、んー…………一応動くんだけど、「時々起動しない事がある」とちと不安定。むう。
まあ「リザード」自体はEGGでPC-88版が出てる(当然購入済みですが何か?)ので、基本的にはそっちで遊ぶ……かも。操作もそっちの方がラク(いやまあ、テープとディスクの差が、ね……(苦笑)これは仕様がないんだけど。ちなみにわからない人へ。テープは「自分でロードしなきゃいけない」のですよ?あとセーブの時も「録画」の操作が必要だったりと、結局ディスクで遊ぶ方が快適なんですよね)
それはともかく、これでクリスタルソフトの初期の名作RPGが揃った、と(「夢幻の心臓」は以前にネタにしてるのでそっち参照)。
「ファンタジアン」は元々は山下章の「チャレンジ!パソコンAVG&RPG I」に載ってた時からずっとやってみたかったんだよね。特にタイトル画面の写真がカッコよかったから(兵士の頭のアップにロゴのヤツね。ちなみにこれはディスク版の画面だけらしいがそうなんだろうか?)。でもFMでは出なかったので……(これもEGG版を購入済み)
「アドバンストファンタジアン」も同じくチャレアベVに載ってたのが知ったきっかけだな。当時は「え?アレに続編出たの?」と思ったけど。これはEGGでは扱ってないなぁ(初期EGGでは扱ってたが、何か問題があったとかで速攻で消えたまま。出た時買っとけば良かったなぁ……orz)
で、「アスピック」は…………正確には私の物じゃなくて、兄弟が買った物なんだけど……これが現在ではディスクが行方不明orzううむ……(汗)
オークションを見てもたーまーにしか出ない上に、狙ってる人が結構いるので高値安定だしなぁ。うう。
EGGではX1版の「アスピックスペシャル」が出ているので、勿論これは購入してるんだけど……X1版とFM77AV版は印象が結構違うというか、違和感が結構ある(多分X1版を遊んだ人がFM77AV版を遊んでも同じ事を言うと思う)んで、今後出来ればFM77AV版も配信して欲しいところ。
あといくつか余談。
「アスピック」は当時、「リザード」の続編だって事は気付いてなかったなぁ……。「Oh!FM」での紹介記事では書いてなかったっけか、うーむ記憶が。
また当時はこの攻略記事がなかなか見つからなくて(ちなみにPCゲーム誌は当時なかなか買えなかったので、攻略本頼りだったが、これも図書館がメインだった。だって当時の地元の本屋にはそういう本あまり置いてなかったんだもん)、結局序盤で投げた覚えがあるんだけど(苦笑)
まあ当時攻略記事があまり出なかったのは今事情を知ると納得は出来る。……だって「PC-6001」と「X1」と「FM77AV」の3つじゃ、そりゃ攻略記事あまり出てこないよなぁ……(汗)(しかもFM77AVは最後発だからその頃には他機種の攻略記事は見つけにくくなってると……)補足すると、この時期は既にPC-88全盛期の辺りなんだよね。
ともあれ、これでクリスタルソフトの初期RPGが揃ったのは結構嬉しい。
……「アスピック」のディスクがあればなぁ……orzというのはありますけど。
PHP研究所から出た「狂気の山脈」「インスマウスの影」を購入、読了。
うむ、今回も森瀬さんによる解説がたーーーーっぷりと(笑)
で、「狂気の山脈」の方の解説は、いきなりダンセイニからの引用が出てきてびっくり。……まあ、確かに同じ名前なんだよなぁ。(どの作品からの引用かは自分でお読み下さい)
あとこちらはアーサー・C・クラークの「陰気な山脈にて」の翻訳も収録されているのですが……とりあえず感想はノーコメントで(苦笑)ちなみに悪い意味じゃないので念の為。
「インスマウスの影」の方にもダンセイニについて触れた部分がありますが、読んでて「ん?」と思ったら、「クトゥルフの呼び声」の時と違って大瀧訳(表記)になってんのか。
どちらもマンガの部分は結構いい感じに出来てると思う。特に、原作を読んでる時には気付きにくいネタがわかりやすくなってたりするのがちょっと嬉しい。
そして……今後数冊ほど、他社からも関連書籍の刊行予定がある事が書かれてるので、これまた凄く楽しみだなぁ、と思ったり。さていつになるやら。
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